📢 NTTファイナンスを名乗る詐欺電話にご注意を!
2025年5月現在、NTTファイナンスをかたる自動音声ガイダンスの詐欺電話が、国際電話番号を使って日本国内に多数発信されています。
特に「料金未納」「公的措置への移行」「オペレーターに繋ぐには1を押してください」というフレーズで、受け手に不安を与え、操作を促す手口が急増中です。
🔊 典型的な詐欺メッセージ(自動音声)
「NTTファイナンスより重要なお知らせです。現在ご利用中の電話回線にて料金未納が発生しているため公的措置へ移行いたします。オペレーターへ繋げる場合は1を押してください。」
📞 実際に報告されている発信番号
SNSの投稿によると、以下のような+1(アメリカ・カナダ等)で始まる国際電話番号から詐欺電話がかかってきたという情報が多数あります。
- +1(844)081-5959
- +1(833)180-3653
- +1(833)353-3139
- +1(833)840-5914
- +1(833)578-6490
- +1(833)488-6974
- +1(844)705-2456
これらの番号は、正規の企業とは無関係である可能性が高く、スプーフィングによって発信元が偽装されている可能性もあります。
🕵️ スプーフィングとは?
スプーフィング(Spoofing)とは、本来の発信元を隠し、別の電話番号を装って発信する手法です。これにより、詐欺グループはあたかも正規の企業や団体からの連絡のように見せかけることができます。
- 実在する企業の番号を使うこともある
- 出ない・無視しても何度もかかってくる
- 折り返し電話すると詐欺グループにつながる可能性も
NTTファイナンスは、料金未納に関する連絡を国際電話(+の付く番号)で行うことはありません。
🚫「1を押す」とどうなる?
- 詐欺グループのオペレーターに繋がる
- 本人確認を装って個人情報を盗み取る
- 支払いを急かし、電子マネーやコンビニ払いなどを要求
- 「このままだと差し押さえ」などと、強い不安を煽る
🔐 対策と対応のポイント
- 不審な国際電話には出ない・無視する
- うっかり1を押してしまっても、その後の要求には応じない
- 家族や高齢の親族にも注意喚起を共有
- NTTファイナンス公式サイトの問い合わせ窓口で真偽を確認
- 不審な番号は着信拒否設定を行う(スマホやアプリで対応可)
🧾 まとめ
NTTファイナンスを名乗る詐欺電話は、実在の団体名を使い、国際電話やスプーフィングで信じ込ませる非常に悪質な手口です。
「国際電話⇒自動音声⇒1を押してください」という流れには絶対に応じず、すぐに通話を終了し、家族や信頼できる機関に相談しましょう。
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