【フィッシング詐欺に注意】ビューカードを装った「当選通知メール」に要警戒!【実例紹介】
こんにちは。今回は、私が実際に受け取った「ビューカード(View Card)」を装ったフィッシング詐欺メールについて、具体的な内容、詐欺の見抜き方、対処法まで詳しく解説します。
フィッシング詐欺は年々巧妙になってきており、油断していると大切な個人情報を盗まれてしまうリスクがあります。
ぜひ最後までお読みいただき、自己防衛力を高めてください!
届いたメールの内容
送信者名:ViewCardビューカード
送信元メールアドレス:news@news.murrayservices〇〇〇.com
件名:「ギリギリセーフ!5月31日まで」〔最大30,000円分JRE POINTが当選するかも〕
本文:
※ご当選者様のみメールにてご案内させていただきます。
お世話になっております。
いつも「ビューカード」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
【キャンペーンについて】
なんと、あなたがJRE POINT 30,000ポイント(30,000円相当)を獲得しました!この素晴らしいニュースをお届けできて嬉しく思います。
【ポイントを今すぐ受け取る】
VIEW’s NETにログインして、指定されたページから簡単に手続きを進めてください。
▼▼キャンペーンへのご参加はこちらから(5月31日(土)まで)▼▼
https://activity.viewcard.co.jp
■ キャンペーン期間
2025年4月1日(火)~2025年5月31日(土)
■ 特典のご案内
JRE POINT 30,000ポイント(30,000円分)(ご登録住所へお届け)
※「VIEW’s NET」の利用登録(無料)が必要となります
■ 当選のご連絡とお届けについて
・ご当選されたお客様には2025年6月10日(火)までに、アンケート内でご回答いただいたメールアドレス宛にご案内をお送りします。
・都合により賞品の発送が遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。
・入力内容の不備・入力いただいた内容に不備がある場合、または本人確認が取れない場合、当選権利が無効となることがありますのでご了承ください。
・住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
・また、賞品の送付先として同一の住所や、電話番号が複数登録された場合、ご登録いただいた日時が一番早い宛先のみを有効とし、それ以降のご登録は無効とさせていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
■ ご注意ください
・期間内にキャンペーン期間内にお手続きを完了いただけない場合、特典対象外となります。申し込みを完了しない場合、特典は無効となります。
・本キャンペーンの当選権利を、他の人に譲渡することはできません。
・賞品配送先登録フォームのURLを他者に共有した場合、当選が無効となります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※本メールを受信されたお客様は、特典の対象に選ばれています。
※複数枚のビューカードをお持ちの場合、それらの使用金額は合算されます。
※この機会をぜひご活用ください。
一見するとよくできたメールですが、いくつもの詐欺の特徴が見られました。
このメールがフィッシング詐欺と判断できる理由
1. 送信元アドレスが不自然
公式のビューカードからの連絡であれば、通常は「@viewcard.co.jp」ドメインから送信されます。
今回の送信元は「news.murrayservices〇〇〇.com」という全く関係のないドメイン。
これだけでも、高確率で詐欺と見なせます。
2. 表示リンクと実際のリンク先が異なる
メール本文には「https://activity.viewcard.co.jp」と公式風のリンクが表示されていますが、実際に飛ばされるのは 「https://app.adju〇〇.com/yu3b〇53p?…redirect=https://wcncxf.cn/viewsnet-jr」 という怪しいサイト。
一度別ドメインを経由し、最終的に無関係な中国系サイトへリダイレクトされる仕組みです。
このリダイレクト構造は、詐欺メールによく見られる手口です。
3. 当選を強調し、焦らせる言い回し
「ギリギリセーフ!」「5月31日まで!」など、期間限定や急ぎを強調する表現も典型的です。
冷静な判断を鈍らせてリンクをクリックさせるのが目的です。
4. 日本語の不自然さや細かな誤り
今回のメールでは、日付(5月31日)が正しかったものの、全体的な表現や注意書きにわずかな違和感がありました。
公式の企業メールでは、こうした微細なミスはほとんど見られません。
フィッシング詐欺に遭わないための対策
1. メールの送信元ドメインを必ず確認
ドメイン(@以降のアドレス)を見れば、正規の企業かどうかをある程度判断できます。
しかし、最近では、正規アドレスに偽装されたものも散見されています。
2. 表示リンクと実際のリンク先をチェック
メールソフトやブラウザでリンクにカーソルを合わせると、本当に飛ぶ先のURLが確認できます。
不審なドメインが出た場合は絶対にクリックしないでください。
3. 少しでも違和感を感じたら、公式サイトに直接アクセス
メール内リンクではなく、ブラウザで公式サイトを直接検索してログインしましょう。
4. セキュリティソフトを導入・最新状態に保つ
ウイルス対策ソフトや迷惑メールフィルターを活用することで、リスクを軽減できます。
万が一、リンクをクリックしてしまった場合は?
- 個人情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社に連絡!
- ビューカードであれば、公式の問い合わせ窓口に連絡して、カード利用停止・再発行手続きを行いましょう。
- 可能であれば、警察や消費者センターにも相談しておくと安心です。
まとめ:焦らず、冷静に行動しよう
今回ご紹介した通り、フィッシング詐欺は非常に巧妙です。
ですが、基本のポイントを押さえていれば十分防ぐことが可能です。
- 送信元のメールアドレスを確認する
- リンク先を確認する
- 公式サイトやアプリから直接アクセスする
- 個人情報を安易に入力しない
これらを徹底し、安全なインターネット生活を守りましょう!
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