はじめに
2025年現在、「UQモバイル」を名乗る自動音声ガイダンス型の不審電話が各地で報告されています。
実際のUQモバイルとは無関係で、特殊詐欺グループによる番号入力・誘導詐欺の一種とみられます。
被害を防ぐために、実際の音声例や特徴、安全な対処法を解説します。
報告されている音声ガイダンスの例
「UQモバイルです。お客様から不正な発信が確認されましたので、回線を一時停止しております。回線に関するお問い合わせは1を押してください」
👉 このように「不正な発信」「回線停止」といった言葉で不安を煽り、番号入力やオペレーターにつなげようとします。
よくある手口と特徴
- 実在する携帯キャリア(UQモバイルなど)を名乗る
- 「不正利用」「料金未納」などの理由を告げて動揺させる
- プッシュ操作(例:1を押す)を指示
- その後、偽の担当者につなげて個人情報やクレジットカード番号を聞き出す
- 最終的に金銭をだまし取る
出てしまった/番号を押してしまった場合のリスク
出てしまっただけの場合
- 音声を聞いただけでは即被害にはつながらない
- ただし会話や番号入力をすると危険性が増す
👉 不審と感じたらすぐに切断することが最も安全です。
「1」を押した場合
- 詐欺グループにつながる可能性
- 個人情報・カード情報を要求される
- 架空請求や不正利用に発展するリスク
👉 入力してしまったら、すぐにUQモバイル公式窓口やカード会社へ相談してください。
本物かどうかを確認する方法
- 公式サイトの「お知らせ」ページを確認
- 不安な場合は 自分で調べた公式カスタマーセンター に問い合わせる
- 自動音声で「暗証番号」「クレカ情報」を求められる場合は詐欺と考えてよい
安全に対応するためのポイント
- 自動音声で不審に感じたら、すぐ切る
- 折り返し発信はしない
- 個人情報やカード番号は絶対に入力しない
- 不安な場合はUQモバイル公式窓口に確認する
- 消費者ホットライン「188」や警察相談専用電話「#9110」に相談する
UQモバイルを名乗る詐欺電話に関するFAQ
Q1. 本当にUQモバイルからの電話の可能性はありますか?
A1. 公式窓口から自動音声で「番号入力を促す」ことはほぼありません。不審電話の可能性が高いです。
Q2. 「1」を押してしまったらどうすればいいですか?
A2. 個人情報やカード情報を入力してしまった場合は、速やかにUQモバイル公式窓口やカード会社に連絡してください。
Q3. 自動音声で料金未納を告げられることはありますか?
A3. 本物のUQモバイルは料金に関してはSMSや請求書、マイページなど正規ルートで案内します。音声ガイダンスで直接「未納」と伝えることは基本的にありません。
まとめ
- 「UQモバイルを名乗る自動音声ガイダンス」は詐欺の可能性が高い
- 「不正利用」「回線停止」などで不安を煽り、番号入力を促すのが特徴
- 表示番号や音声を信用せず、必ず公式サイトやカスタマーセンターで確認する
- 「出ない・押さない・伝えない」を徹底し、不安なときは「188」や「#9110」に相談を
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参照・出典
- 国民生活センター|自動音声の電話で未納料金を請求する詐欺に注意!-実在する事業者をかたって電話をかけてきます-
- 高槻市|「2時間後に電話が使えない!?」自動音声の不審電話にご注意
- 埼玉県警察|通信事業者を騙る不審な音声ガイダンスに注意‼
免責事項
本記事は、インターネット上のSNSに投稿された情報などをもとにした一般的な注意喚起を目的としています。
記載されている「UQモバイルを名乗る不審電話」は、公式のUQモバイル(KDDI株式会社等が提供する正規サービス)とは一切関係ありません。
特定の企業や団体を断定的に非難する意図はなく、内容の正確性や完全性を保証するものでもありません。
実際の被害やトラブルについては、必ず公的機関(警察・消費者庁など)または公式のUQモバイル窓口にご確認ください。
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