※本記事で紹介するメールは、SBI証券および北尾吉孝氏とは一切関係のない第三者によって送信された詐欺メールです。
本記事は詐欺手口の解説と被害防止を目的としたものであり、同氏や同社の投資活動を評価・推奨するものではありません。
2026年に入り、SBIホールディングス代表取締役会長兼社長・北尾吉孝氏の名を騙る不審なメールが相次いで確認されています。
2026年1月に確認されていた手口から、2月に入り送信元メールアドレスや誘導先URLを変更した「最新版」が出回っている状況です。
これらは、著名人の信頼性を悪用してLINEへ誘導し、最終的に金銭を騙し取る
「SNS型投資詐欺(投資勧誘詐欺)」の典型的な入口と考えられます。
本記事では、実際に確認されている詐欺メール全文(2026年2月版)を掲載し、見落としてはいけない不自然な点を詳しく解説します。
【2026年2月最新版】実際に確認された詐欺メール全文
From: 株式会社SBI証券
(hankyu-tabimag@hei[.]hankyu[.]co[.]jp)
件名:
【SBI公式】北尾吉孝より、資産3倍を実現した特別な投資情報のご案内
メール本文:
投資家の皆様 各位
平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。SBIホールディングス代表取締役社長 北尾吉孝でございます。
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(リンク先:h**p://www[.]sbilineaa[.]com/)※事例は過去の実績の一例であり、成果を保証するものではありません。
※投資にはリスクが伴います。最終判断はご自身でお願いいたします。<お問い合わせ>
SBIホールディングス お客様サポート
E-mail: support@sbiholdings[.]co[.]jp | TEL: 03-1234-5678SBIホールディングス株式会社
代表取締役社長 北尾吉孝
このメールが「極めて不自然」な理由
一見すると、
- 丁寧な挨拶
- リスクに関する注意書き
- 公式風の署名
などがあり、以前より巧妙化しています。
しかし、以下の点は典型的な詐欺手口と一致します。
1. 送信元メールアドレスがSBIと無関係
表示名は「株式会社SBI証券」ですが、実際の送信元は hankyu-tabimag@hei[.]hankyu[.]co[.]jp です。
SBI証券やSBIホールディングスが、他社ドメインを使って投資勧誘メールを送信することは、コンプライアンス上まず考えられません。
【重要】ドメインの悪用に注意 送信元に含まれるドメイン名は実在する企業のものですが、これは詐欺グループがメール配信システムを悪用したか、送信元を偽装(なりすまし)して送信しているものと推測されます。当該企業がこの詐欺に関与していることを示すものではなく、むしろ企業側もブランド名を悪用された被害者である可能性が高い点に注意してください。
2. 誘導先URLが公式ドメインではない
リンク先として設定されている
h**p://www[.]sbilineaa[.]com/ は、
SBI証券の公式ドメイン sbisec.co.jp とは一切関係ありません。
「sbi」「line」などを組み合わせたURLは、
フィッシング詐欺で非常によく使われる特徴です。
3. 「LINE限定・先着順」という勧誘
大手金融機関の代表者が、
公式サイトや正規アプリを使わず、LINEへ個別誘導して投資情報を配信することはコンプライアンス上極めて考えにくい行為です。
LINEへ誘導する目的は、
外部の監視が届かない場所で
- 偽の成功談
- サクラによる勧誘
を行うためと考えられます。
4. 極めて不自然な高利回りの提示
- 「2ヶ月で約3.4倍」
- 「月利12%を継続」
これらは、現実的な投資水準とは大きく乖離しています。
射幸心を煽り、冷静な判断力を奪うのは、SNS型投資詐欺で典型的に見られる特徴です。
Q&A|よくある疑問
Q1. 「北尾吉孝 LINE 投資」は本物ですか?
いいえ。
SBI証券や北尾吉孝氏が、LINEで直接投資銘柄を案内している事実は確認されていません。
著名人名義のLINE投資勧誘の多くは、なりすまし詐欺と考えるべきです。
Q2. 本物のSBI証券メールとの見分け方は?
以下を必ず確認してください。
- 送信元ドメインが sbisec.co.jp か
- URLが公式ドメインと完全一致しているか
- LINEや外部SNSへの誘導がないか
一つでも違和感があれば、公式サイトから直接確認するのが安全です。
Q3. クリックしてしまったらどうすればいい?
- 追加情報を入力しない
- LINE登録・返信をしない
- パスワードを入力した場合は即変更
可能であれば、消費生活センター(188)や警察相談窓口(#9110)への相談も検討してください。
受信した場合の正しい対応
- リンクは絶対にクリックしない
- アドレスやURLが変わっていても安心しない
※詐欺グループは対策回避のため頻繁に変更します - 公式サイトの注意喚起を必ず確認する
まとめ|著名人名義×LINE投資は要注意
「資産3倍」「無料LINE相談」「本人直伝」
これらは、SNS型投資詐欺で繰り返し使われてきた典型的な誘い文句です。
2026年に入り、
メール文面や免責表現を巧妙にした新しい手口が確認されています。
少しでも不自然さを感じたら、
メール内リンクには触れず、必ず公式窓口へ直接確認してください。
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参照・出典
- SBIホールディングス|当社グループを装った詐欺行為等にご注意ください
- SBI証券|SBI証券を装ったフィッシングメール等にご注意ください
- SBIマネープラザ|【重要】当社グループを装った詐欺行為等にご注意ください
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談が依然高水準!-
免責事項
本記事は2026年2月時点で確認されている情報を基にした注意喚起を目的としています。
特定の企業・人物が不正行為を行っていると断定するものではありません。
情報利用によって生じた損害について、当サイトは責任を負いかねます。
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