+96・+969と表示される国際電話に注意
最近、「+96」や「+969」から始まるように見える電話番号からの着信について、不安の声が寄せられています。
「知らない国番号から電話がかかってきた」
「折り返しても大丈夫?」
「詐欺電話では?」
このような疑問を持って検索された方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、+96や+969と表示された電話番号は、発信者番号が偽装(スプーフィング)されている可能性があるため注意が必要です。
一方で、表示された番号だけで発信元や意図を断定することはできません。 本記事では、+96・+969と表示される電話番号の仕組みや考えられるリスク、安全な対処法について解説します。
+96は国番号ではない
まず知っておきたいのが、「+96」は国番号そのものではありません。
国際電話の国番号は通常、「+1」「+960」「+961」のように1~3桁で割り当てられています。
例えば、
- +1:北米
- +960:モルディブ
- +961:レバノン
- +962:ヨルダン
- +963:シリア
- +964:イラク
- +965:クウェート
- +966:サウジアラビア
- +967:イエメン
- +968:オマーン
などがあります。
そのため、「+96」という表示だけでは、実際の発信元の国を判断することはできません。
+969と表示される電話番号とは?
インターネット上では、「+969」で始まるように見える電話番号の報告も見られます。
過去には南イエメンが「+969」を使用していたこともありましたが、現在この番号が通常の国番号として利用されているとは考えにくく、表示方法や発信者番号の偽装(スプーフィング)が影響している可能性もあります。
電話番号の表示方法は端末や通信事業者によって異なる場合があり、「+969」と見えていても、実際の発信元を番号だけで特定することはできません。
発信者番号偽装(スプーフィング)とは?
発信者番号偽装(スプーフィング)とは、本来の発信元とは異なる電話番号を相手に表示させる手口です。
詐欺グループなどがこの技術を悪用し、
- 実在する企業
- 官公庁
- 警察
- 海外の電話番号
などになりすまして電話をかけるケースが確認されています。
そのため、表示された電話番号だけを見て、安全・危険を判断することはできません。
不審な国際電話でよくある手口
近年の国際電話詐欺では、次のような内容が報告されています。
- 「警察です」
- 「総務省です」
- 「通信サービスを停止します」
- 「未払い料金があります」
- 「あなた名義で犯罪に利用された携帯電話があります」
多くの場合、自動音声で不安をあおり、
- ボタン操作を促す
- オペレーターへ転送する
- LINEなどの別サービスへ誘導する
- 個人情報や金銭を要求する
といった流れになるケースがあります。
もし少しでも不審に感じた場合は、そのまま電話を切ることをおすすめします。
電話に出ると料金はかかる?
一般的には、着信に出ただけで通話料金や金銭を請求されることはありません。
ただし、
- 長時間通話を続ける
- 相手の指示に従って別の番号へ電話する
- 折り返し電話をかける
といった行動は避けましょう。
特に国際電話へ折り返した場合は、高額な国際通話料金が発生する可能性があります。
このような電話があったらどうする?
1. 知らない国際電話には出ない
心当たりのない海外からの電話は、無理に出る必要はありません。
必要な連絡であれば、留守番電話やSMSなどで連絡が来る場合もあります。
2. 折り返し電話をしない
最も重要なのは、安易に折り返さないことです。
折り返し電話によって、高額な国際通話料金が発生する可能性があります。
3. 電話番号を検索する
不審な番号だった場合は、
- JPnumber
- 電話帳ナビ
などの電話番号検索サイトで口コミを確認してみましょう。
同様の着信報告が見つかる場合があります。
4. 着信拒否を設定する
何度も着信する場合は、
- スマートフォンの着信拒否
- 携帯電話会社の迷惑電話対策サービス
- 迷惑電話対策アプリ
などを活用すると安心です。
5. 家族にも情報を共有する
国際電話詐欺は高齢者を狙うケースも少なくありません。
家族で
「知らない海外番号には出ない」
というルールを共有しておくことも、被害防止につながります。
インターネット上で報告されている表示例
電話番号検索サイトなどでは、例えば次のような表示例が報告されています。
- +9691420843
- +96907075243
これらはインターネット上で報告されている表示例であり、表示された番号だけで発信元や利用目的を断定することはできません。
問い合わせ先
万が一、不審な電話で不安を感じた場合は、一人で悩まず相談しましょう。
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188(いやや!)
よくある質問(FAQ)
Q1. +96や+969からの電話は無視しても大丈夫ですか?
はい。心当たりがない場合は、無理に出たり折り返したりする必要はありません。
必要な連絡であれば、別の方法で連絡が来る場合もあります。
Q2. 電話に出てしまいました。大丈夫ですか?
通常は、電話に出ただけで料金が発生することはありません。
ただし、個人情報を伝えたり、相手の指示に従ってLINEの友達登録やアプリのダウンロードなどはしないよう注意してください。
Q3. なぜ存在しないように見える番号から電話が来るのですか?
発信者番号偽装(スプーフィング)などの技術により、本来とは異なる番号が表示されることがあります。
そのため、表示された番号だけで発信元を特定することはできません。
Q4. 本当に警察や行政機関からの電話だった可能性はありますか?
一般的に、日本の行政機関や警察・企業が、国際電話番号から突然連絡し、その場で個人情報や金銭を求めることは通常ありません。
不安な場合は、一度電話を切り、自分で公式の連絡先を調べて問い合わせることをおすすめします。
まとめ
+96や+969と表示される電話番号については、
- +96、+969は国番号そのものではない
- 表示された番号だけで発信元を特定することはできない
- 発信者番号偽装(スプーフィング)の可能性がある
- 知らない国際電話には出ない・折り返さないことが重要
- 不安な場合は電話番号検索サイトや公式窓口で確認する
ことが大切です。
突然の国際電話に驚くかもしれませんが、慌てて対応せず、冷静に対処することで詐欺被害を防ぐことにつながります。
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参照・出典
- 警察庁|みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ
- 国民生活センター|海外からの知らない国際電話が増えています!迷惑な国際電話は無視しましょう ブロックも有効です
- 楽天モバイル|海外から電話がかかってくるのはなぜ?怪しい番号の見極め方や対処法を紹介
免責事項
本記事は、公開情報や電話番号に関する一般的な情報をもとに作成しています。特定の電話番号や発信者について違法性や詐欺行為を断定するものではありません。
電話番号の表示や利用状況は変更される可能性があり、本記事掲載時点と異なる場合があります。また、発信者番号は偽装されることもあるため、表示された番号のみで発信元を特定することはできません。
本記事は情報提供を目的としており、実際の対応や判断はご自身の責任で行ってください。万が一被害が疑われる場合は、最寄りの警察や消費生活センターなどの公的機関へご相談ください。
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