はじめに
2025年11月現在、0800-300-9857(08003009857)というフリーダイヤル番号から、「電気料金調査センター」を名乗る自動音声アンケートの着信報告がSNSや電話番号情報サイトで相次いでいます。
また、「0800-300-9853」「9854」「9855」「9856」などの連番番号からも類似の自動音声アンケートの報告があり、同一の自動システムによる発信の可能性が指摘されています。
本記事では、これらの着信に関する情報をもとに、音声内容・想定される意図・注意点・安全な対応策をわかりやすく解説します。
📌 0800-300-9857 からの電話概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発信番号 | 0800-300-9857(フリーダイヤル) |
| 名乗り | 「電気料金調査センター」「エネルギーデータバンク」など(※公式確認なし) |
| 内容 | 電気料金に関する自動音声アンケート |
| 誘導形式 | プッシュ操作(例:戸建てなら1、マンションなら2)を促す |
| 報告時期 | 2025年10月2日から報告が急増 |
※現時点で、公的機関や電力会社がこの番号を使用しているという公式情報は確認されていません。
🎧 ユーザー投稿の一例(※正確性未確認)
電話番号検索サイトなどに投稿された内容を一部ご紹介します。 ※以下はあくまで利用者の投稿であり、正確性は保証されていません。
- 「一戸建てにお住まいの方は1をマンションやアパートにお住まいの方は2を押してください…みたいな内容でした。」
- 「電力会社のアンケートと称して、戸建てかどうか、年齢を尋ねてきました。」
- 「一戸建てにお住まいの方を対象に…というところで電話を切りました。」
❓「電気料金調査センター」は実在するのか?
2025年11月時点での調査では、以下の通りです:
- 国税庁法人番号検索: 該当なし
- 公的機関・電力会社の公式発表: 一致する名称なし
- 公式ウェブサイト: 確認できず
つまり、現時点では法人登記や公式発表などによる裏付けは確認できていません。 ※ただし、「実在しない=危険」という意味ではなく、発信元の透明性が不明であるという点に注意が必要です。
⚠ 想定されるリスク(※推測に基づく情報)
発信元が不明なまま情報を収集する形式であるため、以下のようなリスクが指摘されています。
① 個人情報の収集目的の可能性
質問内容が「戸建てかどうか」「年齢」「電気料金の利用状況」など、生活状況に関する情報であるため、マーケティングリスト作成などに利用される可能性があります。
② 後日の営業電話につながる可能性
他の番号では、以下のような営業勧誘につながるのではとの指摘もあります(SNS投稿ベース):
- 太陽光発電
- 蓄電池
- 新電力切り替え
- 給湯器リフォーム
③ 発信元の透明性が不明
公式機関の名称では確認できないため、信頼性のある発信とは言い難い状況です。
📖 法律上のポイント(一般論)
仮に営業目的で電話をしている場合、事業者には特定商取引法に基づく以下の義務があります:
- 第16条: 勧誘開始時に事業者名・勧誘目的を明示する義務
- 第6条: 虚偽の説明(不実告知)の禁止
- 第17条: 消費者が断った後の再勧誘の禁止
※本記事はあくまで一般論であり、本電話番号がこれらに該当するかどうかを断定するものではありません。
🛡 安全な対応策
以下は、迷惑電話対策として一般的に推奨される方法です:
- プッシュ操作をしない
- 質問に答えない
- 個人情報を伝えない
- 不審に思ったらすぐ通話を終了する
- 必要に応じて、消費者ホットラインなどに相談する
📞 相談先
- 消費者ホットライン:188(いやや!)
- 警察相談専用電話:#9110
📱 着信ブロックの方法
iPhoneの場合
電話アプリ → 履歴 → 番号横の「i」 →「この発信者を着信拒否」
Androidの場合
通話履歴 → 番号を長押し →「ブロック」または「着信拒否」
🙋♀️ よくある質問(FAQ)
Q1. 0800-300-9851と9852などには関係がありますか?
公式情報はありませんが、音声内容や誘導形式が類似しており、同一システムの可能性が指摘されています。
Q2. 出ただけで危険ですか?
電話に出るだけでは問題ありません。ただし、ボタン操作や質問への回答は避けるのが安全です。
Q3. 折り返し電話しても大丈夫?
おすすめしません。発信元が不明なため、折り返しは避け、必要に応じて相談窓口へ。
Q4. 無視しても問題ない?
はい、問題ありません。不安な場合は着信拒否設定を行いましょう。
Q5. 0800番号は本当に無料?
総務省の調査によると、0800番号を悪用した詐欺や不当請求の相談件数は年々増加傾向にあります。基本的にはフリーダイヤルですが、受信者に課金されるケースもあるため、長時間の通話や折り返しは避けましょう。
✅ まとめ
- 0800-300-9857は「電気料金調査センター」などを名乗る自動音声アンケートの報告が多数
- 公式機関との関係は確認されていない
- 生活情報に関する質問が多く、個人情報収集や営業勧誘の可能性も
- 出ない・押さない・答えない・折り返さないを徹底し、心配な場合は相談窓口へ!
参照・出典
- 中部電話|中部電力関係者を装った不審電話や訪問などにご注意ください!
- 九州電話|九州電力を騙った自動音声ガイダンスによるご連絡にご注意ください
- 中国電力|自動音声ガイダンスによるアンケートの電話にご注意ください
- ANNnewsCH「東京電力名乗る偽電話 番組スタッフが出てみたら…狙いは個人情報?」(YouTube)
- 電話帳ナビ|08003009857
- JPnumber|0800-300-9857
🧾 免責事項
本記事は、2025年11月時点で確認できる利用者投稿・一般的な迷惑電話対策の情報に基づいて作成しています。 特定の企業・団体・個人を断定・批判する意図はありません。 内容には不確実性が含まれる可能性があるため、実際の事案については公的機関や関係窓口の最新情報をご確認ください。


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