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【要注意】+38875330110からの国際電話は詐欺の可能性?番号の正体と対策を解説

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最近、「+38875330110」という国際電話番号からの着信報告が相次いでいます。日本の電話番号とは明らかに異なるこの番号。いったいどこの国からの電話なのか、不安に感じた方も多いでしょう。

本記事では、

  • +38875330110はどこからの電話か
  • +38に関連する国番号の一覧
  • 実際に報告されている詐欺の手口
  • 被害を防ぐための対策

をわかりやすく解説します。


■ +38875330110とは?発信元は「ETNS(共用国番号)」の可能性

「+388」は、ヨーロッパの一部地域で利用されているETNS(European Telephony Numbering Space)=共用国番号に割り当てられています。

これは、EU域内の複数国に共通して使えるサービスや通信用途のために設けられた特殊な国番号です。

つまり、

  • 「+388」は特定の1か国ではなく、共通の番号帯
  • 悪用されやすく、正体不明な発信元にも使われることがある
  • スプーフィング(番号偽装)で詐欺電話にも利用されやすい

という特徴があります。


■ +38に関連する国番号と地域情報

+38という番号は、かつて存在した国「ユーゴスラビア」の国番号でした。しかしユーゴスラビアの崩壊により、各構成国に以下のような国番号が割り振られました。

番号国・地域備考
380ウクライナ現在使用中
381セルビア現在使用中
382モンテネグロ現在使用中
383コソボ現在使用中
384未使用
385クロアチア現在使用中
386スロベニア現在使用中
387ボスニア・ヘルツェゴビナ現在使用中
388ETNS(共用国番号)特定の国に属さず、EU内で共用される番号帯
389北マケドニア現在使用中

このように、「+38」で始まる番号は旧ユーゴスラビア諸国に多く関連していますが、+388だけは特殊な共用番号となっています。


■ 詐欺の手口:+38875330110からの着信事例

実際に+38875330110からの着信を受けた方の中には、次のような報告があります:

  • 電話に出ると自動音声ガイダンスが流れる
  • 警察や官公庁を名乗って不安を煽る
  • 「あなたの銀行口座が不正に使われた」と告げられる
  • 「LINEやビデオ通話で捜査協力を」と誘導される
  • 最終的にATMで送金させられる

これは典型的な「特殊詐欺」の手口であり、特に高齢者をターゲットにした被害が後を絶ちません。


■ LINEやビデオ通話での“取り調べ”は100%詐欺!

本物の警察や官公庁が、LINEやSNS・ビデオ通話で「捜査」や「協力」を求めることは絶対にありません

詐欺グループは、LINEで顔や声を記録したり、警察手帳のような物を画面越しに見せて信用させようとします。これは完全な偽物です。


■ スプーフィングにも注意!

スプーフィングとは、発信元の番号を偽装する技術です。

つまり、スマホ画面には「+38875330110」と表示されていても、実際にはまったく別の場所から発信されている可能性があります。


■ こういう電話が来たら絶対にやってはいけないこと

やってはいけない行動なぜ危険か
電話に出て会話する声を録音されたり、情報を引き出される可能性がある
名前や住所を伝える情報が詐欺グループ内で共有・悪用される
指示された番号を押す詐欺業者に自動で転送され、通話させられてしまう
LINE・ビデオ通話する個人情報・顔・声が記録され、偽造に使われる可能性あり
ATMやネットバンキングで送金する送金後の返金は極めて困難

■ 安全な対応方法と相談先

  • 見知らぬ国際電話には絶対に出ない
  • 番号を記録して、消費生活センターまたは警察に相談
  • 通信事業者や総務省の迷惑電話対策窓口にも報告を

■ まとめ:+38875330110は詐欺の疑いが高い

項目内容
電話番号+38875330110
国番号の意味+388=ETNS(欧州共用番号)
詐欺の手口警察・官公庁を名乗る/LINEやATM操作に誘導
取るべき対応無視・通報・周囲と情報共有
関連する国番号380〜389は旧ユーゴスラビア圏(現在は複数の国に分割)

■ この情報をシェアして詐欺被害を防ごう!

「自分は大丈夫」と思っていても、あなたの家族や高齢の親族が被害に遭うかもしれません。ぜひこの情報をSNSや家族のグループLINEなどで共有してください。


この記事は、詐欺の注意喚起と被害防止を目的として作成されています。記載された番号や団体名は、詐欺に関する報告に基づいたものであり、実在する組織を誹謗中傷する意図は一切ありません。

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