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【注意喚起】「+8000286210110」から栃木県警生活安全課など警察を名乗る詐欺電話に要警戒 — スプーフィング(番号偽装)の手口と安全な対応【2025年最新版】

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2025年現在、「+8000286210110」「+800 0286210110」など、栃木県警察(電話:028-621-0110)に似せた国際表示の着信が多数報告されています。表示が似ていても本物とは限らず、スプーフィング(発信者番号偽装)を使った詐欺電話の可能性が非常に高いため、冷静な対応が必要です。


「+8000286210110」の何が怪しいのか?

  • 表示番号:+8000286210110
  • 本物の番号:栃木県警本部 028-621-0110

国際電話の「+8」は、東アジアおよび通信衛星を利用した国際移動通信に割り振られた番号帯です。
「+80」は未使用であり、存在しない番号です。
「+800」は国際フリーダイヤル(UIFN:Universal International Freephone Number)に使われる番号帯で、国際的な特性があります。最近では、スプーフィングにより悪意ある表示に使用されることがあります。


スプーフィング(番号偽装)とは?

スプーフィングは、発信側があえて偽の番号を送信し、受信側の表示に別の番号を出させる手口です。技術的にはVoIPサービスや国際ゲートウェイを悪用して番号を書き換えます。表示番号だけで発信元を信用してはいけない点が、この詐欺の特徴です。


実際に報告されている手口(栃木県警を名乗るケース)

  • 「栃木県警生活安全課の〇〇です」と名乗る
  • 「あなたの口座が不正利用されています」「逮捕状が出ています」「警察に出頭してください」など不安を煽る
  • 警察に出頭出来ないと言うと、LINEなどのビデオ通話に誘導し、偽の身分証や手帳を見せる
  • 個人情報(口座番号・暗証番号)や金銭の振込を要求する

※電話で「逮捕」や「罰金」「保証金」を要求することは、実際の警察ではありません。


出てしまった・押してしまった・折り返してしまった場合の対処法

1. 着信に出てしまった場合

  • すぐ通話を切る:個人情報を話していなければ、被害にはつながりにくい
  • 通話内容や着信番号をメモして、警察や迷惑電話対策アプリに通報

2. 「1」や「0」を押してしまった場合

  • プッシュ操作でオペレーターに転送される可能性あり
  • すぐに通話を終了
  • 個人情報を伝えてしまった場合は、金融機関に連絡して口座・カードを停止・監視

3. 折り返してしまった場合

  • 国際通話扱いになり高額請求されるリスクあり
  • 通話を切り、カードや口座の監視・停止
  • 必要なら警察(#9110)や消費者センター(188)に相談

今すぐできる被害防止策

  • 出ない・押さない・折り返さない:表示が怪しい番号は無視が最も安全
  • 公式番号に自分でかけ直す:栃木県警 028-621-0110 など
  • 迷惑電話機能の活用:キャリアや端末の着信拒否・フィルター
  • スマートフォンは迷惑電話対策アプリを設定
  • 国際電話は国際電話不取扱受付センターに登録
  • 証拠の保存:音声やSMSは報告時に役立つ
  • 高齢者への注意喚起:高齢者を狙う詐欺も多い

相談窓口(公的)

  • 警察相談専用電話:#9110
  • 消費者ホットライン(国民生活センター):188

※不審電話は通信事業者や迷惑電話アプリにも報告を。


よくある質問(FAQ)

Q1. 「+8000286210110」は本物の栃木県警ですか?
A1. いいえ。公式番号は028-621-0110です。国際番号(+800)から、かかってきた場合は詐欺の疑いが強いです。

Q2. +800番号は折り返しても無料ですか?
A2. 国際フリーダイヤル(UIFN)ですが、国や回線によって取り扱いが異なり、必ずしも無料ではありません。悪用されることもあるため折り返さないでください。

Q3. スプーフィングはどう防ぐ?
A3. 表示だけで判断せず、公式番号に自分からかけ直すことが最も有効。キャリアやアプリの迷惑電話機能を活用し、警察や消費者センターに報告。


まとめ:表示が似ていても信用しない

  • 「+8000286210110」のような番号は、栃木県警を偽装するスプーフィング表示の可能性が高い
  • 出てしまった・押してしまった・折り返してしまった場合も、落ち着いて通話を切り、公式窓口や相談窓口へ連絡
  • 被害防止の基本は 出ない・押さない・折り返さない

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参照(出典)


免責事項

本記事は、インターネット上の報告や公的機関の注意喚起をもとに作成した一般的な注意喚起です。特定の番号・人物・団体を断定的に非難するものではありません。手口や番号は日々変化しますので、実際の対応や被害の有無は警察や消費生活センター等に必ずご確認ください。


📞 緊急・相談窓口(再掲)

警察相談専用電話:#9110
消費者ホットライン:188

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