結論
今回のメールは、公式を装って不安を煽り、外部サイトへ誘導するタイプのフィッシングメールの可能性が考えられます。
少なくとも、メール内リンクから直接ログインすることは避け、公式サイトや公式アプリから状況を確認するのが安全です。
最近、東海旅客鉄道(JR東海)が提供する
スマートEX や
エクスプレス予約(EX予約)を装った不審なメールが確認されています。
件名は、
【EX予約】 セキュリティ通知第三者が不正に利用を試みた可能性があります
というものです。
「スマートEX 不審メール」「EX予約 セキュリティ通知 本物」と検索されている方も多いのではないでしょうか?
このメールが本当に公式からの連絡なのか、不安になりますよね。
本記事では、確認されたメールの特徴と、安全に確認する方法を整理します。
確認されたメールの概要
送信元表示名:スマートEX
送信元アドレス:user[.]hdlgh[@]oqwenjg[.]cn
※送信元アドレスは迷惑メール対策のため頻繁に変更される可能性があります。
.cnドメイン(中国の国別コード)が使われています。
JR東海が.cnドメイン(中国の国別コード)が使って、日本国内向けに連絡することは、一般的には考えらません。
メール本文の内容(例)
本文では次のような内容が記載されています。
EX予約にログインしたことを通知するメールです。
第三者が不正にログインを試みた可能性があります。ご本人様のご利用でない場合、早急にパスワード再登録を行って下さい。
そのうえで、以下のリンクが設置されています。
【PCをご利用の方はこちら】
h**p://shinkansen1-jr-central[.]jp/hrswnlj8q/index[.]php
【スマートフォンをご利用の方はこちら】
h**p://shinkansen1-jr-central[.]jp/wrzrc89wd/index[.]php
※誤クリック防止のため、リンクはすべて無効化(サニタイズ)しています。
文中の「パスワード再登録」にもリンクが設定されているケースがあります。
実際に受信した画面では、署名部分もちゃんと作られており、一見すると本物の通知メールに見えてしまい、思わずクリックしてしまいそうになる構成です。
フィッシングの可能性があるサイトについて
本文中のリンク先として、次のようなURLも確認されています。
h**ps://hairization[.]eyvrgpl[.]cn/RSV_P/smart_index[.]htm/
「hairization.eyvrgpl.cn 安全?」などと検索されている方もいるようです。
このドメインは、JR東海の公式ドメイン(例:jr-central.co.jp、smart-ex.jp など)とは異なります。
このような外部ドメインに誘導し、ログイン情報の入力を求める手口は、
フィッシング詐欺で見られる典型的な構造と類似しています。
入力してしまうと、IDやパスワード、クレジットカード情報などが第三者に渡る可能性も否定できません。
※本記事執筆時点で、公式サイト上で当該メールに関する明確な発表は確認できていません。
本物かどうかの見分け方
① URLのドメインを確認する
公式サービスの場合、ドメインは
- smart-ex.jp
- jr-central.co.jp
など、企業公式ドメインが使用されます。
不自然な英数字列や、見慣れないサブドメインには注意が必要です。
② メール内リンクから直接ログインしない
不安を煽る文面ほど、冷静になることが重要です。
ログイン確認を行う場合は、
- 公式アプリ
- 事前に登録したブックマーク
- 検索エンジンから公式サイトを確認
といった方法を利用しましょう。
公式の確認方法
正確な情報を確認したい場合は、以下の方法が安全です。
- 公式サイトのお知らせ欄を確認する
- 公式アプリの通知を確認する
- 公式サポート窓口へ問い合わせる
メールに記載された電話番号が正規番号と同じであっても、
それだけでメール全体の正当性が保証されるわけではありません。
被害に遭わないためのポイント
- メール内リンクをクリックしない
- パスワードを使い回さない
- 不審なログイン履歴がないか公式サイトで確認する
- クレジットカード明細を定期的にチェックする
少しでも違和感があれば、いったん立ち止まることが重要です。
よくある質問(FAQ)
Q1:リンクをクリックしただけで被害は出ますか?
サイトを開いただけでは直ちに被害が発生しないケースもあります。
ただし、情報を入力した場合はリスクが高まります。
入力してしまった場合は、
- 公式サイトからパスワード変更
- クレジットカード会社への連絡
を検討してください。
Q2:メールに正しい電話番号が書いてありました。本物では?
正規の電話番号がコピーされているケースもあります。
電話番号だけでメールの真偽を判断するのは危険です。
Q3:以前届いたメールとアドレスが違います。
フィッシングメールでは、迷惑メールフィルターを回避するために
送信元やURLが頻繁に変更される傾向があります。
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参照・出典
- EX予約|【重要】「EX」のメールサービスを装った偽メールやパスワード管理について
- スマートEX|【重要】「EX」のメールサービスを装った偽メールやパスワード管理について
- 電気通信大学|スマートEXを騙る詐欺メールに関する注意喚起
- 警察庁|フィッシング対策
- 消費者庁|クレジットカードの不正利用にご注意ください!
- 国民生活センター|そのメール、フィッシング詐欺!(発表情報)
免責事項
本記事は、確認された不審メール情報をもとに注意喚起を目的として作成しています。
記載内容は公開時点での情報に基づくものであり、今後状況が変化する可能性があります。
本記事は特定企業の公式見解を示すものではありません。
万が一被害が発生した場合は、警察署、消費生活センター、カード会社等へご相談ください。
本記事の利用により生じたいかなる損害についても、責任を負いかねます。
メタディスクリプション
スマートEXやEX予約を装い「第三者が不正に利用を試みた可能性があります」と通知する不審メールに注意。hairization.eyvrgpl.cnへの誘導事例をもとに、本物かどうかの見分け方と安全な確認方法を解説します。

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