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【注意喚起】+87から始まる電話番号はどこ？末尾0110は警察を名乗る詐欺電話・不審電話に要注意【2025年最新版】

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はじめに：+87からの不審電話が増加中

最近、「+87」から始まる国際電話の着信が全国的に報告されています。
特に末尾が「0110」となる番号は、日本の多くの警察署で使われる代表番号を連想させ、警察を名乗る詐欺電話の可能性が高いため注意が必要です。

一見すると警察署からの電話番号のように見えますが、一般利用者に+87から直接電話がかかってくることはほとんどありません。
多くはスプーフィング（番号偽装）を悪用した迷惑電話である可能性があります。

+87はどこの国？実は衛星通信専用の番号帯

国際電話の「+8」帯は、東アジアおよび通信衛星を利用した国際移動通信に割り振られています。

代表的な国番号：

  • +81：日本
  • +82：韓国
  • +84：ベトナム
  • +86：中国
  • +87：衛星通信に割り当てられた番号帯

+87Xの割り当て状況（代表例）

  • 870：インマルサット（自動海域選択サービス／海上・航空で利用）
  • 871〜874：インマルサット各海域（現在は870に統合）
  • 875〜877：海上移動業務用に予約
  • 878：国際パーソナル通信サービス（UPT）
  • 879：national mobile/maritime 用に予約

👉 つまり +87は国番号ではなく、衛星通信や国際移動通信に割り当てられた専用番号です。
日本の警察が一般家庭や個人に、この番号を使って連絡することはありません。

なぜ「0110」を悪用するのか？詐欺の手口

「0110」は日本の警察署の代表番号として広く認知されています。
詐欺グループはこれを悪用し、あたかも警察からの正式な連絡のように見せかけるのです。

よくある誘導パターン：

  • 「〇〇警察署の者ですが…」と名乗る
  • 「あなた名義の口座が犯罪に利用された」と不安を煽る
  • 「逮捕状が出ています。至急出頭してください」と脅す
  • 出頭できないと伝えると、LINEなど別媒体に誘導

⚠️ 日本の警察が「+87」などの国際電話番号から個人に電話することは絶対にありません。

スプーフィング（番号偽装）とは？

スプーフィングとは、着信履歴に表示される番号を偽装して発信する手口です。

特徴：

  • 表示番号と実際の発信元が一致しない
  • 「0110」や警察の代表番号に似せて信頼感を装う
  • 警視庁や京都府警など実在する組織を名乗る

👉 番号表示だけで本物かどうかを判断するのは危険です。

実際に報告されている+87の詐欺電話の例

例：

  • +8700XXXX0110
  • +870076340110

会話例：

  • 「〇〇さんでよろしいでしょうか？警視庁の□□です」
  • 「あなた名義の口座がマネーロンダリングに利用されています」
  • 「逮捕状が出ています。至急出頭してください」

➡ 典型的な「ニセ警察詐欺」の会話パターンです。

出てしまった！どう対応すべき？

  • すぐ切る – 不審な国際番号には応答しない
  • 指示に従わない – 「1を押せ」などの操作は絶対に避ける
  • 折り返さない – 高額な国際通話料金を請求されるリスクあり
  • 個人情報を伝えない – 氏名・口座番号・マイナンバーは危険
  • 公式に確認する – 不安なら#9110（警察）や188（消費生活相談）へ

FAQ（よくある質問）

Q1. +87はどこの国番号ですか？
A1. 国番号ではなく、通信衛星や国際移動通信に割り当てられた番号帯です。

Q2. 警察が+87から電話してくることはありますか？
A2. ありません。番号偽装の可能性が極めて高いです。

Q3. 出るだけで料金はかかりますか？
A3. 着信を受けるだけではかかりません。ただし折り返すと高額請求のリスクがあります。

Q4. 「1を押してください」と言われたら？
A4. 押さずに即切断。その後、#9110や188に相談してください。

Q5. 情報を伝えてしまったら？
A5. すぐに金融機関・警察（#9110）・消費者ホットライン（188）に連絡しましょう。

まとめ：+87番号は詐欺電話に悪用されやすい

  • +87は国番号ではなく、衛星通信や国際移動通信用の番号帯
  • 「0110」を悪用し、警察を名乗る詐欺電話に利用される事例が報告されている
  • 対策は 出ない・押さない・折り返さない・相談する の4原則
  • 携帯電話は、迷惑電話対策アプリ（電話庁ナビなど）を設定する
  • 固定電話は、国際電話不取扱受付センターに登録する

📞 相談・通報先
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警察相談専用電話：#9110
消費者ホットライン：188
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免責事項

本記事は一般的な注意喚起を目的としています。すべてのケースに当てはまるとは限りません。実際の被害や不審な電話を受けた場合は、必ず警察や通信事業者の公式窓口にご相談ください。

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参照・出典

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