【注意喚起】+870はどこの国？末尾「0110」は警察を名乗る詐欺電話・不審電話に要注意【2025年最新版】

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2025.09.17

はじめに：+870からの不審電話・迷惑電話が増加中
+870はどこの国？実はインマルサットの衛星通信専用番号
なぜ「0110」を悪用するのか？詐欺電話の手口
【解説】スプーフィング（番号偽装）とは？
実際に報告されている+870番号の一例
出てしまった！+870からの電話にどう対応すべき？
FAQ（よくある質問）
まとめ：+870番号は迷惑電話や詐欺電話に悪用されるリスク大
免責事項
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参照

はじめに：+870からの不審電話・迷惑電話が増加中

最近、「+870」から始まる国際電話の着信が全国的に報告されています。
特に末尾が「0110」となる番号は、日本の多くの警察署で使われる代表番号を連想させ、警察を名乗る詐欺電話の可能性があります。

一見すると国際機関や公的機関の番号に見えますが、一般利用者に+870から直接電話がかかってくることはほぼありません。
このため、スプーフィング（番号偽装）を悪用した迷惑電話の可能性が高く、注意が必要です。

+870はどこの国？実はインマルサットの衛星通信専用番号

国際電話の「+8」帯は、東アジアや国際通信に割り当てられています。

代表的な+8帯の国番号：

+81：日本
+82：韓国
+84：ベトナム
+86：中国
+87：国番号としては未使用
+870：インマルサット（衛星通信番号／海上・航空で利用）

👉 つまり「+870」は国番号ではなく、衛星通信専用の番号です。
一般家庭や日本の警察が、この番号を使って個人に連絡することはありません。

なぜ「0110」を悪用するのか？詐欺電話の手口

「0110」は日本の警察署の代表番号として広く認知されています。
詐欺グループはこれを悪用し、あたかも警察からの正式な連絡であるかのように装います。

よくある誘導パターン：

「〇〇警察署の者ですが…」と名乗る
「あなた名義の口座が犯罪に利用された」と不安を煽る
「逮捕状が出ている。すぐに出頭してください。」と脅す。
すぐには出頭出来ない言うと、別媒体（LINEなどのビデオ通話）に誘導

⚠️ 日本の警察が「+870」や国際番号から個人に電話することは絶対にありません。

【解説】スプーフィング（番号偽装）とは？

スプーフィングとは、着信履歴に表示される番号を偽装して発信する手口です。

特徴：

表示番号と実際の発信元が一致しない
警察番号「0110」に似せて信頼感を装う
警視庁や京都府警など実在する警察を名乗る

👉 番号表示だけでは本物かどうか判断できません。

実際に報告されている+870番号の一例

ネット上の報告例では、以下のような番号が確認されています。

+870029260110

会話例：

「〇〇さんでよろしいでしょうか？警視庁の□□です」
「あなた名義の口座がマネーロンダリングに利用されています」
「逮捕状が出ています。至急出頭してください」

➡ これは典型的な「ニセ警察詐欺」の会話例です。

出てしまった！+870からの電話にどう対応すべき？

すぐ切る – 不審な国際番号には応答しない
指示に従わない – 「1を押せ」などの操作は絶対に避ける
折り返さない – 発信すると高額請求リスクあり
個人情報を伝えない – 氏名・口座・マイナンバー等は危険
公式に確認する – 警察相談専用電話（#9110）や消費者ホットライン（188）に相談

FAQ（よくある質問）

Q1. +870はどこの国番号ですか？
A1. 国番号ではなく、インマルサットの衛星通信専用番号です。

Q2. 警察が+870から電話してくることはありますか？
A2. ありません。番号偽装の可能性が高いです。

Q3. 出るだけで料金はかかりますか？
A3. 着信を受けるだけではかかりません。ただし折り返すと高額請求につながる事例も報告（ワン切り詐欺）されています。

Q4. 「1を押してください」と言われた場合は？
A4. 押さずにすぐ切ってください。その後#9110や188に相談しましょう。

Q5. 情報を伝えてしまったら？
A5. すぐに金融機関、警察（#9110）、消費者ホットライン（188）に連絡してください。

まとめ：+870番号は迷惑電話や詐欺電話に悪用されるリスク大

+870はインマルサットの衛星通信番号で、一般利用者には無関係
「0110」を悪用した警察名乗り型の不審電話に要注意
対策は 出ない・押さない・折り返さない・相談する の4原則

📞 相談・通報先
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警察相談専用電話：#9110
消費者ホットライン：188
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免責事項

本記事は一般的な注意喚起を目的としています。すべてのケースに当てはまるとは限りません。実際の被害や不審な電話を受けた場合は、警察や通信事業者の公式窓口にご相談ください。