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成田空港国際警察署生活安全課遺室物センターを名乗る電話は詐欺!不審な自動音声ガイダンスに要注意【2025年最新】

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突然の電話「あなたの名前の遺失物が届いています」— それ、詐欺です!

2025年に入り、「成田空港国際警察署生活安全課遺室物センター」という耳慣れない部署名を名乗る不審な自動音声ガイダンスの国際電話が相次いで報告されています。

特に海外からの「+1」「+80」「+259」などの番号を装った国際電話で、日本語の自動音声が流れるケースが多く確認されています。


実際の音声ガイダンスの例

こちら成田空港国際警察署生活安全課遺室物センターです。
あなたのお名前が記載されている遺失物が届いております。
まだお受け取りいただいていない場合は、1を押して担当部署までご連絡ください。

このようなガイダンスは一見もっともらしく聞こえますが、すべて詐欺です


「成田空港国際警察署生活安全課遺室物センター」は存在しません!

一見、公的機関のような名称ですが、「成田空港国際警察署生活安全課遺室物センター」という名称の正式な機関は存在しません

成田空港には千葉県警の空港警察署が存在しますが、「国際警察署」「生活安全課遺室物センター」などという名称は確認されていません。

このような名称は、詐欺グループが信頼感を演出するために創作した架空の組織名です。


この電話が詐欺である理由

詐欺の特徴詳細
国際電話からの着信+1、+80、+259などの国番号から発信される
日本語の自動音声正しい日本語だが、機械的で怪しい口調
架空の組織名実在しない部署名で信頼感を演出
キー操作を誘導「1を押す」などのアクションを求めてくる
個人情報・金銭の目的通話の先で個人情報や金銭を狙ってくる可能性が高い

「1を押す」とどうなるの?

番号を押すと詐欺グループのオペレーターに繋がり、以下のような被害が発生するおそれがあります。

  • 本人確認を装って氏名・住所・生年月日などを聞き出す
  • 遺失物の「保管料」「確認手数料」として金銭を要求
  • LINEなどのトークアプリに誘導し、顔写真や口座情報を詐取
  • 架空請求やクレジットカード不正利用に発展する場合も

スプーフィング(番号偽装)にも注意!

このような電話では、スプーフィング(番号偽装)によって、「+1 811」や「+80」、「+259」など、見慣れない海外の電話番号が表示されることがあります。

例:+1 (811) 123-4567
  +3881410110
  +8092040110

これは、見慣れない番号を表示させることで、不安にさせて、電話を取らせようとするものです。


対処法:電話が来たらどうする?

  1. 着信が有っても電話に出ない
  2. 電話に出ても、「数字」を押さない
  3. すぐに電話を切る
  4. 折り返し電話はしない
  5. LINEなど外部アプリには応じない
  6. 不安なら#9110(警察相談ダイヤル)へ相談
  7. 番号を着信拒否・迷惑電話として通報

よくある質問(FAQ)

Q1. 受信するだけで料金は発生しますか?
A. 受け取るだけで料金がかかることはほぼありません。ただし、折り返し電話をかけると高額な通話料が発生する可能性があります。

Q2. 本当に遺失物が届いているかもしれませんが?
A. 警察や空港施設が、国際電話・自動音声で個人に連絡することはありません。心配であれば、自分で調べた電話番号から確認をしましょう。

Q3. 番号が「+81」で始まっていても日本からの電話ではないのですか?
A. 確かに日本の国番号は「+81」です。しかし、通常、日本国内からの電話では「+81」はつきません。スプーフィングで偽装された番号である可能性が高く、正確な発信元はわかりません。


まとめ:怪しい電話は出ずに無視が正解!

  • 見知らぬ国際電話番号は 出ない・折り返さない
  • 自動音声で「遺失物」や「警察署」を名乗る電話は 詐欺の可能性大
  • 「1を押す」「LINEに誘導」されたら危険信号
  • 迷惑電話は ブロック・通報し、#9110や警察に相談を!

詐欺が疑われる電話番号

+18771350388
+18774711882
+18775500941
+18778720039

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参照ページ

成田空港|「成田空港遺失物係」および「成田空港警察署」を名乗る不審電話にご注意ください


免責事項

本記事は、一般的な注意喚起を目的として作成されています。個別の被害や対応については、お住まいの地域の警察署または警察相談ダイヤル(#9110)にご相談ください。

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