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【注意喚起】+990からの電話にご注意!警察を名乗る詐欺が急増中

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「あなた名義の口座がマネロンに使われた」――突然の電話にご用心

最近、+990から始まる国際電話番号から、警察を名乗る不審な電話が多数報告されています。
電話では「逮捕した容疑者があなたのキャッシュカードを持っていた」「マネーロンダリングに使われた」などと話し、不安を煽って警察署への出頭を要求し、断るとLINEのビデオ通話に誘導するケースが確認されています。

今回は、そんな+990発の電話の内容や、詐欺の可能性が高い理由、万が一出てしまったときの対応などについて詳しく解説します。


+990からの不審電話とは?

詐欺が疑われる電話番号の一例:
+9909910110

SNS(X/Twitterなど)に投稿されている会話の例:

「警視庁捜査二課の〇〇です。△△さんでよろしいでしょうか?」
「逮捕した容疑者があなた名義のキャッシュカードを持っていました。口座がマネーロンダリングに使われた疑いがあります。至急、□□警察署に出頭していただきたい」

このように、本物の警察を装って、信用させたうえで個人情報や金銭を奪おうとする手口が横行しています。


+990の国番号はどこ?そもそも信頼できるの?

国番号の構成:
国番号は、国や地域を識別するための番号で、通常、国際電話をかける際に使用されます。国番号は、国際電気通信連合 (ITU) によって割り当てられており、一般的に1桁から3桁の数字で構成されています。

国番号の割り当て:
2025年時点では、+990のような番号は、国際電話番号としてどの地域にも割り当てられていません。存在しないはずの番号です。

なぜ掛かってくるのか?:
システムエラー 電話システムのエラーで、誤った番号が表示されることがごく稀にあります。
②スプーフィング 最近では、特殊詐欺グループが、偽の番号を表示して、電話をかけてくることが大きな社会問題となっています。

つまり、+990から始まる電話番号で着信があった場合は、高確率で詐欺・悪質な業者の可能性があるということです。安易に折り返し電話をしないように注意してください。


実際にかかってきたらどうすればいい?

万が一、+990からの着信に出てしまった場合は以下の対処を行ってください。

🔹すぐに電話を切る

内容が不審であれば即座に終了。途中で「はい」などと答えないのが理想です。

🔹個人情報・番号を絶対に伝えない

名前・住所・口座番号・暗証番号などを聞かれても、絶対に答えないでください。

🔹録音・スクリーンショットを残す

もし会話内容を録音できる環境にあれば証拠として保存。通話履歴のスクショも有効です。

🔹警察や消費者ホットラインに相談

被害の有無にかかわらず、不審な内容であればすぐに警察(#9110)消費者ホットライン(188)へ相談しましょう。

🔹着信拒否・迷惑電話アプリを活用

今後の被害を防ぐため、該当番号を着信拒否設定にしましょう。また迷惑電話対策アプリ(Whoscall、電話帳ナビなど)も有効です。


よくある質問(FAQ)

Q1. +990の電話番号はどこの国のものですか?

A1. 2025年時点では、+990は、どこの国にも割り当てられていません。未使用であり、存在しないはずの番号です。


Q2. 警察が容疑者に直接電話をかけてくることはありますか?

A2. 基本的にそのような対応は行われません。
警察が容疑者に接触する際は、原則として書面による通知(出頭要請書)や、警察官の訪問による対応が一般的です。
事件性のある重要な案件であれば、電話だけで済ませることはほとんどなく、正式な手続きが取られます。
もし「容疑がある」などの理由で突然電話がかかってきた場合、それは詐欺の可能性が極めて高いため、安易に信じず、すぐに通話を終了してください。


Q3. 電話で「マネーロンダリングの容疑がある」と言われたら?

A3. 詐欺の可能性が極めて高いです。公的機関が電話だけで犯罪の関与を告げてくることはありません。すぐに通話を終了してください。


Q4. 「はい」と答えてしまったけど大丈夫?

A4. 「はい」と答えただけでは、大きなリスクはないと考えられますが、不安であれば、最寄りの警察や消費者ホットラインへ相談しましょう。


Q5. どこに通報すればいい?

A5.

  • 消費者ホットライン(局番なし188)
  • 警察相談専用電話(#9110)
  • 最寄りの警察署や都道府県警のサイバー犯罪対策窓口

免責事項

本記事は、読者の安全と特殊詐欺防止のために、公開されている情報や被害報告に基づいて作成されたものです。情報の正確性には十分配慮しておりますが、すべての事例に対応しているわけではありません。

実際のトラブルや被害が発生した場合は、必ず公的機関(警察・消費者庁など)へ相談・通報してください。
当サイトでは、情報提供のみを目的としており、個別の被害やトラブルに関する責任は負いかねますのでご了承ください。


まとめ

+990からの不審電話は、高確率で詐欺の可能性がある特殊詐欺の一種です。「警察やNTTなどの通信会社を名乗るから」「本物っぽい名前を出されたから」といって信じてしまわず、一呼吸置いて冷静に対応することが何より大切です。

詐欺は年々巧妙化しています。自分自身や大切な家族を守るためにも、「知っておくこと」「共有すること」を心がけましょう。

参照

警察庁|みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ
    ニセ警察詐欺に注意!
埼玉県警察|無料でできる国際電話の利用休止(固定電話) – 埼玉県警察

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