0800-300-9066(08003009066、+81 800-300-9066)からの電話について、「電力サポートセンター」を名乗る自動音声が流れたという報告が多数寄せられています。
内容は電気料金プランの見直しや光熱費診断などを装っていますが、実際には 不審なアンケート形式の営業電話 や 個人情報収集を目的とした自動音声勧誘 の可能性があります。
本記事では、折り返し電話のリスクや実際の音声内容、安全な対処法を【2025年最新版】として解説します。
📌 0800-300-9066からの電話概要
- 発信番号:0800-300-9066(フリーダイヤル)
- 名乗り:電力サポートセンター(公式確認はなし)
- 内容:電気料金プランの見直し、光熱費削減診断など
- 特徴:プッシュ操作による回答を促す自動音声アンケート
🎧 音声ガイダンスの一例
利用者の報告によると、次のような音声が流れるケースがあります。
「こちらは電力安心サポートと申します。電気料金の値上げに伴い、〇〇電力管内の方へ電力のお得な料金プランに切り替えた場合、どれくらい光熱費が削減できるかの診断精査を行っております。」
質問内容の例:
- 現在のお住まいは持ち家か賃貸か
- 年齢区分(25〜69歳かどうか)
- 光熱費が月1万円以上かどうか
- 太陽光発電や蓄電池の導入有無
- 給湯器の種類(ガス・エコキュートなど)
最後に「後日、担当者から詳細をご案内します」と案内されるケースも確認されています。
❓「電力サポートセンター」は実在するのか?
2025年10月時点での調査結果は以下の通りです:
調査項目 | 結果 |
---|---|
国税庁法人番号検索 | 該当なし |
公式サイト | 確認できず |
行政認可・届出 | 見当たらず |
👉 実在が確認できる事業者情報はなし。
同名を名乗る自動音声が複数の番号(0800-300-7299/7296/9841 など)から発信されており、共通のシステムを用いた勧誘電話である可能性があります。
⚠ 想定されるリスク
- 個人情報・属性情報の収集
年齢や家族構成、住宅状況が営業リスト化される恐れがあります。 - 販売勧誘への誘導
「後日連絡」を口実に、住宅設備・太陽光・蓄電池などの販売営業に発展する可能性も。 - 発信元の不透明性
法人情報・連絡先が不明なため、信用性が低いといえます。
📖 法律的な注意点
営業目的であれば、特定商取引法 が適用されます。
- 勧誘開始時に事業者名・目的を明示する義務(第16条)
- 実在しない名称を使えば「不実告知」に該当する可能性(第6条)
- 消費者が拒否した後の再勧誘は禁止(第17条)
正式な電力会社・委託業者を装っている場合でもは、虚偽の名乗りや不明瞭な説明は法令違反のリスクがあります。
🛡 出てしまった場合の安全な対応
- 音声ガイダンスに一切応答しない
- 名前や住所などの個人情報を話さない
- 不安な内容であれば録音を取っておく
- 消費者ホットライン 188(いやや!) に相談
- 詐欺の疑いがあれば 警察相談専用ダイヤル #9110
📱 繰り返し着信がある場合のブロック方法
iPhoneの場合
「電話」アプリ → 番号横の「i」 → 「この発信者を着信拒否」
Androidの場合
着信履歴 → 番号を長押し → 「ブロック/着信拒否」
あわせておすすめ
- 迷惑電話対策アプリ(例:Whoscall、電話帳ナビ)を活用
- 迷惑電話データベースで事前チェック
🙋♀️ よくある質問(FAQ)
Q1. 出ただけで危険ですか?
A. 出ただけで被害は発生しませんが、ボタン操作や回答は避けましょう。
Q2. 折り返して確認した方がいい?
A. 推奨されません。不明な自動音声発信元につながるリスクがあります。
Q3. 本当に電力会社の診断ですか?
A. いいえ。大手電力会社(東京電力・関西電力など)では、公式発信番号を公開しています。
「電力サポートセンター」という名称は公式に確認できません。
✅ まとめ
- 0800-300-9066は「電力サポートセンター」を名乗る自動音声電話
- 公式な発信元情報は確認できず、不審なアンケート形式
- 個人情報収集・営業誘導の可能性あり
- 出てしまったら「押さない・話さない・折り返さない」
- 不安な場合は消費者センターや警察に相談
🔗 類似の自動音声電話(同系統と思われる番号)
📚 参照・出典
- 関西電力|関電を装った不審業者に関する注意喚起
- 北海道電力|「ほくでん」を装った悪質な勧誘や不審な電話・メール・Webサイトにご注意ください!
- 青森県消費生活センター|自動音声のアンケート電話にご注意を
- 電話帳ナビ|08003009066
- JPnumber|0800-300-9066
🧾 免責事項
本記事は、2025年10月時点で公開されている情報や利用者の報告をもとに作成した一般的な注意喚起です。
特定の企業・団体・個人を断定的に非難するものではありません。
実際の被害事例や法的判断については、必ず消費生活センターまたは警察等の公的機関へご相談ください。
コメント