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「保険局調査課」を名乗る自動音声詐欺に注意!本物との見分け方と対処法

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【注意】この記事は、不審電話(なりすまし詐欺/架空請求)への注意喚起を目的として作成したものです。実在の行政機関や職員とは一切関係ありません。記載している電話番号・メッセージは、被害防止のために共有されている不審事例であり、実在の公的機関が案内する正式な連絡ではありません。


保険局調査課を名乗る自動音声ガイダンス電話に注意

最近、「保険局調査課」など行政機関を思わせる名称を名乗る、自動音声ガイダンス(アナウンス)による不審電話の報告が増えています。

電話に出ると、次のような自動音声が流れる場合があります。

「保険局調査課です。保険証の使用に関する最終連絡です。オペレーターにつなぐ方は1番を押してください」

一見すると公的機関からの正式な通知のように聞こえますが、本物っぽい部署を名乗る詐欺の可能性が極めて高く危険です。


行政機関が「自動音声で最終通告」はあり得ない

国や自治体の保険関連部署が、自動音声で「最終連絡」「オペレーターにつなぐ」と案内することは一般的にありません。
また、本当に重要な連絡であれば事前の文書送付や加入保険組合からの案内があります。


1番を押すとどうなる?

自動音声の指示に従って「1番」を押すと、犯人グループにつながる恐れがあります。

想定される流れは以下の通りです。

  • 本人確認と称して個人情報(氏名・住所・保険証番号)の聞き出し
  • 「不正使用」「違法な処方」など架空のトラブルをでっちあげて不安を煽る
  • 指定口座・電子マネー・QRコードなどでの支払い要求

いずれも、これまで多発している特殊詐欺の典型手口です。


曖昧な「保険局調査課」という部署

「保険局調査課」など、極めて曖昧な部署名です。
これでは、どこの「保険局調査課」なのか不明です。
通常の連絡であれば、厚生労働省なのか? 自治体なのか?健康保険組合なのか?名乗るはずです。
犯人グループが信ぴょう性を持たせるために“行政機関っぽい名称”を勝手に作っているだけです。


不審電話を受けた時の対処方法

  • ボタンは押さずにそのまま電話を切る
  • 個人情報を伝えない
  • 着信履歴へ 折り返し電話をしない
  • 電話番号を 着信拒否に登録する
  • 不安がある場合は、加入している健康保険組合や自治体の窓口へ直接確認する
  • 金銭要求や脅しがあれば 警察相談専用窓口「#9110」 へ相談する

FAQ(よくある質問)

Q1. 本当に行政機関からの電話ではないのですか?

A. 行政機関が「最終連絡」「オペレーターにつなぐ」という自動音声連絡を使うことはありません。重要な通知は書面で届きます。

Q2. 間違えて「1番」を押しました。どうすればいいですか?

A. 会話を続けずすぐに電話を切ってください。個人情報を伝えてしまった場合は、自治体窓口や警察へ相談されることをおすすめします。

Q3. 電話番号が正規のものに見えるのですが?

A. 電話番号は容易に偽装できます(番号スプーフィング)。番号が正規らしく見えても信用せず、折り返しはしないでください。

Q4. 保険証の不正利用が本当に心配です。

A. 不安な場合は、加入している健康保険組合・市区町村の国民健康保険担当窓口に直接連絡して確認するのが安全です。


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参照・出典


免責事項

本記事は、不審電話や詐欺被害の防止を目的として一般的な情報をまとめたものであり、特定の団体・機関・個人を批判する意図はありません。
記載内容は被害報告や公開情報に基づいていますが、すべての事例を網羅するものではありません。
本記事を利用したことによって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。
不審な連絡を受けた場合は、必ず公的機関や警察などの正式窓口にご確認ください。

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