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【注意喚起】+991から始まる末尾0110の電話は詐欺の可能性大!警察を名乗る国際電話にご注意【2025年版】

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最近、「+991」から始まる番号から、警察や公的機関を名乗る不審な電話 が相次いで報告されています。
特に「末尾0110」となっているケースが多く、日本の警察署や緊急通報番号(110番)を連想させる悪質な手口 です。

本記事では、+991の番号の正体や詐欺の特徴、安全な対処法をわかりやすく解説します。


📞 +991からの不審電話の実例

SNSや迷惑電話サイトなどで報告されている番号の一例です。

+9914120110
+9917470110 など

実際の報告内容をもとにした再構成例:

「こちらは警視庁の〇〇です。△△さんで間違いないでしょうか?」
「あなた名義のカードが詐欺事件に使われています」
「捜査協力として、警察署に出頭してください」
「お忙しいと思いますので、LINEのビデオ通話で事情聴取します」

このように、警察を名乗って不安をあおり、個人情報を聞き出す 詐欺が多発しています。


🌍 +991とは?国番号の仕組みと実際の割り当て

国際電話番号は、国際電気通信連合(ITU) が国や地域ごとに割り当てている番号帯です。
それぞれの番号帯には地理的な傾向があります。

番号帯地域・用途
+1北米(アメリカ・カナダなど)
+2アフリカ地域
+3 / +4ヨーロッパ地域
+5南米
+6東南アジア
+7ロシア周辺
+8東アジア
+9東南アジア・南アジア・中東地域など
+99未使用(どの国にも割り当てなし)
+991国際電話公衆通信サービス(ITPCS)用番号帯

🛰️ +991は「ITPCS(国際電話公衆通信サービス)」専用番号

「+991」は、一般の国・地域を表す番号ではなく、
国際電話公衆通信サービス(International Telecommunications Public Correspondence Service, ITPCS) に割り当てられた特別な番号帯です。

この番号は、通常の個人や企業が使うものではなく、
国際通信の実験・試験・特定の通信サービス用に使われています。

したがって、

一般利用者に+991から電話がかかってくることは、極めて不自然
です。


⚠️ なぜ+991から電話がかかってくるのか?

詐欺グループがスプーフィング(発信番号の偽装)を使って
実際の発信元を隠していると考えられます。

主な目的は以下の通りです。

  • 「+991」など見慣れない番号で不安にさせる
  • 「0110」で警察を連想させる
  • 実際の発信元を追跡されにくくする

つまり、これは国際電話を装った特殊詐欺の一種といえます。


🚨 よくある詐欺の会話例

「あなた名義の口座が犯罪に利用されています」
「確認のために口座番号を教えてください」
「カードを一時停止します。確認のため暗証番号を…」

このように公的機関の名をかたり、個人情報や金銭を狙う手口が典型です。
特に、LINEのビデオ通話へ誘導し、顔や身分証の撮影を求めるケースもあります。


🧭 安全な対応策

  1. 見慣れない電話番号に出ても「名乗らない・答えない」
  2. 「数字を押してください」などの操作をしない
  3. 不審に思ったら、すぐに通話を終了
  4. 折り返し電話をしない(高額通話料・新たな詐欺の恐れ)
  5. 不安な場合は以下に相談
     - 警察相談専用ダイヤル「#9110」
     - 消費者ホットライン「188(いやや)」

💬 よくある質問(FAQ)

Q1. +991からの電話は本当に警察ですか?
→ いいえ。警察や公的機関が+991などの国際電話から連絡することはありません。

Q2. 折り返しても大丈夫?
→ 推奨されません。不正通話料金や再詐欺につながる恐れがあります。

Q3. 出てしまったらどうすれば?
→ 個人情報を話していなければ大きな被害の可能性は低いですが、着信をブロックし、#9110へ相談を。


✅ まとめ

  • +991はITPCS(国際通信公衆サービス)用番号帯で、一般利用はされていない
  • 末尾0110の電話は警察を装う詐欺の可能性が高い
  • スプーフィング(発信番号偽装) により海外から不正に発信されている
  • 不審な電話には「出ない・折り返さない・話さない」が鉄則

もし不安を感じた場合は、#9110(警察相談専用窓口)や消費者ホットライン(188)へご相談ください。


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🪪 参照・出典


🧾 免責事項

本記事は、2025年10月時点の情報およびSNS・通報サイトでの投稿をもとにした一般的な注意喚起です。
特定の個人・団体を断定的に批判するものではありません。
実際の被害・対応については、必ず警察・通信事業者・公的機関にご相談ください。

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