📞「こちらは保健医療局です…」──突然の自動音声に違和感
ある日、スマホに知らない番号から着信がありました。
出てみると、自動音声でこう流れてきました。
「こちらは保健医療局です。保険証の使用について重要なお知らせがあります。何度もご連絡を差し上げましたがご返答がなかったので、こちらが最終のご連絡となります。オペレーターにお繋ぎする方は1を押して下さい」
えっ、保険証?保健医療局?
なんのことか分からず、不安になった私は…1を押してしまいました。
【体験談】1を押したあと、何が起きた?
私の体験を簡単に紹介します。
- 1を押すと、人間のオペレーターにつながった
- 名乗りは「保健医療局の●●です」と淡々とした口調
- 「本人確認のため住所氏名と生年月日を確認させてください」と要求
- 言われるがままに伝えそうになったが、不安になり電話を切った
のちに調べてみたところ、これは保健医療局を装った詐欺電話だったと分かりました。
よくある詐欺電話の特徴とは?
保健医療局をかたる詐欺電話には、以下の特徴があります:
- 自動音声ガイダンスで始まる
- 「重要なお知らせ」「保険証が不正使用された」など不安をあおる
- 「1を押してください」など数字入力を促す
- オペレーターにつながると、個人情報(名前・住所など)を聞き出す
✅ 押した時点で“詐欺師と直接会話”になってしまう危険性あり!
本物の保健医療局はこんなことをしません
都道府県など自治体の「保健医療局」が電話で次のようなことをすることはありません:
- 自動音声での連絡
- 「1を押してください」などと操作を指示する
- 個人情報や口座情報を聞き出す
- SNSやアプリでの連絡(LINEやWhatsAppなど)
- 金銭の要求
こういった手口が使われた時点で、99%詐欺と疑ってOKです。
「1を押すとどうなる?」→ 詐欺師とつながるリスク
「1を押すとどうなるの?」という疑問はよく聞かれます。
押した場合、以下のようなリスクがあります。
- 人間の詐欺オペレーターに繋がる
- 会話が録音され、声紋などを悪用される可能性も
- 話を引き出され、個人情報や家族構成を伝えてしまう危険性
- 電話番号が“反応ありのターゲット”として名簿に登録される
つまり、「1を押す」という行動が詐欺被害への入り口になってしまうのです。
詐欺電話が来たときの正しい対処法
📌 自動音声で「1を押してください」→ 押さずに即切断
📌 不安な内容なら、正規の機関に自分で確認の電話を入れる
📌 番号が「+」や国際番号だった場合は、そもそも出ないのが安全
📌 録音・スクショしておくと、消費者センターや警察に相談しやすい
まとめ:体験談として言いたい「数字は絶対に押さないで!」
つい「自動音声だから」と気軽に対応してしまうと、詐欺師に狙われることになります。
保健医療局を名乗る自動音声の電話は、まず疑ってかかるべきです。
個人情報や、あなたの家族を守るためにも――
「1を押してください」などには、絶対に従わないでください。
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