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【要注意】+89は架空の国番号?詐欺電話の見分け方と安全な対処法

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最近、「+89」から始まる不審な国際電話が突然かかってきたという報告が増えています。
総務省やNTTを騙る自動音声ガイダンスが流れる、大阪府警などの警察を名乗るケースもあり、多くの方が不安を感じています。

本記事では、

  • 「+89はどこの国?」という疑問
  • 「なぜ電話がかかってくるのか?」という原因
  • 実際の詐欺の事例とその見分け方
  • 正しい対処法

について、わかりやすく解説します。


1. +89はどこの国?実在するの?

結論から言うと、「+89」は現在どの国にも割り当てられていない“存在しない国番号”です。

一般的な国番号の例:

  • +81:日本
  • +82:大韓民国(韓国)
  • +1:アメリカ・カナダ
  • +44:イギリス

「+89」が表示されている電話は、発信元を偽装している可能性が非常に高く、スプーフィング(番号偽装)による詐欺電話の疑いが強いです。


2. なぜ+89から電話がくるのか?

不審な電話が「+89」から届く主な理由は以下のとおりです:

  • 詐欺グループが発信元番号を偽装(スプーフィング)している
  • 海外経由のコールセンターによる自動音声詐欺電話
  • 固定電話や携帯の番号が流出・売買されてリストに登録されている

特に「何度もかかってくる」場合は、番号が何らかの名簿に載っている可能性があります。


3. 詐欺の可能性がある電話の特徴と事例

以下のような内容の電話は、詐欺の可能性が非常に高いため注意が必要です。

📌 実際に報告されている詐欺事例

❶ 総務省を名乗る自動音声

「こちらは総務省の総合通信局です。お客様の通信サービスを2時間以内に停止させていただきます。オペレーターにおつなぎする場合は、1を押してください。」

❷ 警察を装った詐欺

「警視庁捜査二課の〇〇です。△△さんのお電話でよろしいでしょうか?あなたの銀行口座が不正利用されています。警察署に出頭してください。」

❸ NTTを名乗る音声ガイダンス

「こんにちは。こちらはNTTです。あなたの通信回線に異常があります。2時間後に回線が停止されます。オペレータお繋ぎ繋ぎするには、1を押して下さい」

これらの共通点は、「不安をあおり、行動を誘導する」点です。


4. やるべき対処法とNG行動

✅ 正しい対処法

  • 電話に出ない・無視する
  • 留守電があっても折り返さない
  • 着信拒否設定にする
  • 心配なら警察や自治体に相談する

❌ 絶対にやってはいけないこと

  • 「1」などのボタンを押す
  • 折り返し電話をかける
  • 個人情報を伝える(名前・住所・マイナンバー・口座情報など)

たとえ本物の機関を名乗っていても、電話での指示に安易に従うのは危険です。


5. スプーフィングとは?番号偽装の仕組み

スプーフィング(Spoofing)とは、電話の発信元番号を偽装する技術です。

詐欺グループはこの技術を使い、

  • 存在しない「+89」などの番号を表示させ
  • 総務省やNTTなどの実在する機関を名乗り

信頼性を装って被害者を騙そうとします。

これはVoIP(IP電話)を使えば簡単に実行できてしまい、世界中で問題視されています。


6. よくある質問(FAQ)

Q1. +89はどこの国の電話ですか?
A. 正式な国番号ではありません。発信者番号が偽装されている可能性が高いです。

Q2. なぜ+が付いているのですか?
A. 「+」は国際電話の識別記号で、その後の数字が国番号を意味します。

Q3. 総務省や警察から電話がくることはある?
A. 基本的に、突然電話で「停止」や「逮捕」を告げることはありません。自動音声やLINE誘導は詐欺の疑いが濃厚です。

Q4. 折り返したらどうなりますか?
A. 高額な国際通話料金が発生したり、詐欺に巻き込まれたりする恐れがあります。絶対に折り返さないでください。


7. まとめ

  • +89は正式な国番号ではなく、存在しない番号です
  • スプーフィングによる詐欺の疑いが非常に高い
  • 総務省・警察・NTTなどを名乗る不審な電話には要注意
  • 電話に出ない・操作しない・情報を伝えないが鉄則
  • 不安な場合は、迷わず警察や消費生活センターに相談しましょう

8. 免責事項

本記事は一般的な注意喚起を目的とした情報提供であり、すべてのケースにおける正確性や詐欺の有無を保証するものではありません。
実際に被害に遭われた、または不安がある場合は、速やかに警察・消費生活センター・携帯電話会社などの公的機関にご相談ください。

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