【注意喚起】「SBI证券」からの口座停止メールにご注意を!怪しいメールの特徴と見分け方
2025年5月現在、「SBI证券(SBI証券)」を名乗る不審なメールが出回っており、フィッシング詐欺の可能性が指摘されています。今回は、実際に届いたメールをもとに、怪しいポイントや安全な対処法について詳しく解説します。
届いたメールの概要
件名:
重要告知:口座停止措置発動間近|セキュリティ設定義務化|今すぐ完了で翌月10,000円特典|SBI証券
差出人名:
SBI证券(※注意:「証」の字が中国語の簡体字「证」になっています)
送信元アドレス:
Sbi.g-〇samu@klarb.c
〇
m
本文
SBI証券
いつもSBI証券をご利用いただき、誠にありがとうございます。
金融機関への不正アクセス急増を受け、SBI証券では全てのお客様を対象に『デバイス認証』及び『FIDO認証』の設定を必須といたしました。
2025年5月31日(土)までに設定が完了されない場合、即時口座停止措置が発動し、資産の移動や取引が一切行えなくなります。
▼認証設定完了・特典受取専用ページ(公式)
デバイス認証 こちらから。
【特典のご案内】 ・期限内に認証を設定されたお客様には翌月10,000円の特典を進呈いたします。
・すでに設定済みの方もリンク先で設定状況をご確認いただくことで特典が確定いたします。
【対応期限】
2025年5月31日(土)厳守
資産保護のため、必ず期限内のご対応をお願いいたします。
ご理解と迅速なご対応に感謝申し上げます。
株式会社SBI証券 金融商品取引業者、商品先物取引業者
住所: 〒106-6019 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー19F
登録番号: 関東財務局長(金商)第44号
加入協会: 日本証券業協会、金融先物取引業協会、
第二種金融商品取引業協会、日本STO協会、
日本商品先物取引協会、日本暗号資産等取引業協会
Copyright(C)SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.
リンク内容:
表示:「こちらから。」の部分
リンク先URLの抜粋:https://h1cfjr47pth218-pages-dev.translate.g〇〇g/site4.sbisec.c〇.jp.html
不審なポイントと詐欺の特徴
1. 「证(簡体字)」の使用
日本語では「証券」が正しい表記です。「证」は中国語の簡体字であり、日本国内の企業が使うことは通常ありません。
2. 送信元アドレスが公式ではない
SBI証券の正式なメールアドレスは「@sbisec.co.jp」です。@klarb.c〇m
というドメインはSBI証券とは無関係であり、第三者が取得可能な一般ドメインです。
3. URLが不自然
メール本文のリンク先は「.translate.g〇〇g
」というドメインで、Google翻訳を装ったURL構造です。「sbisec.co.jp」という文字列があっても、それはサブディレクトリの一部にすぎません。
4. 特典で誘導し、口座停止を匂わせる
「今すぐ対応しないと口座が凍結されます」「設定すれば1万円プレゼント」というような焦らせ+得を装う表現は、詐欺メールでよく使われる典型例です。
このようなメールが来たときの対処法
- リンクを絶対にクリックしない
- 添付ファイルを開かない
- 不安な場合は、SBI証券の公式サイトから直接ログインして確認
- フィッシングメールとして報告し、すぐに削除
もしリンクを開いてしまったら?
- パスワードを即変更(SBI証券、メール、関連サービスすべて)
- ウイルス対策ソフトで端末をスキャン
- 消費者ホットライン(188)や警察に相談
- SBI証券公式サポートに報告する
まとめ:不審なメールは「名前」と「アドレス」と「URL」で見破ろう
SBI証券を名乗るメールでも、「証」の漢字や送信元アドレス、リンク先のURL構造が通常と異なっている場合は要注意です。「本物っぽく見せかけた偽物」は、今後ますます巧妙化していくと考えられます。
メールが少しでも不自然に感じたら、リンクはクリックせずに、公式サイトやアプリからアクセスする習慣を持ちましょう。
🔗 SBI証券公式サイト:https://www.sbisec.co.jp
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