2025年5月現在、「千葉県警の〇〇です。□□さんでお間違いないでしょうか?」などと名乗って始まる国際電話を使った詐欺が多発しています。
これらの電話は、存在しない国番号の国際電話からも発信されているケースが多く報告されています。
詐欺電話の主な特徴
- 電話は国際番号(+1、+87、+88など)からかかってくる
- 「千葉県警の〇〇」と名乗り、あなたのフルネームや住所を知っている
- ベトナムなど東南アジアへの渡航歴を確認してくる
- 渡航歴がないと答えると、「偽造パスポートにあなたの情報が使われている可能性がある」「マネーロンダリングの捜査対象になっている」などと不安を煽る
- 最終的に「詳しく説明するため」と称して、LINEなどの通話アプリに誘導される
- 通話アプリ上で金銭や個人情報をだまし取る手口と見られています
なぜ本名や住所を知っているのか?
詐欺グループは、過去の個人情報流出事件や名簿業者の情報などを使って、ターゲットの名前や住所、電話番号を把握している可能性があります。
そのため、「本名で呼ばれたから本物だと信用してしまった」「自宅住所を言われて怖くなった」という声が多くあります。
対策・注意点
- 国際電話(+の付く番号)で警察が個人に直接連絡することはありません!
- 不審な電話が来たら、すぐに電話を切ることが重要です
- LINEやWhatsAppなどのアプリに誘導されたら、それは詐欺です
- 電話番号や内容を記録し、警察(#9110)や消費者ホットライン(188)に通報しましょう
詐欺が疑われる電話番号の例
- +8005370110
- +4256840110
- +8014190110
- +8086190110
- +8570698110
- +8590283110
- +8700337110
- +8761768110
- +1800542710110
最後に
このような詐欺は「知識と警戒心」が最大の防御です。
ご家族や高齢の方にも注意を呼びかけてください。
不安を感じたら、一人で対応せず、すぐに信頼できる人や相談窓口に連絡を。
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