【注意喚起】+1855から始まる電話番号は詐欺の可能性｜近畿総合通信局を名乗る不審な自動音声に要注意！

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2025.09.19

はじめに

2025年現在、+1855から始まる電話番号から「近畿総合通信局」を名乗る不審な自動音声ガイダンスの電話が全国で確認されています。

+1は北米（アメリカ・カナダなど）の国番号であり、855はトールフリー番号（日本でいうフリーダイヤル）です。発信者側の通話料負担となりますが、日本から不用意に折り返すと 高額請求につながるリスク があります。

特に「近畿総合通信局」を名乗る自動音声は詐欺の可能性が高いため、注意が必要です。

+1 855番号とは？トールフリーの仕組み

北米で使われるフリーダイヤル

+1：北米地域の国番号（アメリカ・カナダなど）
855：トールフリー番号帯の一つ

北米では以下の番号帯がトールフリーとして利用されています。

800 / 833 / 844 / 855 / 866 / 877 / 888

これらは本来、企業の問い合わせ窓口やカスタマーサポート用として利用されますが、近年は詐欺や迷惑電話にも悪用されるケースが急増しています。

👉 よって「+1855～」からの着信は必ずしも安全ではなく、注意が必要です。

典型的な不審電話の内容

実際に確認された例：

「こちらは近畿総合通信局からの最終通知です。お客様の電話番号に異常が検知されているため、2時間以内にお客様名義で契約している全ての通信回線が停止いたします。詳細を確認するには1を押してください」

このような電話は、「緊急性をあおる」＋「番号入力を促す」 という典型的な詐欺の特徴を備えています。

近畿総合通信局とは？

「近畿総合通信局」は総務省の地方支分部局で、通信事業者の監督や地域の電波利用の調整を行う公的機関です。

しかし、公的機関が自動音声で「2時間以内に停止」などと通知することはありません。このような電話は公的機関をかたる詐欺の可能性が極めて高いです。

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不審電話の特徴と典型的な手口

自動音声ガイダンスで始まる
「2時間以内に停止」など緊急性を強調
「1を押してください」と番号入力を求める
入力すると詐欺グループのオペレーターにつながる
個人情報や金銭の要求に発展

👉 公式の総務省や通信局がこのような電話を行うことはありません。

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被害を防ぐための対策

電話に出ない・折り返さない

不審な番号からの着信は応答せず、そのまま無視することが最も安全です。

「1を押す」などの操作は絶対にしない

番号入力は詐欺グループにつながるトリガーです。

不安なときは公式窓口で確認

総務省や近畿総合通信局の公式サイト
信頼できる代表窓口

着信拒否・迷惑電話登録を活用

スマホや固定電話の迷惑電話対策機能やアプリを有効利用しましょう。

詐欺が疑われる電話番号例

+1855XXXXXXX
+1 (855) XXX-XXXX

上記のような「+1855～」の番号から、近畿総合通信局をかたる不審な自動音声が報告されています。

まとめ

「+1855」からの着信は北米のトールフリー番号だが、詐欺に悪用されるケースがある
「近畿総合通信局」を名乗る自動音声は公的機関とは無関係
「緊急性を強調」「番号を押させる」のは典型的な詐欺の手口
不審な電話は 出ない・折り返さない・相談する が鉄則

FAQ（よくある質問）

Q1. 近畿総合通信局が電話で直接連絡してくることはありますか？

A. ありません。通知は書面や公式サイトで行われます。

Q2. 「1を押す」とどうなりますか？

A. 詐欺グループのオペレーターにつながり、個人情報や金銭を要求される可能性があります。

Q3. 押してしまった場合はどうすれば？

A. すぐに通話を終了し、警察や消費生活センターに相談してください。

Q4. 不安なときの相談窓口は？

警察相談専用電話：#9110
消費者ホットライン：188

免責事項

本記事は、公共機関をかたる不審電話に関する一般的な注意喚起を目的としています。
内容は記事公開時点の情報に基づいていますが、すべての事例を網羅するものではありません。
最新情報は必ず総務省や警察庁、各自治体などの公式発表をご確認ください。
当サイトは、本記事を利用したことによるいかなる損害についても責任を負いません。

参照・出典

総務省｜職員を名乗る不審電話にご注意ください
埼玉県警察｜実録！総務省（総合通信基盤局等）を装う自動音声データ公開！！
国民生活センター｜「2時間後に電話が使えない！？」個人情報を聞き出す不審な電話にご注意！