はじめに
最近、0800-300-9859（08003009859／+81 800-300-9859）からの着信について、
「電力サポートセンター」を名乗る自動音声が流れるとの報告が相次いでいます。
内容は 「電気料金のプラン診断」 を装った案内が多いですが、公式な電力会社との関係は確認できていません。
実際には 迷惑電話の一種や個人情報収集の可能性 があり、注意が必要です。
📌 0800-300-9859からの電話の概要
- 発信番号：0800-300-9859（フリーダイヤル0120と同じ）
- 名乗り：「電力サポートセンター」
- 音声内容：料金診断・光熱費アンケート・プラン切替案内
- 特徴：プッシュ操作や回答を促す自動音声
🎧 実際に報告されているガイダンス例
SNSや口コミで確認された内容の一例です。
「中国電力管内にお住まいの方へ、新しい料金プランに切り替えた場合のシミュレーションができます」
続く質問の例：
- 持ち家か賃貸か
- 年齢層（例：25歳以上かどうか）
- 光熱費の月額（1万円以上かどうか）
- 給湯器の種類
- 太陽光発電・蓄電池の導入有無
最後に「後日担当者から連絡します」と案内されるケースも報告されています。
❓「電力サポートセンター」は実在するのか？
2025年9月時点での調査結果：
- 国税庁法人番号検索 → 該当なし
- 行政の認可・登録 → 確認できず
- 公式サイト → 存在不明
👉 現状では、公式に確認できる企業・団体ではなく、実態不明の名称 です。
⚠ 考えられるリスク
- 個人情報収集
住宅状況・年齢・光熱費などの回答が営業リスト化される恐れ。 - 営業勧誘への誘導
「後日連絡」の名目で、蓄電池・太陽光発電・電力契約の営業が行われる可能性。 - 不透明な発信元
行政登録や法人情報が確認できない名称を利用している点は要注意。
📖 法律的な観点
こうした営業電話には 特定商取引法 が関わります。
- 勧誘時には事業者名・目的を正確に告げる義務（第16条）
- 実在しない名称の利用は「不実告知」にあたる可能性（第6条）
- 消費者が拒否した場合、再勧誘は禁止（第17条）
👉 不審な電話がこれらの規定に抵触している可能性があります。
🛡 出てしまったときの安全な対応
- ガイダンスに従わず、プッシュ操作はしない
- 名前・住所・契約情報などを答えない
- 不安なら通話を録音しておく
- 必要に応じて 消費者ホットライン188 または 警察相談専用電話#9110 に相談
📱 繰り返し着信がある場合の対策
- iPhone：「電話」アプリ → 番号横の「i」 → 「この発信者を着信拒否」
- Android：着信履歴 → 番号を長押し → 「ブロック」
- 迷惑電話対策アプリ（電話帳ナビ・Whoscallなど）の活用
🙋♀️ よくある質問（FAQ）
Q1. 0800-300-9859と9851・9852・9855は同じ発信元？
A. ガイダンス内容が酷似しており、同一グループの可能性があります。
Q2. 出てしまっただけで危険ですか？
A. 出ただけであれば被害は通常ありません。ただし、操作や回答は避けましょう。
Q3. 折り返し電話をしても大丈夫？
A. 推奨されません。不要なリスクや営業勧誘につながる恐れがあります。
Q4. 本当に電力会社の公式サービス？
A. 大手電力会社は「自動音声アンケート」で個人にプッシュ操作を求めることはありません。
Q5. しつこくかかってくる理由は？
A. 自動発信システムを利用している可能性があり、短期間に繰り返し着信することがあります。
Q6. どうして自分の番号にかかってきたの？
A. 過去の営業リストやランダム発信が考えられます。個人情報が漏れた証拠とは限りません。
✅ まとめ
- 0800-300-9859は「電力サポートセンター」を名乗るが、実態不明の団体
- 中国電力管内を対象とした「料金診断」ガイダンスが報告されている
- 出てしまったら「出ない・押さない・答えない・記録する」を徹底
- 不安な場合は 消費生活センター・警察相談窓口 へ相談を
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参照・出典
- Energia｜中国電力を装った電話・訪問・SMS送信などの悪質な行為にご注意ください！
- 青森県消費生活センター｜自動音声のアンケート電話にご注意を！
- テレ朝NEWS｜東京電力名乗る偽電話 番組スタッフが出てみたら…狙いは個人情報？
🧾 免責事項
本記事は2025年10月時点の公開情報や利用者の報告をもとに作成した注意喚起です。
特定の団体・個人を断定するものではなく、実際の通話内容は状況によって異なります。
被害に遭った場合や詳細確認は、必ず 消費生活センター・警察・弁護士などの公的窓口 にご相談ください。
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