本記事は、フィッシング詐欺被害の防止を目的とした注意喚起記事です。
2026年2月現在、Mastercard(マスターカード)を装い、
「カードの利用を制限している」
「本人確認が必要」
といった内容で不安を煽る不審なメールが多数確認されています。
これらは、クレジットカード情報や個人情報を盗み取るフィッシング詐欺の可能性が極めて高い手口と考えられます。
実際に確認された不審メールの内容(再現)
※被害防止のため、URLやアドレスの一部を加工しています。
From:自分のメールアドレス(user-llbqlwlm@afujnbow[.]cn)
※送信元アドレスは迷惑メール対策を避けるため頻繁に変更されます。
件名:【Mastercard】マスター カード認証通知
本文:
このたびは、Mastercardをご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客様のカードに関する取引について、ご本人様によるご利用確認をお願い申し上げます。安全を確保するため、一部の取引についてカードの利用を制限させていただいております。
下記のリンクにアクセスの上、カードの利用確認にご協力いただけますようお願い申し上げます。
お客様にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ござい[ご利用確認はこちら]
誠にお手数をお掛けいたしますが、ご回答いただけない場合、カードの利用制限が続く可能性がございますので、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
ここが不審|正規通知では考えにくい3つの特徴
1. 送信元がMastercardと無関係なドメイン
afujnbow[.]cn はMastercardの公式ドメインではありません。
国際ブランドが利用者へ連絡する際、このような無関係なドメインを使用するケースは通常確認されていません。
なりすまし、またはメールアドレスが悪用されている可能性が高い状態と考えられます。
2. 日本語の不自然さ・誤字脱字
「誠に申し訳ござい」で文章が途切れているなど、
日本語の構成が不自然な箇所が見受けられます。
これは、海外の詐欺グループが翻訳ツールを使用した際によく見られる特徴です。
3. 公式サイトと一致しない誘導URL
例:
h**ps://outsideety[.]rcdystg[.]cn/features-benefits/
Mastercardの正規サイトとは無関係なURL構造です。
フィッシング詐欺で悪用されている可能性が高いURLと考えられます。
Mastercardを名乗るメールが届く仕組み
Mastercardは決済ネットワークを提供する国際ブランドであり、
実際にカードを発行しているのは銀行・信販会社(イシュア)です。
そのため、利用制限や本人確認の通知は、カード発行会社から届くのが一般的です。
Mastercard名義のみで直接届く「利用制限」メールは、
フィッシング詐欺の可能性が極めて高いと考えられます。
被害を防ぐための安全な対処法
- メール内のリンクはクリックしない
- カード発行会社の公式のアプリやサイトから確認
- カード裏面記載の電話番号へ問い合わせ
- カード会社のログインページはブックマークからアクセス
万が一、情報を入力してしまった場合の対処
- すぐにカード発行会社へ連絡し利用停止
- 利用明細を確認
- 必要に応じて消費生活センター(188)へ相談
よくある質問(FAQ)
Q. メールを開いただけで被害に遭いますか?
A. 開いただけで被害に遭う可能性は低いですが、リンクのクリックや情報入力は危険です。
Q. SMSで届く場合もありますか?
A. 同様の内容がSMSで届くケースも報告されています。
Q. 本物の通知はどうやって確認できますか?
A. カード発行会社の公式アプリやサイトにログインして確認してください。
まとめ
- Mastercardを名乗る認証通知メールは詐欺の可能性が高い
- 送信元ドメインとURLを必ず確認
- 不安な場合はカード発行会社へ直接問い合わせ
参照・出典
- mastercard|フィッシング詐欺にご注意ください
- 日本データ通信協会|要注意メール
- Canon|Mastercardをかたるフィッシングについての注意喚起
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談が依然高水準!-
免責事項
本記事は2026年2月時点で確認された情報を基にした注意喚起を目的としています。特定のドメインやURLを恒久的に犯罪と断定するものではありません。

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