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+1800から始まる番号で「インターネットホットラインセンター」を名乗る電話に注意!実際の音声例と対処法まとめ

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🚨 はじめに

2025年現在、「インターネットホットラインセンター」を名乗る自動音声ガイダンスの国際電話が全国で多数報告されています。

この電話は、「通信回線の異常」や「未納料金」「利用停止」などを口実に不安を煽り、
「1番を押してください」とボタン操作を促す典型的な国際電話型特殊詐欺です。


📞 音声ガイダンスの例

「こちらはインターネットホットラインセンターです。
お客様がお使いの携帯電話がご利用停止となります。
詳細につきましては、1番を押してください。」

このような音声案内は、実在するインターネットホットラインセンターとは無関係です。
ボタンを押すとオペレーターと称する詐欺師につながり、
「個人情報」「クレジットカード情報」「マイナンバー」などを聞き出されるケースが報告されています。

インターネット・ホットラインセンター|職員を名乗る不審電話に注意


📱 詐欺が疑われる電話番号の一例

  • +1800XXXXXXX +1 (800) XXX-XXXX
  • +18001187855 +1 (800) 118-7855
  • +18006930064 +1 (800) 693-0064

これらの番号は、国際電話番号を悪用したスプーフィング(番号偽装)の可能性が高いです。


🌐 国際電話を利用した巧妙な手口

詐欺グループは、+18〜、+80〜、+97〜 などの国際番号を使用し、
「日本の公的機関」からの連絡を装います。

+1はアメリカ・カナダなど北米エリア、
800は「北米版のフリーダイヤル(トールフリー)」を意味します。

つまり、+1800〜の電話=日本のフリーダイヤルとは全く別物であり、
海外からの発信の時点で注意が必要です。


🕵️‍♀️ スプーフィング(番号偽装)とは?

「スプーフィング」とは、発信者番号を偽装し、本物は異なる番号を着信履歴に表示させる技術です。

表示上は「信頼できる番号」に見えても、実際は海外の詐欺グループが発信しているケースが多数確認されています。

👉 表示番号を信じず、自分で公式サイトから番号を確認することが重要です。


⚠️ 押すとどうなる?折り返すとどうなる?

「1番を押す」と…

  • 詐欺オペレーターに接続される
  • 個人情報や支払い情報を聞き出される
  • 様々な名目で金銭を要求される
  • 別の詐欺電話へのリスト登録につながる危険

折り返すと…

  • 高額な国際電話料金が請求される可能性
  • 詐欺業者に直接接続される
  • 「有効な番号」として再び狙われるリスク

👉 出ない・押さない・折り返さない の3原則を徹底しましょう。


🛡 対策:警察庁が推奨する「国際電話不取扱受付センター」

警察庁では、国際電話を利用した詐欺被害を防ぐために、
「国際電話不取扱受付センター」の利用を推奨しています。

これは、固定電話からの国際発信・着信を無償で停止できる制度で、
多くの特殊詐欺対策に効果があると報告されています。

👉 詳細は警察庁または通信会社の公式サイトをご確認ください。
大阪府警察|国際電話不取扱受付センターについて


❓ よくある質問(FAQ)

Q1. 国際電話に出てしまいました。料金はかかりますか?
→ 基本的に受信側が料金を負担することはありませんが、長時間通話や特殊設定の番号では高額請求の恐れもあります。

Q2. 留守番電話にメッセージが残されました。危険ですか?
→ メッセージを聞くだけでは料金請求は発生しません。操作や折り返しをしない限り安全です。

Q3. 間違って1番を押してしまいました。どうすれば?
→ 通話をすぐに終了し、通信会社や消費者ホットライン(188)・警察へ相談してください。


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🔗 参考リンク


📝 まとめ

  • 「インターネットホットラインセンター」を名乗る国際電話は詐欺目的
  • +1800などの国際番号は北米トールフリーを装った偽装の可能性
  • スプーフィング(番号偽装)で発信元を偽る手口が横行
  • 出ない・押さない・折り返さないの3原則を徹底
  • 不安な場合は #9110(警察相談専用) または 188(消費者ホットライン) へ相談

📌 免責事項

本記事は2025年10月時点の公開情報に基づき、注意喚起を目的として作成されたものです。
特定の企業・団体・個人を誹謗中傷する意図はありません。
最終的な対応は、読者ご自身の判断と責任にて行ってください。

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