※本記事は公開時点の情報をもとにした一般的な注意喚起です。最新情報は警察・消費生活センターなどの公的機関の公式発表をご確認ください。※本記事は、なりすまし詐欺の防止を目的としたものであり、特定の人物・団体を非難するものではありません。
はじめに:「警察」を名乗る詐欺電話が再び増加中
2025年11月現在、
「警視庁捜査二課」「千葉県警」「京都府警伏見警察署」「大阪府警」など、
実在する警察名をかたる詐欺の疑いがある電話の報告が相次いでいます。
その中でも、電話番号 「080-8258-4463」 からの不審な着信が複数報告されています。
通話内容の報告例
電話番号検索サイトなどの投稿によると、次のようなやりとりが確認されています。
- 「マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがある」と言われた
 - 「クレジットカードやキャッシュカードについて確認したい」と迫られた
 - 「警察署の番号から掛け直してもらえるか?」と聞いたら、すぐに電話を切られた
 - 「千葉県警を名乗り、事件について知ってるか?と言ってきた」
 
これらはすべて、警察の名をかたって個人情報を聞き出そうとする詐欺の可能性がある電話の典型例です。
詐欺の手口と目的
① 「マネロン」や「事件関与」で不安をあおる
「あなた名義の口座が犯罪に使われている」「事件に関与している可能性がある」と言い、心理的に動揺させます。
② 実在の警察名をかたる
「警視庁捜査二課」「伏見警察署」などの実在部署を名乗り、信頼を得ようとします。
③ 個人情報を聞き出す
「本人確認のため」と称して以下を要求するケースが確認されています。
- 氏名・住所・生年月日
 - 銀行名・口座番号
 - クレジットカード情報
 - LINEなどのビデオ通話での顔確認
 
これらはすべて、金銭詐欺や個人情報悪用の準備行為です。
スプーフィング(番号偽装)にも注意
詐欺グループは、携帯番号や固定番号を偽装して発信する「スプーフィング」を多用しています。
080-8258-4463のような携帯番号でも、実際の発信元は海外サーバーやVoIPサービス経由である可能性も指摘されています。
そもそも原則として、警察官が携帯電話から市民に連絡することはありません。代表番号などの固定電話からの連絡が基本です。
🚫 安全な対処法
- 名乗りが警察でも信用しない
→ 警察が電話で「逮捕状」「容疑が掛かっている」などを伝えることはありません。 - 個人情報を絶対に話さない
→ 氏名・住所・口座番号・マイナンバーなどは決して伝えない。 - 公式番号を自分で調べて確認
→ 「伏見警察署」などを名乗られた場合は、自分で警察署公式サイトを確認し、代表番号に直接電話。 - LINE・ビデオ通話に応じない
→ 偽造の警察手帳や逮捕状を映す手口が確認されています。本物の警察は、LINEで事情聴取や取り調べをしません。 - 通報・相談をためらわない
→ 少しでも不安があれば、警察相談専用ダイヤル(#9110)または消費者ホットライン(188)へ。 
よくある質問(FAQ)
Q1. 「マネロン」って本当に警察から電話があるの?
A. ありません。警察が電話で「マネーロンダリングの捜査」を依頼することは絶対にありません。
Q2. 警察署からの電話が本物か確認するには?
A. 一度電話を切り、自分で公式サイトを検索し、代表番号にかけ直してください。
Q3. 電話を録音してもいい?
A. 問題ありません。証拠として警察や消費生活センターに提出できます。
🔍 まとめ:「080-8258-4463」からの電話は警察を名乗る詐欺の可能性が高い
- 警視庁・京都府警・伏見警察署などを名乗る不審電話
 - 「マネロン」「捜査」「出頭命令」などで不安をあおる
 - 個人情報を聞き出す、または金銭詐取の前段階の可能性
 - 番号偽装(スプーフィング)の可能性あり
 - 対策は「信用しない・個人情報を話さない・#9110に通報」
 
📚 参照・出典
- 北海道警察|ニセ警察詐欺が多発!
 - 国民生活センター|警察を名乗る電話に注意!-警察がLINEに誘導することはありません-
 - 電話帳ナビ|080-8258-4463
 - JPnumber|08082584463
 
🧾 免責事項
本記事は特殊詐欺の未然防止を目的とした一般的な注意喚起です。
記事内の電話番号や通話内容は報告情報に基づいたものであり、
今後、同様の手口が他の番号で発生する可能性があります。
不審な電話を受けた際は、決して個人情報を伝えず、#9110または188に相談してください。
  
  
  
  
コメント