最近「入国管理局」を名乗る怪しい電話が増加中
「出入国在留管理局です」「こんにちは法務省入国管理局です。重要なお知らせがあります。」といった日本の公的機関を名乗る不審な国際電話が、SNS(X/Twitter)などで多数報告されています。
特に、+425から始まる電話番号には注意が必要です。
自動音声の内容例:「在留資格に影響します」
報告されている事例では、以下のような自動音声ガイダンスが流れることがあります:
「出入国在留管理局です。重要な書類のお知らせがあります。在留資格に影響する可能性があります。」
こうした内容で不安を煽り、個人情報や金銭をだまし取ることが目的とみられます。
+425発の着信番号の例
+425XXXXXXX(具体番号は複数報告あり)
いずれも日本国内での使用がほとんどなく、公的機関の正規発信とは考えにくい番号です。
+4252387204
+4255764598
+425とはどこの国番号?どこからの電話?
「+425」は、現時点でどの国や地域にも割り当てられていない番号です。
実在する国からの発信とは限らず、スプーフィング(番号偽装)の可能性が非常に高いと考えられます。
✅ 「+425はどこの国?」「+425の電話はどこから?」と疑問に思ったら、まずは詐欺や偽装番号の可能性を疑いましょう。
電話の目的は?よくある詐欺の流れ
+425からの国際電話では、次のような手口が想定されます:
- 「在留資格が危ない」などと不安を煽る
- 「1を押してください」と誘導し、詐欺グループに転送
- LINEやビデオ通話など別媒体に誘導
- 金銭の要求や個人情報の提供を求める
外国籍の方や留学生を狙った多言語ガイダンスが使われるケースもあります。
【注意】+425の電話は無視してOK?出るべき?
基本:出ない/折り返さない
注意点:
- 知らない国際電話番号には出ない
- 自動音声で「番号を押して」などの操作をしない
- 個人情報や口座番号などを話さない・入力しない
- 不安な場合は公式サイトや相談窓口に確認する
- 日本語が不安な場合は、信頼できる知人や支援団体に相談する
よくある質問(FAQ)
Q. +425の電話番号はどこから来ているの?
A. +425はどこの国や地域にも割り当てられていません。スプーフィング(発信元偽装)の可能性が高く、正体不明の詐欺電話と考えられます。
Q. 出入国在留管理局は自動音声で電話してきますか?
A. 基本的にありません。重要な連絡は書面や公式サイトを通じて行われます。
Q. +425の電話に出てしまった/1を押してしまったらどうする?
A. 金銭や個人情報をまだ渡していなければ、被害に至っていない可能性が高いです。念のため以下に相談してください:
- 警察の相談専用窓口:#9110(全国共通・日本語)
- 消費者ホットライン:188
- 外国人支援団体や弁護士への相談も有効
まとめ:+425の国際電話は詐欺の可能性が高い
対応すべきこと:
- 出ない・折り返さない
- 自動音声で誘導された番号を押さない/個人情報を話さない
- 出入国在留管理局を名乗る場合でも必ず公式サイトや窓口に確認
- 不安な場合は#9110や支援団体に相談
参照ページ
- 出入国在留管理庁(Immigration Services Agency)|【入管を名乗る不審電話】
- 法務省|入管を名乗る不審な電話、メール等にご注意ください
- 警察庁|みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ
免責事項
本記事は報告されている詐欺事例や国際電話の傾向に基づき、注意喚起を目的として作成しています。
特定の電話番号・団体・人物を誹謗中傷する意図はありません。対応にあたっては、必ず公式情報の確認と専門機関への相談を推奨します。
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