2025年6月現在、+1(833)179-0110や+18331790110という国際電話番号から、北海道警察を名乗る詐欺電話がかかってくるケースがSNSやネット掲示板で報告されています。
📞 詐欺電話の会話例
報告によれば、以下のような不審な会話が実際に行われているとのことです。
「〇〇さんでしょうか？ 北海道警察の〇〇です。」
「警視庁から依頼されて連絡しています。」
「現在、特殊詐欺に関連してマレーシアに渡航履歴のある方を調査中です。」
このような会話は、本物の警察官を装って信頼させ、個人情報を聞き出したり、金銭を要求する詐欺の典型的な手口です。
🌍 国番号「+1(833)179-0110」の意味とスプーフィングの可能性
この電話番号は以下の要素で構成されています：
- +1：北米（アメリカ・カナダなど）の国番号
- 833：アメリカで使用されるトールフリー（北米版のフリーダイヤル）番号帯
- 0110：日本の「110番」と類似しており、警察を連想させるために悪用された可能性があります。
さらに、詐欺電話では「スプーフィング（spoofing）」という発信元番号の偽装技術が使われるケースが多く、表示された番号自体が信用できないことにも注意が必要です。
🚨 警察庁も警告！国際電話による特殊詐欺が急増中
警察庁は、国際電話を悪用した詐欺の急増を受けて、国民に注意喚起を行っています。
📎 詳細資料（警察庁公式PDF）はこちら：
👉 国際電話番号による特殊詐欺が急増中!!（警察庁）
✅ 対処法と予防策
- 知らない国際電話には出ない・折り返さない
- 警察を名乗られても、個人情報は絶対に話さない
- 「マレーシア渡航」「特殊詐欺」などのワードで不安を煽ってきたら詐欺を疑う
- 本当に心配な場合は、最寄りの警察署に自分で連絡して確認
🛡 国際電話の着信をブロックするには？
警察庁は、「国際電話不取扱受付センター」の利用を推奨しています。
これは、契約中の通信事業者に申し込むことで国際電話の着信を無料で拒否できるサービスです。
📎 詳細はこちら：
👉 みんなでとめよう！国際電話詐欺 #みんとめ（警察庁）
📝 万が一、対応してしまったら…
- 警察（#9110）または消費生活センター（188）へすぐ相談
- 話してしまった個人情報については、関係機関（カード会社・銀行等）に通報
- LINEや通話アプリでの連絡があった場合は、即ブロック＆通報
✅ まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番号 | +1(833)179-0110 |
| 内容 | 北海道警察・警視庁などを騙る詐欺の可能性 |
| 特徴 | マレーシア渡航歴・特殊詐欺・出頭要請など |
| 対策 | 出ない・応じない・相談する・着信拒否設定を |
🔐 最後に
「警察」「渡航歴」「あなたが共犯」といったキーワードで不安を煽ってくる電話は詐欺の可能性が非常に高いです。表示される番号が正しいとは限りません。冷静に、まず疑うことが自分を守る第一歩です。
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