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【要注意】+425から始まる末尾0110の電話は警察を装った詐欺?未使用の国番号を悪用した不審な国際電話に注意

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+425で始まる国際電話が警察を名乗る?

最近、「+425」から始まる国際電話番号による不審な着信が相次いでいます。

特に「末尾が0110」の電話番号(例:+425XXXX0110)が警察を名乗り、「〇〇県警捜査二課の△△です」「あなた名義の口座が犯罪に使われている」といった内容を告げるケースが多数報告されています。

しかし結論から言えば、+425は現在未使用の国番号であり、詐欺やスプーフィング(番号の偽装)の可能性が極めて高いです。

+425の国番号はどこの国?

+4で始まる国番号は、主にヨーロッパに割り当てられています。

  • +42 → かつて「チェコスロバキア」で使用(1993年の分離後も一時的に共通使用)
  • 現在は、チェコが「+420」、スロバキアが「+421」を使用
  • +425 → 現在は未使用

つまり「+425からの着信」は、存在しない国番号を装ったスプーフィング詐欺の可能性が非常に高いということです。

警察を名乗る詐欺電話の典型例

SNSや掲示板で報告されている会話例は以下の通りです:

  • 「私、〇〇県警捜査二課の△△と申します。□□さんのお電話で間違いないですか?」
  • 「逮捕した容疑者があなた名義のキャッシュカードを持っていました」
  • 「銀行口座がマネーロンダリングに利用されている。今日中に署に来てほしい」

このように「警察」を名乗って不安を煽り、最終的には口座番号や送金を要求するのが典型的な手口です。

本物か偽物かの判断ポイント

  • 国際電話(+425など)や携帯電話でかかってくる
  • 「警察」「総務省」「NTT」など不安を煽る機関を名乗る
  • 「詳細は番号を押してください」とガイダンスが流れる
  • 日本語が不自然で、台本を読んでいるような会話
  • ATM操作や送金アプリ、暗号資産での送金を求める

警察や公的機関が電話で送金を要求することは絶対にありません。

出てしまった・情報を伝えてしまった場合の対処法

  • 個人情報を伝えてしまった場合: すぐに家族や警察に相談。銀行・カード会社へも連絡。
  • 番号を押してしまった場合: 詐欺グループへ転送される恐れがあるため、すぐに切断。
  • 履歴や録音を保存: 警察に相談する際の証拠になります。

「0110」という数字を悪用?

日本では「110番」は緊急通報、また「0110」は多くの警察署で代表番号として使用されています。

この「0110」を電話番号の末尾に入れることで、「警察からの電話かもしれない」と錯覚させる狙いがあると考えられます。

不審な国際電話の対策

  • 知らない国番号からの電話には出ない
  • 留守電やSMSに返信しない
  • スマホで着信拒否設定を活用
  • 迷惑電話対策アプリを導入(例:Whoscall、電話帳ナビ)
  • 電話番号を検索して同様の報告がないか確認

FAQ:よくある質問

Q1. +425はどこの国の番号ですか?
A. 現在未使用です。かつての+42(チェコスロバキア)の系列に見えますが、正式に割り当てられていません。
Q2. 日本の警察が国際電話でかけてくることはありますか?
A. ありません。警察が+425など国際番号で連絡することはないため、すべて詐欺を疑ってください。
Q3. 「0110」という末尾は本当に警察番号ですか?
A. はい、日本では多くの警察署で代表番号として使用されています。詐欺グループはその信頼感を悪用しています。

詐欺が疑われる電話番号(報告例)

  • +4253470110
  • +4254840110
  • +4256430110

免責事項

本記事は2025年8月時点の情報に基づいています。詐欺の手口は日々巧妙化しているため、正確性や完全性を保証するものではありません。疑わしい電話を受けた場合は、必ず最寄りの警察署や「#9110」に相談してください。

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