2026年1月、「三菱UFJ銀行 取引監視部」を名乗り、口座の利用状況に関する確認を求める内容のメールが確認されています。
本文では「マネーロンダリング」などの専門用語を用いて不安を煽り、外部サイトへ誘導する構成となっており、フィッシング詐欺が疑われる事例として複数報告されています。
本記事では、実際に確認されたメール内容をもとに、不審なメールを見分ける際の判断材料を整理します。
今回確認された三菱UFJ銀行を名乗る不審なメールの内容(原文)
※以下は、実際に確認された文面の一例です。
送信元表示
【三菱UFJ銀行】取引監視部 竹内
shota_doc@restsystem14.marinasol-canarias.com
件名
取引内容に関する重要なお知らせ
本文(
【三菱UFJ銀行】 取引内容に関する重要なお知らせ
平素より当行をご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、当行における取引モニタリングの結果、 お客さまの口座に関する複数の取引について、不自然な点が確認されました。
確認された懸念点(例):
- 通常のご利用状況と著しく乖離した資金移動
- マネーロンダリング行為に関連する可能性
- オンライン賭博等の不正利用が疑われる取引
当行は、関連法令に基づく確認義務を適切に履行するため、 お客さまに事実確認のご協力をお願いしております。
つきましては、お手数ではございますが、以下のアンケートフォームにて 簡単なご回答をお願い申し上げます。 ご回答内容については、当行の専門部署にて確認のうえ、必要に応じて その後、担当者よりご連絡を差し上げる場合がございます。
アンケートフォーム:
アンケートに回答する
ご注意事項
- 本件は調査目的の確認であり、当行がログイン情報の提供を求めることはありません。
- 本人確認書類の画像提出を依頼する場合は、事前に当行より正式な案内をいたします。
- 当行からの連絡は、登録済の連絡先のみを使用いたします。
お客さまにはご不便をおかけいたしますが、 ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【三菱UFJ銀行】
取引監視部 竹内
三菱UFJ銀行を名乗る詐欺メールを見分ける際の主な判断材料
1. 送信元メールアドレスが公式ドメインではない
送信元には実名のような表記がありますが、実際のメールアドレスは@mufg.jp や @bk.mufg.jp といった三菱UFJ銀行の公式ドメインではありません。
銀行からの正式な連絡は、原則として公式ドメインから送信されます。
この点は、不審なメールを判断する重要な材料の一つになります。
2. 企業情報・正式な連絡先の記載が確認できない
金融機関からの正規の通知メールには、通常以下のような情報が記載されます。
- 法人名
- 所在地
- 代表電話番号
- 銀行法等に基づく表記
今回確認されたメールでは、これらの情報が見当たりません。
この点も、正規の案内かどうかを見極める際の参考要素となります。
3. 誘導先URLが公式サイトと一致しない
メール内のリンク先は、以下のようなURLでした。
https://support.inzkxakfz.top/三菱UFJ銀行の公式サイトはbk.mufg.jp ドメインで運用されています。
.top などのドメインが直ちに危険とは限りませんが、
銀行の重要な手続きが公式ドメイン以外で行われることは通常ありません。
メール本文の「安心させる表現」に注意
本文中には
「ログイン情報の提供を求めることはありません」
といった記載があります。
しかし、このような文言は
受信者の警戒心を和らげる目的で使われるケースも報告されています。
実際には、リンク先でIDやパスワードなどの入力を求められる事例もあるため、
メール内リンクからの操作は控えることが推奨されます。
不安を感じた場合の落ち着いた対処方法
1. メール内のリンクは使用しない
少しでも不審に感じた場合は、リンクをクリックせず削除してください。
2. 公式サイト・アプリから直接確認する
口座状況が気になる場合は、
ブックマークした公式サイトやアプリから直接ログインし、
「お知らせ」欄を確認する方法が安心です。
3. セキュリティ対策を検討する
近年は銀行や証券会社を装ったフィッシングが増加しています。
忙しい時や体調が優れない時は、注意力が散漫となります。
普段なら引っ掛からないようなメールも開いてしまう事もあります。
システム的に偽サイトへのアクセスを検知・警告するセキュリティソフトは、
フィシング被害防止の観点から有効な対策の一つとされています。
(※以下は参考情報です)
(銀行・証券会社などを装うフィッシングサイトへのアクセス防止を目的とした製品例)
まとめ|三菱UFJ銀行を名乗る不審メールへの注意点
- 氏名や部署名が記載されていても、正規とは限りません
- 公式ドメイン以外からの銀行メールは慎重に確認する必要があります
- 不安を感じた場合は、メール内リンクを使わず公式サイトやアプリから確認しましょう
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参照・出典
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談が依然高水準!-
- 三菱UFJ銀行|金融機関を装う電子メールにご注意ください。
免責事項
本記事は、2026年1月時点で確認された情報提供を目的とした内容です。
特定の個人・団体を断定的に非難するものではありません。


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