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【注意喚起】「光熱費高騰対策センター」を名乗る自動音声に注意!国際電話(+81)や携帯番号からの不審な着信が増加中(2025年7月)

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2025年7月現在、「光熱費高騰対策センター」を名乗る不審な自動音声ガイダンスが、国際電話(+81)や携帯番号(080など)から発信されているという報告が相次いでいます。

この電話は、「電気・ガス代の削減診断」と称して、電話機のボタン入力を促し、個人情報を取得しようとする手口です。

なお、国際電話の+81は日本の国番号ですが、国内から国内に掛けた場合、通常であれば、この表示とはなりません。

NTTドコモやKDDIでは、+81で掛かって来た電話について、解説しています。
NTTドコモ:「+81」からはじまる電話番号とは?数字の意味や着信のリスクを低減する方法を解説
KDDI:「+81」が付いた電話番号ってなに?着信やSMSが届いたときの対処法も解説


📞 実際の音声例

「こちらは光熱費高騰対策センターです。昨今の電気代・ガス代の値上げ対策に、東京電力区内のお得な電力プランに変更いただくことで、どれくらい光熱費が削減可能かの無料診断を行っております。音声質問にご協力をお願いします。なお音声の途中でもご回答いただけます。最初に現在のお住いについてお尋ねします。一戸建ての持ち家にお住いの方は1とシャープ(#)を、分譲マンションにお住いの方は2とシャープ(#)を、賃貸住宅にお住いの方は3とシャープ(#)を、それ以外の方は4とシャープ(#)を押してください。もう一度お聞きになる方は、0とシャープ(#)を押してください。」

このように、選択式で入力させる形で居住状況などを聞き出す巧妙な構成になっています。


🚨 なぜこの電話は怪しいのか?

  • 📱 携帯番号や「+」から始まる国際電話形式での着信
  • 🏢 「光熱費高騰対策センター」は公的機関ではなく、実在を確認できない組織
  • 💬 自動音声ガイダンスの電話は、電力会社の正式な連絡手段ではない
  • 💻 自動音声でボタン操作を促す=詐欺の手口として報告されていることが多い

🛡️ 対処法

状況対応方法
着信があった出ない。折り返さない
出てしまった音声案内に従わず、即切断
情報を入力したすぐに警察・消費生活センター・電力会社に相談
高齢者の家族が心配「押さない・話さない・信じない」を繰り返し伝える

❓ よくある質問(FAQ)

Q1. 「光熱費高騰対策センター」は実在する組織ですか?

A. 実在しません。
正式な政府機関や電力会社の中にこのような名称は確認されていません。


Q2. ボタンを押してしまいました。どうすれば?

A. 入力内容によっては個人情報を送ってしまった可能性があります。
「電話番号」「居住状況」などが漏れた場合でも、悪用されるリスクはゼロではないため、今後不審な着信やSMSがないか注意し、必要に応じて【#9110】へ相談しましょう。


Q3. 本当に電力会社からの連絡だった場合は?

A. 大手電力会社が自動音声で補助金やプラン変更の診断を行うことはありません。
不安な場合は、自分から公式サイトにある正規の番号に問い合わせて確認を。


🔗 公式の注意喚起情報


🔒 まとめ

「光熱費」や「支援金」「お得な診断」などの言葉で不安や期待を煽り、入力操作を通じて情報を抜き取る詐欺電話が増えています。

今回の「光熱費高騰対策センター」を名乗る自動音声電話もその一種であり、信じて操作すると詐欺グループに情報を渡す危険があります。

🔻 対応のポイント

  • 「+」「携帯番号」からの知らない電話には出ない
  • 自動音声で質問されても操作しない
  • 家族・職場・周囲にも共有を

📌 免責事項

本記事は、詐欺被害防止および注意喚起を目的とし、特定の企業・団体・行政機関への誹謗中傷を目的とするものではありません。
記事内の情報は2025年7月時点のものであり、正確性には万全を期していますが、最終的な判断・対応はご自身の責任でお願いいたします。
不審な電話を受けた際には、最寄りの警察署または消費者ホットライン(188)などの公的窓口にご相談ください。

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