広告あり

【詐欺注意】+1800から始まる電話は危険?日本信用情報機構(JICC)を名乗る自動音声詐欺電話【2025年最新版】

スポンサーリンク

はじめに:+1800から始まる電話の詐欺リスク

2025年9月現在、「日本信用情報機構(JICC)」を名乗る自動音声ガイダンスによる不審な電話が全国各地で報告されています。

特に、国際電話番号「+1800XXXXXXX」や「+1 (800) XXX-XXXX」からの着信では、クレジットやローンに関する重要なお知らせと称して「1を押してください」と操作を促すケースがあり、詐欺の可能性が非常に高いです。

本記事では、+1800番号の正体、JICCを名乗る自動音声詐欺の手口、スプーフィングの危険性、安全な対応方法を詳しく解説します。


+1800番号とは?北米のトールフリー番号

+1800は、アメリカ・カナダを含む北米番号計画(NANP)におけるトールフリー番号(北米版フリーダイヤル)です。

特徴

  • 「800」で始まる番号は、米国やカナダ国内からは通話料が発信者にかからないフリーダイヤル
  • 日本から「+1 800」に国際電話をかける場合、無料にはならず国際通話料が発生
  • 「800」以外にも「888」「877」「866」「855」「844」「833」などのトールフリー番号帯が存在
  • 本来は企業の問い合わせ窓口などに使われるが、最近では詐欺や迷惑電話でも悪用されるケースがある

👉 つまり、+1800は北米のフリーダイヤルですが、日本からかけると無料ではなく、詐欺利用の報告もあるため注意が必要です。


JICCを名乗る自動音声詐欺の手口

実際に報告されている自動音声例

「こちらは日本信用情報機構です。お客様のクレジットまたはローンに関する重要なお知らせがあります。詳細をお聞きになる場合は1を押してください。」

特徴的な点

  • 「クレジット」「ローン」「重要なお知らせ」など不安をあおるワード
  • 「1を押せ」と操作を促す
  • 個人情報や金銭の詐取を狙う

🔍 JICC公式サイトでも、自動音声で金銭や個人情報を求めることは一切ないと注意喚起しています。

JICC|日本信用情報機構等を名乗る詐欺行為について


スプーフィング(番号偽装)の危険性

スプーフィングとは、発信者番号を偽装し、実際の発信元とは異なる番号を着信画面に表示させる手法です。

  • 表示番号は「+1800」でも、実際の発信元は別の電話番号の詐欺業者
  • JICCや通信会社を名乗り、信頼させる
  • 「1を押す」操作で通話が詐欺グループにつながるケースも

👉 番号表示だけで判断せず、必ず公式窓口で確認することが大切です。


安全に対応するための4つの対策

  • 出ない・折り返さない
     +1800など日常的でない国際番号は無視する
  • ボタン操作をしない
     「1を押す」「0を押す」は絶対従わない
  • 個人情報を伝えない
     氏名・住所・カード番号など提供しない
  • 公式窓口で確認
     不安な場合はJICC公式や警察相談窓口(#9110)で確認

さらに、着信拒否設定や迷惑電話ブロックアプリを活用すると安心です。


詐欺が疑われる電話番号の例

  • +1800XXXXXXX
  • +1 800 XXX XXXX
  • +1 (800) XXX-XXXX
    +1 (800) 221-3144
    +1 (800) 686-3834

※これらの番号からの着信は、JICC公式とは無関係です。


FAQ(よくある質問)

Q1. +1800からの電話は本物のJICCですか?
A1. いいえ。JICCでは、自動音声でクレジットやローンに関する通知は行いません。

Q2. 「1」を押してしまった場合は大丈夫ですか?
A2. すぐに通話を終了し、消費者ホットライン(188)や警察相談窓口(#9110)に相談してください。

Q3. なぜ自分にかかってきたのですか?
A3. 無作為に発信されていることが多く、特定個人を狙ったものではない可能性があります。

Q4. 折り返すとどうなりますか?
A4. 高額な国際通話料が発生する可能性や、詐欺業者につながる危険があります。絶対に折り返さないでください。

Q5. トールフリー番号は必ず安全ですか?
A5. いいえ。正規の企業でも使われますが、詐欺や迷惑電話に悪用されることもあります。


まとめ:+1800番号を使ったJICC詐欺の危険

  • +1800は北米のトールフリー番号で、日本からかけると無料ではない
  • 「JICC」を名乗る自動音声は詐欺の可能性が高い
  • スプーフィングによる番号偽装が多いため、番号だけで判断しない
  • 対策は「出ない・押さない・信じない・公式確認」の4原則
  • 不審な電話は速やかにブロックし、必要に応じて #9110・188 に相談を

あわせて読みたい


参照・出典


免責事項

本記事は特殊詐欺被害の未然防止と正確な情報提供を目的としています。
不審な電話を受けた場合は、警察相談専用電話(#9110)やJICC公式サイトで確認してください。
情報は2025年時点のものであり、詐欺の手口や番号は日々変化します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました