※この記事は 2026年1月時点の情報に基づいています。
三井住友銀行や三井住友カードを名乗る詐欺メールが届いた、という相談が増えています。
一見すると公式からの重要なお知らせのように見えますが、フィッシング詐欺の可能性が極めて高いメールです。
実際に確認されているメールの内容と、詐欺だと見抜くためのポイントを解説します。
1. 詐欺メールの具体例
件名:ご利用状況に関する重要なお知らせ
差出人:
三井住友銀行 監査部(mao[.]mori0b@yuki12[.]bjtaixiang.com)
本文の主な内容(要約):
「組織犯罪やテロ資金供与対策として、法令に基づきお客さま情報の更新をお願いしています。期限までに更新がない場合、利用を制限することがあります。」
文中には、
「情報更新のご案内ページへ」
といったリンクが設置されています。
2. 詐欺メールの見分け方
① 送信元のメールアドレスがおかしい
差出人名は「三井住友銀行 監査部」ですが、実際のドメインは以下のようになっています。
yuki12[.]bjtaixiang.com
正規の金融機関が、このような無関係なドメインを使用することは通常ありません。
② 部署名が一致していない
メールの冒頭:
三井住友銀行 監査部
メール末尾の署名:
三井住友カード
コンプライアンス統括部
銀行なのかカード会社なのか、監査部なのかコンプライアンス部なのか、設定が矛盾しています。
公式メールでこのような不整合が生じることは考えにくいです。
③ リンク先が公式サイトではない
「情報更新のご案内ページへ」に設定されているリンク先は以下のようなURLでした。
詐欺サイトURL例:
hxxps://gdlongfu[.]com/mem
三井住友カードの公式サイトは「smbc-card.com」を含むドメインです。
公式ドメイン以外へ誘導するメールは、詐欺の可能性が極めて高いと判断してください。
3. もしメールが届いたら
- リンクはクリックしない
- カード番号、暗証番号、Vpassパスワードなどを入力しない
- 公式のウェブサイトやアプリから直接ログインして状況を確認する
ポイント
銀行やカード会社が、メールのリンクからカード番号や暗証番号をすべて入力させることはありません。
4. すでに情報を入力してしまった場合
- すぐに公式サイトでパスワードを変更
- クレジットカード会社へ連絡し、利用停止や再発行を相談
- 不安な場合は警察相談専用電話「#9110」へ相談
被害を最小限に抑えるため、早めの対応が重要です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 三井住友銀行からメールで情報更新を求められることはありますか?
A. 原則として、重要な個人情報をメール内リンクから入力させることはありません。公式のアプリやサイトからの案内が基本です。
Q2. 本物のメールかどうか確認する方法は?
A. メールのリンクは使わず、公式のサイトやアプリを自分で開いてログインしてください。
Q3. 返信してしまいましたが大丈夫ですか?
A. 返信するとアドレスが有効だと判断され、迷惑メールが増える可能性があります。今後は無視し、必要に応じてアドレス変更を行いましょう。
まとめ
今回のメールは、新年度などのタイミングに合わせた「定期確認」を装う巧妙なフィッシング詐欺です。
- アドレスを確認する
- 部署名の不一致をチェックする
- 公式ドメイン以外のURLは開かない
この3点を意識するだけでも、被害を大きく減らせます。
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参照・出典
- 三井住友銀行|フィッシング詐欺
- 三井住友カード|弊社を装った不審なメールやSMSにご注意ください
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのメール、フィッシング詐欺!(発表情報)
- フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan
【免責事項】
本記事は詐欺被害防止を目的とした注意喚起情報です。掲載内容は作成時点の情報に基づいており、すべての詐欺手口に対応することを保証するものではありません。不審な点がある場合は、各サービスの公式窓口または最寄りの警察署へご相談ください。

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