2026年1月現在、Vpass(三井住友カード等)を装い、「ポイントが失効する」と不安を煽ってカード情報を盗み取ろうとするフィッシング詐欺とみられる不審メールが拡散しています。
前回確認された事例と同様、42,826ポイントという高額な残高を表示し、リンクのクリックを促す手口が特徴です。本記事では、この不審メールの具体的な見分け方と、安全な対処法を整理して解説します。
🔍 受信が報告されている不審メールの実例(2026年1月確認)
※以下は実際に報告されている内容をもとにした情報整理であり、特定の送信元を断定するものではありません。
- 送信者名:Vpass
- 送信元アドレス:support@bbabt19[.]qdpalha[.]shop
- 件名:
[メールアドレスのユーザー名],【ポイント失効防止】Wоrld Рrеsеntポイント移行のお願い - 誘導先URL:
hxxps://www3[.]vpass[.]ne[.]jp%E2%88%95…(中略)…@shoopp[.]qpon/
※URLの末尾が shoopp[.]qpon という、Vpassとは無関係なドメインになっています。
📧 メール本文の内容(抜粋)
World Presentポイント移行のご案内 [メールアドレスのユーザー名] 様
日頃よりVpassをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
お客様が保有されている World Presentポイント(残高:42,826ポイント)は、
Vポイントへの移行手続きを行っていただくことで、引き続きご利用可能となります。
現在、移行の確認が取れておりませんため、念のためご案内申し上げます。
【移行を行わない場合の影響】
World Presentポイント制度は終了いたします。
自動移行は行われません。
未対応のままでは、すべてのポイントが失効となります。
【お手続き方法】
下記のリンクからVpass公式サイトにアクセスし、
Vpassカードの有効期限およびセキュリティコードを入力してください。
Vポイント移行手続き(公式リンク)
【移行後のご利用例】
Visa加盟店でのショッピング
スマホ決済「VポイントPay」でのご利用
Vpass限定キャンペーン特典
お客様の大切なポイントを失効させないためにも、
お早めに手続きを完了いただきますようお願い申し上げます。
一見すると正式な案内のように見えますが、内容を詳しく確認すると不自然な点が複数見られます。
❗ 偽メールを見抜くための「3つの異常点」
1. 送信元が「.shop」ドメイン
送信元メールアドレスの末尾が .shop となっています。
Vpassや三井住友カードが、公式案内にショッピングサイトのようなドメインを使用することは通常ありません。
2. URLの巧妙な偽装(難読化)
リンク先URLの冒頭には
www3[.]vpass[.]ne[.]jp
という公式サイトに見える文字列が含まれています。
しかし、その後に %E2%88%95 などの不自然な文字列が続き、最終的には
shoopp[.]qpon
という全く別のドメインに接続される構造になっています。
これは、スマートフォンなどでURLの先頭だけを見て安心してしまう心理を突いた、フィッシング詐欺でよく報告されている手口です。
3. カード情報の入力を求めてくる
メールや遷移先ページでは、
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
などの入力を求められるケースが確認されています。
ポイント移行の手続きで、セキュリティコードの入力を求めることは正規のサービスではまずありません。
この時点で、詐欺とみられる不審な案内だと判断できます。
🛡 被害に遭わないための対策
「42,826ポイント」は信用しない
高額なポイント残高を一律で表示し、「失効」を強調するのは、利用者の不安を煽るための典型的な手法です。
正確なポイント数は、必ず公式アプリ「Vpass」または公式サイトから確認してください。
リンク先URLを必ず確認する
リンクをタップする前に、長押しやマウスホバーで実際のURLを確認し、
vpass.ne.jp で正しく終了しているかを確認しましょう。
セキュリティコードは絶対に入力しない
暗証番号やセキュリティコードの入力を求めるメールは、その時点で詐欺とみられる不審メールです。
絶対に入力しないでください。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. Vpassの公式メールとどう見分ければいいですか?
三井住友カードの公式メールには、原則として
- ハンドルネーム
などが記載されます。
今回のように、メールアドレスの一部(ユーザー名)だけを宛名にしているものは注意が必要です。
Q2. セキュリティコードまで入力してしまった場合は?
すぐに三井住友カードの紛失・盗難受付デスクへ連絡し、カードの利用停止手続きを行ってください。
放置すると、不正利用につながる可能性があります。
Q3. 以前にも似たメールが届いたことがあります
詐欺グループは件名や文面を少しずつ変えながら、
「手続き未完了」「失効防止」などの表現で何度も送信してきます。
一度でも反応すると、狙われやすくなる可能性があるため、無視して削除を徹底してください。
📌 まとめ
警察を名乗る不審電話や、今回のVpassを装った不審メールなど、
2026年現在、公的機関や有名サービスを装う手口が後を絶ちません。
- 「ポイント失効」
- 「至急対応」
- 「手続きをしないと利用不可」
といった内容には、一度立ち止まって疑うことが重要です。
確認は必ず、メール内リンクではなく、公式サイトやアプリから行うようにしてください。
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参照・出典
- 三井住友カード|弊社を装った不審なメールやSMSにご注意ください
- Vポイント|Vポイントを名乗るなりすまし・不審なメールを受け取りました。どうすればいいですか?
- フィッシング対策協議会
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談が依然高水準!-
🧾 免責事項
本記事は、一般に報告されている情報をもとに作成した注意喚起を目的とする記事です。
特定の送信元や個人・団体の行為を断定するものではありません。
不審な連絡を受けた場合は、必ず各サービスの公式窓口へ直接お問い合わせください。

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