2026年1月現在、山梨県警や「落とし物センター」「遺失物管理課」などを名乗る不審な自動音声ガイダンスの電話が、全国各地で相次いで報告されています。
山梨県にお住まいの方だけでなく、県外の方にも多数かかってきていることから、犯行グループが地域を問わず無差別に電話をかけている可能性が極めて高い状況です。
被害に遭わないために、現在確認されている手口と安全な対処法をまとめました。
SNS等に報告されている「自動音声」の内容
電話口では、女性の声による自動音声が流れるケースが多く報告されています。
パターン1:山梨県警を名乗る例
「落とし物拾得しております。保管期限が今日までになります。個人の方は1を、法人の方は2を押してください。こちらは山梨県警です」
「落とし物の保管期限が本日までとなっております。個人の方は1、法人の方は2を押してください」
パターン2:「落とし物センター」を名乗る例
「こちらは落とし物センターです。あなたの落とし物を預かっています。保管期限は今日までです」
「こちらは落とし物センターです。個人の方は2を、法人の方は3を押してください」
「詳細を聞く方は3番を押してください」
多くは 「今日まで」「本日まで」 と期限を強調し、受取人を焦らせて番号操作を促すのが特徴です。
番号を押した後に待ち受ける罠
ガイダンスに従って番号を押すと、警察官を名乗る不審なオペレーターにつながるケースが確認されています。
そこで「本人確認のため」として、次のような情報を聞き出そうとしてきます。
- 氏名
- 生年月日
過去の類似事例(ニセ警察詐欺)では、ここから
「あなたの口座が犯罪に悪用されている」
「身の潔白を証明するために確認が必要」
などと不安をあおり、最終的に金銭を要求されたり、資産情報を聞き出されたりする手口が確認されています。
被害を防ぐための3つの鉄則
警察が自動音声で番号操作を求めるケースは通常考えられません
警察署や遺失物センターが、自動音声ガイダンスで「落とし物」の連絡をし、番号操作を求めるケースは通常考えられません。その時点で詐欺の可能性が高いと考えられます。
何も押さずに電話を切る
番号を押すと、「反応した番号」として管理され、今後さらに詐欺電話が増える可能性があります。不審な自動音声が流れたら、すぐに通話を終了してください。
個人情報は絶対に伝えない
電話越しに氏名・生年月日・口座情報・暗証番号などを伝えることは非常に危険です。
万が一、情報を伝えてしまった場合
通話中に氏名・住所・口座番号などを伝えてしまった場合は、速やかに警察相談専用電話 「#9110」 へ相談し、必要に応じて金融機関にも連絡してください。
よくある質問(FAQ)
Q:山梨県に住んでいないのに、なぜ「山梨県警」から電話が来るのですか?
A:詐欺グループが無差別に電話をかけていると考えられます。地域名に惑わされず、不審な電話はすぐに切りましょう。
Q:電話に出ただけで被害に遭いますか?
A:出ただけで被害に遭う可能性は低いですが、番号操作や情報提供をすると被害につながる恐れがあります。
Q:着信履歴が残っている場合はどうすればいいですか?
A:折り返さず、着信拒否設定をしてください。
Q:本当に落とし物があるか確認したい場合は?
A:最寄りの警察署や交番に直接問い合わせるか、公式窓口を利用してください。
免責事項
本記事は、詐欺被害防止を目的とした注意喚起情報です。特定の企業・団体・機関の対応を断定するものではありません。
最終的な判断は、必ず公式窓口や公的機関の案内をご確認ください。

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