最近増えている「入管を名乗る」不審な国際電話
2025年現在、「出入国在留管理局(入国管理局)」を名乗る怪しい国際電話がSNS(X/Twitter)などで多数報告されています。
特に +671 から始まる番号には要注意です。
例として、こんな音声が流れます。
「出入国在留管理局です。重要なお知らせがあります。在留資格に影響する可能性があります。」
このような内容で不安を煽り、「番号を押す」よう誘導し、個人情報や金銭をだまし取る詐欺の可能性があります。
+671はどこの国番号?なぜ危険?
+671はかつてグアム(Guam)に割り当てられていた国番号ですが、現在は未使用です。
このため、日本の公的機関が+671から始まる番号で発信で連絡してくることは極めて不自然です。
さらに、最近は「スプーフィング」と呼ばれる発信者番号の偽装が増えており、実際には別の国や地域からの電話が+671と表示されるケースも確認されています。
詐欺に使われるよくある流れ
- 自動音声で「在留資格が危ない」などと不安をあおる
- 「1を押してください」と指示
- 詐欺グループのオペレーターにつながる
- 別媒体(LINE・ビデオ通話)に誘導
- 金銭や個人情報を要求
外国籍の方や留学生を狙い、多言語ガイダンスが使われる例もあります。
【結論】+671の電話は出ない・折り返さない
- 知らない海外番号には出ない
- 自動音声の指示で番号を押さない
- 個人情報や口座番号を伝えない
- 不安な場合は公式窓口で確認
よくある質問(FAQ)
Q1. +671の電話はどこから?
A. かつてのグアムの国番号ですが、現在は未使用。多くは偽装番号で詐欺目的と考えられます。
Q2. 本物の入管は自動音声で連絡しますか?
A. 基本的にありません。重要な連絡は書面や公式サイト経由です。
Q3. 出てしまった/1を押してしまったら?
A. 金銭や情報を渡していなければ被害に至らない可能性がありますが、警察(#9110)や消費生活センター(188)に相談してください。
詐欺が疑われる電話番号
+671561805363
まとめ
- +671発信の電話は詐欺の可能性大
- 自動音声で番号を押す指示には絶対従わない
- 公式情報で確認し、不安なら専門機関へ相談
参照リンク
- 出入国在留管理庁(Immigration Services Agency)|【入管を名乗る不審電話】
- 法務省|入管を名乗る不審な電話、メール等にご注意ください
- 警察庁|みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ
あわせて読みたい
免責事項
本記事は、報告された事例や国際電話の傾向をもとに注意喚起を目的として作成しています。
特定の団体や人物を誹謗中傷するものではありません。
対応にあたっては必ず公式情報を確認し、必要に応じて警察・専門機関へ相談してください。
コメント