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【注意喚起】総務省を名乗る自動音声ガイダンスに注意!+979から始まる国際電話は特殊詐欺の可能性【2025年最新版】

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はじめに

2025年秋ごろから、「総務省」を名乗る自動音声ガイダンス詐欺が全国で多発しています。
電話の冒頭で「こんにちは。総務省よりお客様の電話サービスが停止されることが通知されました」と流れ、「理由を確認するには1番を押してください」と誘導するものです。

しかし、この電話は公式なものではありません。
特に「+979」から始まる番号は、日本の行政機関や通信事業者が使用するものではなく、特殊詐欺国際課金型の迷惑電話の可能性が非常に高いです。


📞 実際の音声ガイダンス例

「こんにちは。総務省よりお客様の電話サービスが停止されることが通知されました。
理由をご確認いただくには、1番を押してください」

一見、行政機関からの公式通知のように聞こえますが、完全に偽装された音声です。
「1」を押すとオペレーター(を装った詐欺犯)につながり、個人情報や金銭を要求される可能性があります。


🚨 詐欺が疑われる電話番号の例

  • +979XXXXXXXXX
  • +979526038097
  • +979756387887

これらの番号は、日本国内の通信事業者ではなく、国際電話回線を経由した不正な発信元とみられています。
表示される番号自体も番号偽装(スプーフィング)により、実際の発信者番号とは異なる可能性があります。


🌍 「+979」とは? ― “国際プレミアムレート”の番号

国際電話の国番号は、「+」に続く数字で地域を示しています。

国番号割り当て備考
+9アジア・中東地域
+97未使用
+970パレスチナ自治政府(予約)
+971アラブ首長国連邦(UAE)
+972イスラエル
+973バーレーン
+974カタール
+975ブータン
+976モンゴル
+977ネパール
+978未使用(旧ドバイ割り当て)
+979国際プレミアムレートサービス(特殊課金番号)

🔍 「+979」は国や地域ではなく、“国際有料サービス専用の番号帯”です。
この番号に発信すると高額な国際通話料金が発生する可能性
があります。
詐欺業者が「押させる」ことで、不正な通話課金を狙うケースもあります。


💡 詐欺の目的と手口

  1. 「総務省」「通信管理局」などと名乗る
  2. 「通信が停止」「電話が使えなくなる」などと不安を煽る
  3. 自動音声で「1を押してください」と操作を誘導
  4. 応答した相手に個人情報(氏名・住所・番号など)を聞き出す
  5. さらに口座・カード・電子マネー情報・金銭などを要求

⚠️ 総務省を含む行政機関が、電話で「番号を押させる」「個人情報を聞く」ことは一切ありません。


🧩 「1」を押してしまった場合の対処法

  1. すぐに通話を切断する
  2. 個人情報を伝えてしまった場合は、速やかに警察相談専用窓口(#9110)へ連絡
  3. 電話会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)に発信履歴と課金の有無を確認
  4. 不審な国際課金があった場合は、通信会社に相談

🛡 安全対策のポイント

  • 「+9」や「+97」「+979」から始まる番号には出ない・押さない
  • 不明な国際番号は無視・ブロック
  • スマートフォンに迷惑電話対策アプリを導入
    (例:Whoscall、Google電話アプリの迷惑通話保護)
  • 家族・高齢者にも「自動音声に反応しない」よう共有する

❓ よくある質問(FAQ)

Q1. 本当に総務省から電話が来ることはあるの?
→ 総務省が市民へ電話で通知を行うことは基本的にありません。行政連絡は郵送または公式サイトで行われます。

Q2. 折り返してしまったら?
→ 国際プレミアムレートに接続され、高額通話料が発生する危険性があります。すぐに通信会社へ相談してください。


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🧾 免責事項

本記事は、2025年10月時点で確認された事例・報告をもとに構成しています。
特定の企業・団体・電話番号を断定・非難する目的ではありません。
安全な対応を促す一般的な注意喚起を目的としています。
実際の被害が疑われる場合は、警察または通信事業者へ速やかにご相談ください。

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