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+979はどこの国?実は「国際プレミアムレート」!? スプーフィング詐欺電話の見分け方と対処法

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最近、SNSや掲示板で「+979」から始まる不審な国際電話の報告が増えています。中には「NTT」「総務省」「入国管理局」などを名乗る自動音声が流れ、ボタン操作を求められるケースもあり、注意が必要です。

「+979」は一体どこの国番号なのでしょうか?
結論から言うと、特定の国に割り当てられた番号ではなく「国際プレミアムレートサービス」に利用される特殊な番号です。個人に正規の着信がある可能性は低く、過去には不正利用の報告も確認されています。


+979はどこの国?実は「国際プレミアムレート」

+979は通常の国番号ではなく、特殊なサービス向けの番号帯です。

  • +9 → ゾーン9(中東・南アジア・東南アジアなどの地域)
  • +971〜977 → 各国に割り当て(例:UAE +971、イスラエル +972)
  • +978 → 現在未使用
  • +979 → 国際プレミアムレート(サービス専用番号)

つまり「+979」からの着信は、一般的な国際電話ではなく、サービスやシステム用の番号帯を偽装した可能性があるのです。


報告されている「+979」不審電話の特徴

  • 「NTT」「総務省」「警察」など公的機関を名乗る
  • 「回線が停止する」「不正利用があった」と不安をあおる
  • 数字キーの入力を求める(例:1や3を押す)
  • オペレーターに繋ぎ、最終的にLINEやアプリへ誘導
  • 個人情報やカード番号を聞き出そうとする

このように、信頼されやすい組織を装って不安を与え、個人情報を取得しようとする手口が報告されています。


スプーフィングとは?番号偽装の仕組み

スプーフィング(spoofing)とは、発信者番号を偽装し、異なる番号を相手に表示させる仕組みです。VoIPやIP電話を悪用することで実行可能であり、詐欺グループが利用するケースもあります。

偽装されやすい番号の例:

  • 存在しない国番号(例:+978)
  • 特殊用途番号(例:+979)
  • アメリカの国番号(+1や+18XXなど)

着信番号だけでは本物かどうか判断できないため、必ず公式窓口で確認することが大切です。


不審な+979着信の見分け方【5つのポイント】

  1. 知らない国番号・特殊番号 → 出ない
  2. 自動音声ガイダンス → 公的機関は使用しない
  3. 「NTT」「警察」を名乗る → 要注意
  4. 数字キーの操作を求める → 詐欺の典型的手口
  5. LINEやアプリへの誘導 → 被害の入口

電話を受けてしまったときの安全な対応

  • 指示されたボタンは押さない
  • 個人情報やカード情報は伝えない
  • 怪しいと感じたらすぐに通話を終了

万一情報を伝えてしまった場合は、以下の窓口に相談してください。

  • 警察相談専用電話:#9110
  • 金融機関(カード利用停止・再発行手続き)
  • 消費者ホットライン:188

詐欺を防ぐためのスマホ設定3選

  • 着信拒否設定で+979から始まる電話番号をブロック
  • 「不明な発信者を消音」をONにする
  • 迷惑電話ブロックアプリ(Whoscall、電話帳ナビなど)を利用

まとめ:+979は国番号ではなく特殊番号。着信には注意

  • +979は国際プレミアムレート専用番号で、通常の国際電話ではない
  • 個人に正規の着信がある可能性は低い
  • 「出ない・信じない・渡さない」を徹底することが安全
  • 不安を感じたら必ず#9110188に相談

FAQ(よくある質問)

Q. +979はどこの国番号ですか?

A. 特定の国番号ではなく、「国際プレミアムレートサービス」に利用される特殊番号です。

Q. 公的機関やNTTから+979で連絡が来ることはありますか?

A. 現時点でそのような公式利用は確認されていません。公的機関がこの番号を使うことはありません。

Q. +979からの電話でボタンを押してしまいました。大丈夫ですか?

A. 個人情報を伝えていなければ大きな被害の可能性は低いですが、念のため警察や金融機関にご相談ください。

Q. 携帯番号や日本の市外局番に偽装されることもありますか?

A. はい。スプーフィングにより、国内の番号に偽装されるケースも報告されています。


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免責事項

本記事は公開されている情報や報告事例をもとに作成した一般的な注意喚起です。特定の人物・団体を断定的に非難するものではありません。実際の対応は必ず公的機関や専門窓口にご相談ください。


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