+1837はどこの国際電話番号?
「+1」は、北米(アメリカ・カナダ)に割り当てられている国番号です。
しかし、その後に続く「837」というエリアコードは、北米番号計画(NANP)上で公式に割り当てられていません。
そのため「+1837」で始まる電話番号は、次のような可能性が考えられます。
- 実在しない番号を装った スプーフィング(番号偽装)
- 詐欺グループが利用する 架空の国際番号
- 一見「北米からの電話」に見せかけた 不審な国際電話
👉 実際の地域を特定できない番号であることからも、注意が必要です。
出てしまったらどうなる?考えられるリスク
不審な自動音声による誘導
報告例では、自動音声で以下のような不安をあおる文言が流れることがあります。
- 「未納料金があるため、法的措置を取ります」
- 「料金滞納により回線を停止します」
その後、詐欺グループのオペレーターにつながり、個人情報や金銭を要求されるケースがあります。
折り返し電話をした場合のリスク
- 詐欺グループの窓口(オペレーター)につながる
- 高額な国際通話料が請求される
- 電話番号が「利用中」と認識され、継続的に狙われる
👉 特に「ワン切り詐欺」は、この折り返しを狙った典型的な手口です。
留守番電話を聞いた場合の料金は?
- 国内利用の場合、留守電を再生しても追加料金は発生しません。
- ただし海外ローミング中の端末では、着信転送や留守電アクセスで料金がかかる場合があります。
👉 海外滞在時は特に注意が必要です。
スプーフィングとは?電話番号偽装の手口
**スプーフィング(Spoofing)**とは、発信者番号を偽装して別の番号に見せかける詐欺手口です。
- 実際には海外からの発信なのに、日本国内の番号が表示される
- 存在しないエリアコード(例:+1837)が表示される
👉 表示される番号だけを信用せず、必ず公式サイトに掲載された番号へ確認することが重要です。
詐欺が疑われる電話番号
+1837120082
安全に対応するための回避方法
- 知らない国際番号には出ない
- 折り返し電話をしない(高額通話料や詐欺グループ接続を防ぐ)
- 着信拒否を設定する
- 繰り返し着信がある場合は、公的機関に相談する
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188
よくある質問(FAQ)
Q1. +1837からの着信は本当にアメリカやカナダからですか?
A1. 837はNANPに存在しないエリアコードです。正規の北米からの通話とは考えにくく、不審電話の可能性が高いです。
Q2. 折り返し電話をするとどうなりますか?
A2. 詐欺グループのオペレーターにつながる、または高額な国際通話料を請求されるリスクがあります。折り返しは避けてください。
Q3. 留守電を聞くと料金は発生しますか?
A3. 国内利用では通常かかりません。ただし海外ローミング中は、留守電転送に料金が発生する場合があります。
Q4. 電話番号の表示は信用できますか?
A4. 表示されている番号が必ずしも正しいとは限りません。スプーフィングによって偽装されている可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
+1837からの国際電話は、スプーフィングによる詐欺電話の可能性が高い番号です。
特に以下の点に注意してください。
- 「未納請求」などの自動音声
- 折り返し電話による高額通話料
- 繰り返し狙われるリスク
👉 安全のためには、
- 出ない
- 折り返さない
- 信じない
この3つを徹底することが重要です。
免責事項
本記事は、インターネット上の情報をもとにした一般的な注意喚起です。
特定の人物・団体を断定的に非難するものではありません。
内容の正確性や完全性を保証するものではなく、実際の被害や不審電話については、必ず警察や消費者ホットラインなどの公的機関へご確認ください。
メタディスクリプション
「+1837」は北米の国番号に含まれるが、837はNANP未割り当てのエリアコード。不審な国際電話やスプーフィング詐欺の可能性が高く、折り返しは危険。安全な対処法を解説。
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