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【要注意】+219から始まる末尾0110の電話は警察を装った詐欺?不審な国際電話が急増中

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概要

+219の国際電話は、「リビアによる予約」状態の国番号ですが、日本でこの番号から警察を名乗る不審な電話が増えています。
「〇〇県警捜査二課の△△と申します。□□さんのお電話で間違いないですか?」

こんな電話が突然かかってきたら、驚いてしまうかもしれません。
最近、+219で始まり末尾が0110の国際電話(+219XXXX0110)から、警察を名乗る不審な通話が相次いでいます。

この記事では、実際に報告されている電話の内容や、なぜこのような電話が詐欺と疑われているのかを解説。対策や無視すべきポイントもわかりやすく紹介します。


+219の電話番号はどこの国?正体は?

結論から言えば、+219は「リビア」の国番号です。
しかし、日本に住んでいてリビアと全く関係がない人にとって、この番号からの着信はほぼ100%迷惑電話や詐欺です。

特に、末尾が「0110」(日本で「警察の通報番号110番」として馴染みがある)という構成は、意図的に警察を想起させるための手口・スプーフィング(電話番号の偽装)とみられています。


詐欺電話の典型的な会話例と特徴

以下は、SNS(X/Twitter)などに投稿された会話の一例です:

  • 「私、〇〇県警捜査二課の△△と申します、□□さんのお電話で間違いないですか?」
  • 「逮捕した容疑者があなた名義のカードを持っていた。」
  • 「あなた名義の銀行口座がマネーロンダリングに使われていた。今日中に〇〇県の警察署に出頭してください。」

このように、最初に警察や公的機関の名前を出して信用させ、後に口座情報の提供や送金を要求してくるパターンが多いです。


本物か偽物かの判断ポイント

  • 国際電話(+219など)でかかってくる
  • NTTや総務省などを名乗る自動音声ガイダンス
  • 「詳細は1を押してください」などと指示
  • 警察、税務署、裁判所など「不安をあおる機関」を名乗る
  • 台本を読んでような不自然な日本語
  • ATMや送金アプリ、暗号資産などでの支払いを要求

✅ 警察や公的機関が電話で送金を求めることは絶対にありません


出てしまった・情報を伝えてしまった場合の対処法

個人情報を伝えてしまった場合
→ すぐに家族や信頼できる人、警察に相談を。
→ 銀行やクレジットカード会社にも連絡し、不正利用の監視や利用停止を依頼しましょう。

番号を押してしまった場合
→ オペレーターに繋がったらすぐに切断を。
→ 「1」や「9」など番号を押すと詐欺グループに転送されるケースが多いため注意。

着信履歴や録音・通話内容を保存している場合
→ 警察への通報時に有効な証拠になります。


そもそも「0110」は日本の警察番号。それを悪用?

日本では「110番」は警察への緊急通報番号です。
それに「0」がついている「0110」は、多くの警察署で使用される代表電話の番号。

つまり、日本人にとって「0110」は警察を連想しやすい数字。
これを詐欺グループが巧妙に悪用し、信頼感を演出しているのです。


不審な国際電話はどうすればいい?

  • 着信に出ない
  • 留守番電話やSMSに返信しない
  • 必ず「+」や国番号の有無を確認
  • iPhoneやAndroidで迷惑電話対策アプリを設定する
  • 電話番号をGoogleで検索して、詐欺報告があるか確認する

FAQ:よくある質問

Q1. +219は本当にリビアの番号ですか?
はい、+219はリビアの国番号です。しかし、リビアに家族や友人がおらず、仕事関係でも接点がない場合、日本国内でこの番号から正規の連絡はほぼありません。

Q2. 本物の警察が本当に国際電話で連絡してくることはありますか?
通常、日本の警察が国際番号を使って電話することはありません。

Q3. 「0110」はなぜ使われているのですか?
日本では「0110」は、多くの警察署で代表番号(非緊急)として知られています。その印象を利用して、信頼させるために末尾に使われていると考えられます。


詐欺が疑われる電話番号

+21943070110


免責事項

本記事は、2025年8月時点の情報に基づいて作成しています。詐欺手口は日々進化しているため、内容の正確性・完全性を保証するものではありません。最新情報については警察庁や自治体の公式発表をご確認ください。また、疑わしい電話については、必ず最寄りの警察署へ相談してください。


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