【緊急注意】Appleを装った「カードご利用継続のための確認のお願い」メールにご注意!
最近、「Apple サポート」を名乗る不審なメールが届いたという相談が相次いでいます。
特に件名が「カードご利用継続のための確認のお願い」というメールは、非常に巧妙に作られており、見た目は本物そっくり。しかし、これはAppleを装ったフィッシング詐欺です。
📩 実際に届いたメールの内容
件名:カードご利用継続のための確認のお願い
差出人:Apple サポート
送信元アドレス:Apple.19〇baba-nami95@aaue.c
〇
m
リンク先:https://dx3qh74ht3vk-pages-dev.translate.g
〇
〇g/supp〇
rt.apple.c〇
m.html...
メール本文:
🍎
カード情報の認証のお願い
ご注意ください。2025年5月10日にご登録カードの異常な使用が確認されました。現在、カードの安全を確保するため、ご利用が一時的に制限されています。
Apple Cardでのスムーズな決済を継続いただくため、2日以内に早急にご確認ください。情報は弊社セキュリティー基準に基づき厳重に保護されています。
認証完了後、すぐにサービスをスムーズにご利用いただけます。ご確認がない場合、ご利用が制限される可能性があります。
🕵️♀️ なぜこのメールが詐欺なのか?注目すべき4つのポイント
1. 送信元アドレスがAppleとは無関係
本物のAppleのドメインは @apple.com
ですが、このメールの送信元は以下の通り:
Apple.19〇baba-nami95@aaue.c〇m
Appleとはまったく関係のない不審なドメインです。これは非常に分かりやすい偽物のサインです。
2. 偽装されたURLで誘導してくる
「カードを認証」というボタンに貼られたリンク先は以下の通り:
https://dx3qh74ht3vk-pages-dev.translate.g〇〇g/supp〇rt.apple.c〇m.html…
一見「support.apple.com」が含まれているように見えますが、これはtranslate.g〇
〇g
を経由して偽のページへ誘導する巧妙なURL詐称です。正規のURLは https://support.apple.com
です。
3. ユーザーの不安を煽る文面
「カードの異常な使用が確認されました」
「2日以内に確認しないと制限されます」
こうした急かす表現は、冷静な判断力を奪うための典型的な詐欺のテクニックです。Appleはこのように「短期間で対応しないと使えなくなる」と脅すようなメールは送りません。
4. カード認証という名目で個人情報を盗もうとする
最終的な目的は、あなたのクレジットカード情報やApple IDのログイン情報を不正に取得することです。
🔐 安全に対応するためのステップ
- メール内リンクは絶対にクリックしない
- Appleの公式サイト(https://apple.com)からサインインし、通知や異常がないか確認する
- Appleの詐欺対策窓口(reportphishing@apple.com)に通報する
- 該当メールを削除し、今後の対策としてセキュリティ対策を見直す
🧠 まとめ:冷静な対応が自分の情報を守るカギ
このようなメールは実在する企業を装い、非常に巧妙に作られているため、騙されてしまう人も少なくありません。しかし、ポイントを押さえれば見抜くのは難しくありません。
不審なメールが届いたら、
✔ 送信元のドメイン
✔ 本文の不自然な表現
✔ 表示リンクと実際のリンク先の違い
などを冷静に確認しましょう。
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