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+883から始まる電話番号に注意!入国管理局を名乗る自動音声詐欺の可能性も

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最近「入国管理局」を名乗る怪しい電話が増加中

「こんにちは。入国管理局です。重要なお知らせがあります」「出入国在留管理局です」といった、日本の公的機関を名乗る不審な国際電話がSNS(X/Twitter)で多数報告されています。
特に、+883から始まる電話番号 には注意が必要です。

※「入国管理局」という名称の組織は現在は存在しません。
2019年に組織改編が行われ、現在は出入国在留管理庁が管轄しています。


自動音声の内容例:「在留資格に影響します」

報告されている自動音声ガイダンスの例は以下の通りです。

  • 「こんにちわ。法務省入国管理局です。この局に重要なお知らせがあります。普段お使いの言語が日本語の場合は8を押してください。普段お使いの言語が中国語の場合は9を押してください。カスタマーサービス担当者が対応いたします」
  • 「出入国在留管理局です。重要な書類のお知らせがあります。在留資格に影響する可能性があります」
  • 「こちらは出入国在留管理庁です。渡航履歴に関して至急伺いたい事があるためご対応をお願い致します。日本語は1。英語は2、中国語は3を押してください」

このように不安を煽り、個人情報や金銭をだまし取ることが目的とみられます。


詐欺が疑われる+883発の着信番号例

  • +883XXXXXXX
  • +8836967999

これらは国際ネットワーク専用番号で、日本国内の公的機関が正規に使用しているものではありません。


+883とはどこの国番号?どこからの電話?

  • 「+8」は東アジアや衛星通信の国際番号帯
  • 「+88」という国番号は存在しない
  • +883は「国際ネットワーク」専用番号

つまり、特定の国や組織から発信されているとは限らず、スプーフィング(番号偽装)による詐欺電話 の可能性が高いと考えられます。
👉Wikipedia|国際電話番号の一覧


電話の目的は?よくある詐欺の流れ

+883からの国際電話では、次のような手口が確認されています。

  1. 「在留資格が危ない」などと不安を煽る
  2. 「番号を押してください」と自動音声で誘導
  3. 詐欺グループへ転送 → LINEや別媒体に誘導
  4. 金銭や個人情報を要求

特に、外国籍の方や留学生を狙い、多言語対応の音声が使われるケースもあります。


【注意】+883の電話は無視してOK?

結論:出ない・折り返さないのが基本 です。

  • 不明な国際番号には応答しない
  • 自動音声で「番号を押してください」と言われても操作しない
  • 個人情報・口座情報を提供しない

不安があれば、出入国在留管理庁の公式窓口 へ確認することをおすすめします。

👉出入国在留管理庁|入管を名乗る不審な電話、メール等にご注意ください


よくある質問(FAQ)

Q. +883の電話番号はどこから来ているの?

A. 国際ネットワークの番号 で、特定の国に属しません。多くはスプーフィング(番号偽装)による詐欺電話です。


Q. 出入国在留管理庁が自動音声で電話してくることはある?

A. 公式には確認されていません。
通常は郵送や公式サイトで通知が行われ、自動音声での発信は不自然です。


Q. +883の電話に出てしまった/番号を押してしまったら?

A. 個人情報を伝えたり、金銭を振り込んだりしていなければ、被害に至っていない可能性が高いです。
ただし、念のため警察や消費者センターに相談しましょう。


Q. 留守番電話で再生した場合、料金はかかりますか?

A. 着信時に発信側が料金を負担する仕組みが多いため、基本的に受信側の留守電再生で追加料金が発生することはありません。
ただし、国際電話サービスや契約プランによっては例外もあるため、不安な場合は通信キャリアに確認するのが確実です。


まとめ:+883の国際電話は詐欺の可能性が高い

  • +883は「国際ネットワーク」用番号であり、公的機関の発信ではない
  • 「入国管理局」を名乗る電話は不自然(現在は出入国在留管理庁が正式名称)
  • 応答・折り返しは避けるのが安全

相談窓口

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不安を感じたらすぐに相談!
📞 警察相談専用電話:#9110
📞 消費者ホットライン:188
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免責事項

本記事は、報告されている事例や公表情報をもとに作成した注意喚起記事です。
特定の電話番号・組織・人物を誹謗中傷する意図はありません。
実際の対応にあたっては、必ず公式情報を確認し、必要に応じて警察・消費生活センター・通信キャリアなどの専門窓口へご相談ください。


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