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【注意喚起】「成田空港国際警察署遺失物センター」を名乗る不審電話にご注意!+1866からの着信はスプーフィング詐欺の可能性も

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はじめに

最近、「成田空港国際警察署生活安全課遺失物センター」を名乗る不審な電話が報告されています。
着信番号は「+1 (866) XXX-XXXX」(+1866)など海外の番号で、日本国内の警察や空港の公式連絡先とは明らかに異なります。

一見すると信頼できそうな名称ですが、実際には電話番号偽装(スプーフィング)による詐欺の可能性が高く注意が必要です。


実際の自動音声の例

被害報告によると、電話に出ると次のような自動音声が流れるケースがあります。

「こちら成田空港国際警察署生活安全課遺失物センターです。あなたのお名前が記載されている遺失物が届いております。まだお受け取りいただいていない場合は、1を押して担当部署までご連絡ください」

丁寧な案内のように聞こえますが、内容は不自然で詐欺電話の典型的な特徴を持っています。


なぜこの電話が詐欺・スプーフィングと疑われるのか?

✅ 国際番号(+1 866〜)からの着信

本来、成田空港や警察署からの連絡であれば「03」「0476」など国内番号からかかってきます。
アメリカ・カナダなどの北米地域を示す「+1」番号からの着信は極めて不自然です。

✅ 遺失物案内で「1を押せ」は不自然

正規の機関が音声ガイダンスで「1を押して担当に接続」することはほぼありません。
「1」を押すことで詐欺グループとつながったり、不正請求に利用される恐れがあります。

✅ スプーフィングの可能性

今回のように「+1866」などの番号表示でも、実際には 電話番号偽装(スプーフィング) によって発信元が偽装されている可能性があります。
表面上は「+1866(北米)」でも、実際には全く別の国や地域から発信されている場合があるため注意が必要です。

✅ 内容が曖昧で不安を煽る

「あなたのお名前が記載されている遺失物」といった表現は受け手の不安を刺激し、即座の対応を迫る典型的な詐欺の手口です。


実際の被害報告例

SNSや迷惑電話情報サイトでは以下のような声が寄せられています。

  • 「+1866からの自動音声で成田空港を名乗られた」
  • 「1を押したら不審なオペレーターにつながった」
  • 「留守電に機械音声が残っていた」

これらは 個人情報の聞き出しや金銭詐取を狙った詐欺 である可能性が高いと考えられます。


被害を防ぐための対策5つ

  1. +1など国際番号の着信には出ない・折り返さない
  2. 「1を押せ」などの指示には従わない
  3. 不審な番号はネットで検索して確認する
  4. 通話内容をメモ・録音し、警察や消費者ホットライン(188)に相談
  5. 着信拒否設定や迷惑電話ブロックアプリを活用する

まとめ:出ない・押さない・信じない

「成田空港」「警察署」「遺失物」といった単語で信頼感を装うのは、詐欺グループがよく使う手口です。
今回のように +1866番号やスプーフィングの可能性がある着信 には決して応じず、速やかにブロックしましょう。


おまけ:迷惑電話番号の調べ方

国内の電話番号が中心ですが、これらで検索することで、同じ被害を受けた人の報告を確認できます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 本当に成田空港から遺失物の電話がかかってくることはある?
→ はい。ただし「0476〜」など国内番号からの発信が一般的です。国際番号(+1など)は不自然です。

Q2. スプーフィングとは何ですか?
→ 電話番号を偽装し、あたかも別の番号から発信しているように見せかける手口です。最近の詐欺では一般的に使われています。

Q3. 間違って「1」を押してしまったら?
→ 即座に通話を終了してください。その後、不審な請求や個人情報流出の可能性を警戒し、必要に応じて警察や消費者ホットラインに相談しましょう。

Q4. 防ぐ方法はありますか?
→ 完全に防ぐのは難しいですが、迷惑電話ブロック機能やアプリの利用、不審な国際番号に出ない習慣が有効です。


詐欺が疑われる番号例

  • +18661953785 +1 (866) 195-3785 01018661953785

免責事項

本記事は2025年8月時点の情報に基づいています。詐欺の手口は日々変化しており、すべてのケースに当てはまるとは限りません。
紹介している番号は詐欺の可能性が高いとされるものであり、100%断定するものではありません。
被害に遭った場合は、必ず警察や消費者庁などの公的機関にご相談ください。


参照

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