2026年1月現在、AppleやiCloudを名乗る「サブスクリプション更新のご案内」というメールが届いた、という相談が増えています。
「お支払い方法の確認が必要」「更新できない」と不安を煽り、クレジットカード情報を入力させようとする手口で、フィッシング詐欺の可能性が極めて高いメールです。
月額150円というリアルな金額や、公式風のデザインで騙してきますが、リンクをクリックすると偽サイトへ誘導される危険があります。
実際に確認されたメール例と、見分け方・安全な対処法を解説します。
実際に確認された詐欺メールの内容(例)
※誤クリック防止のため、一部の表記を加工しています。
From:icloud(t-express@his-world[.]com)
件名:iCloudサブスクリプション更新のご案内
本文イメージ
2026年01月25日
平素より当サービスをご利用いただきありがとうございます。
現在、ご登録のお支払い方法に確認が必要な状態となっております。
次回の更新が正常に行われるよう、事前にお支払い方法をご確認ください。
登録メール
【〇〇〇@yahoo.co.jp】(←あなたのメールアドレス)
状況
カード情報の更新が必要
ご利用中のプラン
iCloud Plus 50GB
月額プラン(ストレージ拡張)
次回更新日:2026年02月25日
お支払い合計 ¥150
お支払い方法を更新する
(←詐欺サイトへのリンク)
心当たりがない場合は、メール内リンクではなく公式サイト/公式アプリから直接ログインし、 「お支払い設定」をご確認ください。
ここで見抜く!詐欺メールの3つの違和感
① 送信元アドレスがApple公式ではない
送信者名が「icloud」でも、実際のアドレスは
t-express@his-world[.]com となっています。
Appleの公式メールは @apple.com などの公式ドメインを使用します。
全く関係のない企業のドメインが使われている場合は、詐欺の可能性が極めて高いです。
② リンク先URLに「@」や不自然な文字列が含まれる
詐欺サイトURL例:
hxxps://www[.]apple[.]com%E2%88%95m2jr%E2%88%95fimbrl@pmcelectronics[.]com/
一見「apple.com」が含まれているように見えますが、
実際の接続先は pmcelectronics[.]com です。
これは「Apple公式に見せかけて別サイトへ飛ばす」典型的な手口です。
③ 宛名が名前ではなく「メールアドレス」
本物のAppleからの通知は、Apple IDに登録している氏名で届くケースがほとんどです。
「メールアドレス」などの表記は不自然です。
もしメールが届いたらどうする?
- リンクは絶対にクリックしない
クリックすると、アクティブなアドレスだと認識され、迷惑メールが増える可能性が指摘されています。 - メールは削除する、または迷惑メールとして報告
- 不安な場合は、メール内リンクではなく
iPhoneの
設定 → 自分の名前 → お支払いと配送先
などから直接確認してください。
万が一、情報を入力してしまった場合
- クレジットカード会社へ連絡し、利用停止・再発行
- Apple IDのパスワードを変更
- 二要素認証(2ファクタ認証)が有効か確認
早めの対応で被害を最小限にできます。
よくある質問(FAQ)
Q1. Appleから支払い方法確認のメールは本当に届きますか?
A. 届く場合もありますが、変更手続きは基本的に公式サイトやアプリ内で行います。
Q2. メールを開封しただけでウイルスに感染しますか?
A. 開封しただけでは感染する可能性は低いですが、リンクのクリックや情報入力は危険です。
Q3. SMSでも同じ内容が届くことはありますか?
A. はい。文面は違いますが、同種のAppleを装ったSMS型フィッシングも確認されています。
まとめ
- iCloud更新を装うメールはフィッシング詐欺の可能性が高い
- 公式ドメインかどうかを必ず確認
- メール内リンクから操作しない
不安な場合は、警察相談専用電話「#9110」 や 消費者ホットライン「188」 へ相談してください。
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参照・出典
- Apple|App StoreやiTunes Storeからの正規のメールを識別する
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのメール、フィッシング詐欺!(発表情報)
免責事項
本記事は詐欺被害防止を目的とした情報提供であり、特定の企業・サービスの安全性や危険性を断定するものではありません。最終的な判断は必ず公式窓口の案内をご確認ください。

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