※本記事は、不審なメールやフィッシング詐欺被害を未然に防ぐことを目的とした一般的な注意喚起です。
※東京ガスや myTOKYOGAS の正規サービスを否定・断定するものではありません。
はじめに|
結論から言うと、東京ガスの会員サービス「myTOKYOGAS」を名乗る「ご請求料金確定のお知らせ」メールは、フィッシング詐欺に悪用される手口と多くの共通点が確認されており、リンクを開かず無視・削除するのが最も安全です。
2026年1月現在、料金未払い・供給停止を匂わせて不安を煽り、偽サイトへ誘導する不審なメールが不特定多数に送信されているとの報告が複数確認されています。
myTOKYOGASを名乗る不審メールの具体的内容(実例)
実際に確認・報告されているメール内容の一例です。
■ 送信情報
- 送信者(表示名):myTOKYOGAS
- 送信元メールアドレス:dm-wtmichnt@tnaorlp[.]cn
- 件名:【myTOKYOGAS】ご請求料金確定のお知らせ
■ メール本文(抜粋)
【myTOKYOGAS】ご請求料金確定のお知らせ
日頃より、myTOKYOGASをご利用いただきありがとうございます。
今月のご請求金額が確定いたしました、期限内にお支払いを完了してください。万一、支払期日を過ぎると、サービスのご供給を【停止】致します。
下記URLよりログインしてお支払いください。▼ 支払いの詳細リンクエント
※更新の有効期限は、24時間です。
お支払い前に、添付の請求書をご確認いただき、お支払い金額が正確であることをご確認ください。
既にお支払いいただいた場合は、このお知らせを無視していただいて結構です。ご不明な点やご質問がある場合は、お気軽にお問い合わせください。お客様サポートチームがお手伝いいたします。
ご協力とご理解に感謝いたします。早期のお支払いをお待ちしております。
※文面・表現は一例であり、同様の内容で異なる文章が使われるケースもあります。
偽サイトへ誘導するURLの例
メール内のリンクには、以下のような東京ガス公式とは無関係のURLが設定されています。
- 誘導先URL:
hxxps://falcality[.]fjfqdgw[.]cn/mtgalogin/
※公式サイトのドメインではありません。
ここが怪しい|myTOKYOGAS偽メールを見分ける3つのポイント
1. 送信元アドレスが「.cn」ドメイン
東京ガスの公式メールは、通常@tokyo-gas.co.jp
などの日本国内ドメインが使用されます。
今回確認されている 「@tnaorlp[.]cn」 のような中国の国別コードドメインを、東京ガスが公式連絡に使用することは通常ありません。
また、詐欺グループは頻繁にアドレスを変えます。今回は .cn でしたが、今後は .top や .shop、あるいは巧妙に公式に似せたドメインが使われる可能性もあるため、アドレスの末尾には常に注意してください。
2. 日本語表現が不自然
本文中の
- 「リンクエント」という意味不明な表現
- 句読点の不自然な使い方
- 機械翻訳のような文章構成
これらは、海外の詐欺グループによるフィッシングメールで頻繁に見られる特徴です。
3. 「24時間以内」「供給停止」で焦らせる
- 有効期限は24時間
- 支払わないと供給停止
といった強い期限・不利益を強調する表現は、冷静な判断を奪うための典型的なフィッシング手法です。
もしこのメールが届いたらどうする?
① リンクは絶対にクリックしない
リンク先は本物そっくりの偽ログイン画面になっており、
ID・パスワード・クレジットカード情報を入力すると、そのまま盗み取られる危険があります。
② 公式のアプリやウェブサイトから確認する
請求状況が本物か気になる場合は、
メールのリンクではなく、以下の方法で確認してください。
- 東京ガス公式アプリ
- あらかじめ保存している公式サイトのブックマーク
- 正式な myTOKYOGAS サイト
③ メールは削除・迷惑メール報告
不審なメールは返信せず、そのまま削除するか、
メールソフトの「迷惑メール報告」機能を利用してください。
FAQ|よくある質問
Q1. 偽サイトを開いただけでも危険ですか?
A. 開いただけで即被害に遭う可能性は高くありませんが、情報入力は絶対に行わず、すぐにブラウザを閉じてください。
Q2. クレジットカード情報を入力してしまいました
A. すぐにカード会社へ連絡し、
「フィッシングサイトに入力した可能性がある」と伝えて利用停止手続きを行ってください。
あわせて myTOKYOGAS のパスワード変更も行ってください。
Q3. 東京ガスは本当にメールだけで供給停止を通知しますか?
A. 通常、料金未払いによる重要な通知は、書面(ハガキ等)で行われます。
メールだけで突然「24時間以内に停止」と通知するケースは一般的な対応ではありません。
まとめ
- 「myTOKYOGAS」を名乗る「ご請求料金確定のお知らせ」メールは要注意
- 送信元が .cn ドメインなら極めて不審
- 「供給停止」「24時間以内」は典型的な詐欺誘導表現
- 無視して削除し、確認は必ず公式のサイトやアプリから
不審なメールには反応せず、冷静に対処しましょう。
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参照・出典
- TOKYO GAS|フィッシング詐欺 (東京ガスを名乗るメールやSMS) にご注意ください
- フィッシング対策協議会|東京ガスをかたるフィッシング (2025/04/09)
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談が依然高水準!-
免責事項
本記事は2026年1月時点の公開情報および利用者報告をもとに作成した注意喚起記事です。
特定の個人・団体・組織の違法性を断定するものではありません。
詐欺の手口は日々変化しており、本記事の内容と異なる形式で届く可能性もあります。
実際の請求状況や契約内容については、必ず東京ガス公式サイトや正規窓口へ直接ご確認ください。

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