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+69ってどこの国?「+」付き電話番号の意味と詐欺の見抜き方を解説

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はじめに

電話番号の頭に「+」が付いていると、それだけで不安になりますよね。
特に「+69」など見慣れない番号から着信があると、「誰?どこの国?」と戸惑う方も多いはず。

この記事では、

  • 「+69」の国番号としての意味
  • 「+」付き電話番号の正しい仕組み
  • よくある詐欺電話の見分け方

をわかりやすく解説します。


「+」は何を意味しているのか?

まず、「+」は国際電話を意味するプレフィックス(接頭辞)です。
日本のスマホや固定電話では「国際電話が着信していますよ」というサインとして表示されます。

例:

  • 「+1」はアメリカ
  • 「+44」はイギリス
  • 「+81」は日本

つまり、「+」のあとは国番号が続く仕組みになっています。


「+69」はどこの国番号?

結論から言うと、+69という国番号は存在しません(2025年8月現在)

「+690」「+691」「+692」といった似た番号は存在しており、以下のように割り当てられています:

番号割り当て国・地域
+690トケラウ諸島(ニュージーランド領)
+691ミクロネシア連邦
+692マーシャル諸島

つまり、「+69」で始まる電話は、

  • 国番号の一部だけが表示された
  • スプーフィング(番号偽装)の可能性がある

といった怪しいケースが考えられます。


なぜ「+69」のような番号が表示されるの?

主な理由は以下のとおりです:

① 番号の一部しか表示されていない

通信事業者や端末の仕様により桁数が足りず、本来の国番号が途中で切れてしまうことがあります。

② スプーフィング(番号偽装)

詐欺グループが技術的に「存在しない番号」を装って電話をかけてくる手口。
「+69」は信憑性がない分、相手を驚かせたり注意をひくために使われることもあります。


「国際電話の詐欺」を見抜くポイント

以下のような特徴がある電話には注意が必要です:

  • 突然「NTT」や「日本の警察」などを名乗る
  • 自動音声で「2時間後にサービスが停止されます」などと告げる
  • 番号の先頭が「+69」「+87」「+88」など見慣れないもの
  • 「オペレーターにつなぐには○を押してください」と指示してくる
  • LINEのビデオ通話などに誘導しようとする

怪しい電話が来たときの対処法

  1. 心当たりのない国際電話には出ない
  2. 絶対に折り返さない
  3. 通話中に指示に従わない(番号入力しない)
  4. ブロック・迷惑電話報告をする
  5. 録音機能がある場合は記録しておく
  6. 不安な場合は消費者ホットライン(188)や警察相談窓口(#9110)に相談する

FAQ:よくある質問

Q1. 「+69」からの着信に出てしまった!大丈夫?
→ 出ただけでは料金は発生しませんが、不安ならブロックしておきましょう。

Q2. 海外に知人がいないのに国際電話がかかってきたのはなぜ?
→ スパムや詐欺の可能性があります。出ないようにしましょう。

Q3. 番号が「+690」「+691」など正規の国番号でも詐欺の可能性はある?
→ はい。正規の国番号であっても、スプーフィングされている場合があります。


まとめ

「+69」という番号がかかってくると不安になりますが、実は国番号としては存在しないことがわかりました。
「+」は国際電話のサインであり、「+69」のような表示はスプーフィングの可能性が高いです。

怪しい番号には出ない、折り返さない、個人情報を話さない。
この3原則を守って、安全にスマートフォンを使いましょう。


免責事項

本記事は2025年8月時点の情報をもとに執筆しています。
詐欺電話の手口は日々巧妙化しているため、すべてのケースに当てはまるとは限りません。
不審な電話があった際は、消費者ホットライン(188)や最寄りの警察署に相談してください。

参照ページ

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