現在、楽天カードを装い「不正利用の確認」を名目として、偽サイトへ誘導しクレジットカード情報を盗み取るフィッシングメールが多発しています。
「一部機能が制限される」という言葉で不安を煽りますが、絶対にリンクをクリックしないでください。
本記事では、実際に届いたメールの文面を全文公開し、その見分け方を詳しく解説します。
詐欺メールの実際の文面
届くメールの情報は以下の通りです。特に送信元アドレスと件名に注目してください。
| 項目 | 内容 |
| 送信者名 | 楽天市場(※楽天カードではなく「楽天市場」を名乗る矛盾) |
| 送信元アドレス | yuki_yah@geeking06.zhaopinziyang.com |
| 件名 | 【至急】楽天カードご利用確認�(※末尾が文字化けしている) |
【メール本文】
楽天カード
平素より楽天カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。
現在、お客様のご利用状況に関し、一部確認が必要な項目が検出されております。 不正利用防止および安全性維持の観点から、所定の確認手続きをお願いしております。
本手続きは、通常のご利用確認の一環として行われるものです。
ご本人様確認後、カード機能は引き続きご利用いただけます。ご確認が完了するまでの間、一部機能が制限される場合がございます。 お手数ですが、下記より内容のご確認をお願いいたします。
ご利用内容を確認する(←偽サイトへのリンク)
※本メールは送信専用です。ご返信いただいても対応できません。
ここが不審!見分けるポイント
- 送信元アドレスがデタラメ
送信者名は「楽天市場」となっていますが、メールアドレスのドメイン(@以降)が zhaopinziyang.com という無関係なものです。楽天カードからの公式メールは、主に mail.rakuten-card.co.jp などの独自ドメインから送られます。 - 件名の「文字化け」
件名の末尾が「確認」のように文字化けしています。大手企業が送る公式の自動送信メールで、このような初歩的なミスが放置されることはまずありません。海外のサーバーから送出されている詐欺メール特有の兆候です。 - 「至急」「制限」という煽り文句
「至急」「機能が制限される」という言葉を使い、ユーザーに「早く確認しないとカードが止まってしまう」と思わせて冷静な判断を奪うのは、フィッシング詐欺の典型的な手法です。
対策と安全な対処法
- メール内のリンク(ボタン)は絶対に押さない
リンク先は本物そっくりに作られた偽サイトです。カード番号、有効期限、セキュリティコード(CVV)、楽天ID・パスワードを絶対に入力しないでください。 - 公式アプリ「楽天カード」または「楽天e-NAVI」から確認する
本当に利用制限がかかっているか気になる場合は、メールからではなく、スマホの公式アプリを起動するか、ブラウザで直接「楽天e-NAVI」を検索してログインしてください。本当に重要なお知らせがあれば、ログイン後の画面に必ず表示されます。 - 情報を入力してしまった場合
万が一情報を入力してしまったら、すぐに楽天カードの「盗難・紛失受付センター(24時間対応)」へ連絡し、カードの停止と再発行を依頼してください。
まとめ
- 「楽天市場」名義で「楽天カード」の確認を求める矛盾したメールに注意
- 送信元アドレスが公式サイト(rakuten-card.co.jp)と一致しない場合、フィッシング詐欺である可能性が極めて高いといえます。
- 不安を感じたら、メールを閉じて公式アプリをチェック
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参照・出典
- Rakuten|【ご注意】楽天を装った不正事例
- 楽天カード|不審メールにご注意ください
- フィシング対策協議会|楽天市場および楽天カードをかたるフィッシング
免責事項
本記事で紹介しているメールの文面や情報は、執筆時点での事例に基づいたものです。詐欺の手口は日々巧妙化しており、送信元アドレスや内容が変更される場合があります。 記事の内容には細心の注意を払っておりますが、情報の正確性や安全性を保証するものではありません。万が一、本記事の情報を利用したことにより損害が発生した場合でも、当サイトは一切の責任を負いかねます。最終的な判断や確認は、必ず各サービスの公式サイトや公式窓口で行ってください。

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