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+88から始まる電話番号は要注意!末尾0110で警察を名乗る国際電話詐欺に注意

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最近、+88から始まり、末尾が「0110」の国際電話番号から、「警察」を名乗る不審な電話が全国的に報告されています。
このような電話は、発信者番号を偽装する「スプーフィング」という手口を使った特殊詐欺の可能性が高く、応答しないことが重要です。


1. SNS上での報告例

SNS(X/Twitter)では、会話例としては、次のような内容が投稿されています。

「警視庁捜査二課の〇〇です。△△さんのお電話でお間違いないでしょうか?
容疑者があなた名義のカードを持っていました。その口座がマネーロンダリングに使われていました。あなたに共犯の容疑が掛かっています。捜査協力で警察署に出頭してください」

最近は、電話番号と住所氏名を把握して上で、電話を掛けてくる事例が確認されています。詐欺グループは、準備をして電話を掛けてきますが、これらはすべて偽装されたもので、警察が国際電話や自動音声で金銭や個人情報を求めることはありません


2. 「+88」はどこの国?

+88から始まる番号は、特定の1か国ではなく、複数の国や通信サービスに割り当てられています。また使用されていない番号もあります。

国番号割り当て先・国名
+880バングラデシュ
+881xGMSS(衛星携帯電話)
+882国際ネットワーク
+883国際ネットワーク
+886台湾
884、885、887、889未割り当て

この特性を悪用し、見慣れない番号を表示して、不安にさせ電話を取らせようというものです。


3. 末尾「0110」とスプーフィングの関係

日本では「110番」は警察への通報番号ですが、今回のケースでは末尾0110を使い、あたかも警察署からの着信であるかのように見せかける偽装が確認されています。

これは「スプーフィング」と呼ばれる手口で、発信者番号の表示を自由に偽装できる技術です。
そのため、着信画面に警察や公的機関を思わせる番号が表示されても、実際には全く関係のない詐欺グループからの発信ということがあり得ます。


4. 対処法

  1. 心当たりのない国際電話には出ない
  2. 出てしまった場合は、すぐに通話を終了する
  3. 個人情報・暗証番号・送金依頼には絶対に応じない
  4. 不審な番号は着信拒否設定を行う
  5. 発信元が警察や役所を名乗っても、必ず公式の代表番号に自分からかけ直して確認する

5. 相談窓口

被害に遭った、または情報を伝えてしまった場合は、すぐに以下へ連絡してください。

  • 警察相談専用窓口(#9110)
  • 消費者ホットライン(188)

詐欺が疑われる電話番号

+8838540110

まとめ

+88から始まり末尾が「0110」の国際電話は、スプーフィングを使った警察詐称詐欺の可能性が非常に高いです。
着信を見ても安易に出ず、ブロック設定を行うことが被害防止の第一歩です。

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免責事項

本記事は、一般的な情報提供を目的として作成したものであり、特定の事案に対する助言や断定的な判断を行うものではありません。記載内容の正確性・最新性については細心の注意を払っておりますが、その完全性を保証するものではありません。実際に不審な電話や被害が発生した場合は、速やかに最寄りの警察署や消費者ホットライン(局番なし188)などの公的機関へご相談ください。当サイトの情報を利用したことによる損害について、当方は一切の責任を負いかねます。

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