最近、「+935」から始まる見慣れない国際電話の着信が報告されています。
- 「出てしまったけど大丈夫?」
- 「折り返すとどうなるの?」
- 「そもそも+935ってどこの国?」
この記事では、こうした疑問について、
- 「+935」の正体
- 詐欺の可能性と手口
- 出てしまったときの対処法
- 安全な対応方法
をわかりやすく解説します。
+935ってどこの国の番号?
結論から言えば、+935は現在どの国にも割り当てられていない番号です。
国番号「+93」はアフガニスタンに割り振られていますが、「+935」は未割り当ての番号帯です。
つまり「正体不明の国際電話」として利用される可能性が高く、詐欺やスプーフィング(番号偽装)に悪用されているケースが多いです。
なぜ存在しない番号から着信があるの?
こうした着信の多くは 「スプーフィング(番号偽装)」 によるものです。
📌 スプーフィングとは?
発信者番号を偽装し、受信者の画面に実際とは異なる番号を表示させる技術。
国際電話では、受け手が「どこの国だろう?」と不安になって応答しやすくするために悪用されます。
+935を使った詐欺の具体例
ネット上で報告されている典型的な手口を紹介します。
📞 よくある流れ
- +935から着信(1〜2コールで切れることも多い)
- 出ると自動音声(日本語・中国語など)
- 「電話が停止されます」「遺失物があります」など不安をあおる内容
- 「詳細を確認するには1を押してください」と誘導
- 指示に従うと詐欺グループにつながる
- LINEやSMSに誘導され、個人情報や金銭を要求される
👉 日本の警察や公的機関を名乗るパターンも報告されています。
出てしまったけど大丈夫?
結論:出ただけなら大きな問題はありません。
ただし、以下の点を確認してください。
✅ チェックリスト
- 番号を押すよう指示され、従ってしまったか?
- 名前・住所・口座番号などを伝えてしまったか?
- SMSやLINEなどで連絡が来ていないか?
- 金銭やコンビニ決済を求められていないか?
どれも当てはまらなければ、被害の可能性は低いです。
ただし、履歴は残し、今後同じ番号からの着信に注意してください。
安全な対応方法:出ない・折り返さない・通報する
🚫 基本対応は「無視」でOK」
状況 | 対処方法 |
---|---|
着信があった | 出ない・無視(折り返さない) |
出てしまったが番号は押していない | 履歴を保存して注意 |
番号を押した / 情報を話した | 速やかに #9110(警察相談専用)や 188(消費者ホットライン)へ相談 |
詐欺が疑われる電話番号
+93570092769
よくある質問(FAQ)
Q. 出ただけで通話料はかかる?
→ 通常はかかりません。ただし折り返すと高額請求のリスクがあります。
Q. 自動音声で番号を押してしまったけど会話はしていない…
→ 詐欺グループにつながる可能性があります。すぐに通話を終了し、以降の着信に注意してください。
Q. この番号をブロックできる?
→ はい、スマホの着信拒否設定で可能です。「不明な番号を拒否」に設定するのも有効です。
まとめ|+935からの着信は危険、無視が正解
- +93はアフガニスタン。+935は現在どの国にも割り当てられていない番号
- 詐欺や番号偽装に使われる可能性が高い
- 出ても慌てず、個人情報や金銭は絶対に渡さない
- 不安な場合は #9110 や 188 に相談する
👉 結論:出ない・折り返さない・信じない。
参照ページ
免責事項
本記事はインターネット上の情報や公的機関の注意喚起をもとに作成した一般的な情報提供です。特定の団体・個人を非難するものではありません。内容の正確性は保証できませんので、実際の事案については必ず公的機関にご確認ください。
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