最近、「+259」で始まる電話番号からの着信に不安を感じた方が増えています。
- 「+259はどこの国？」
- 「折り返すべき？無視して大丈夫？」
- 「もしかして詐欺電話？」
この記事では、「+259」という国番号の正体と、詐欺や迷惑電話の可能性、そして安全な対処法について解説します。
+259はどこの国の番号？
結論から言うと、+259という国番号は正式には存在していません。
現在、国際電話の国番号としてITU（国際電気通信連合）に登録されているものには、+259は含まれていません。
ちなみに、+25は、アフリカ諸国地域に割り当てられている番号となります。
近接する国番号：
- +250：ルワンダ
- +251：エチオピア
- +252：ソマリア
- +253：ジブチ
- +254：ケニア
- +255：タンザニア
- +256：ウガンダ
- +257：ブルンジ
- +258：モザンビーク
- +260：ザンビア
この流れからもわかる通り、+259は割り当てられていない“空白の国番号（未割り当て）”である可能性が高いです。
なぜ存在しない国番号から着信があるの？
このようなケースでは、「スプーフィング（番号偽装）」の可能性が考えられます。
スプーフィングとは、発信元の電話番号を偽って着信させる詐欺的な手口の一種で、あたかも信頼できる国や地域からの電話のように見せかける技術です。
実際に報告されている事例
- 「+259」から自動音声が流れ、「こちらは総務省です」や「入国管理局です」と名乗るケース
- 「2時間後に電話が停止します」「未納があります」と不安を煽る内容
- 「詳細を知りたい方は1を押してください」と番号操作を支持
こういった電話は、詐欺グループへ繋がる危険性があるため注意が必要です。
出てしまった…対処法は？
うっかり電話に出てしまった場合でも、以下を守っていれば被害には直結しません。
- 相手の指示に従わない
- 個人情報を伝えない（名前、住所、口座など）
- すぐに通話を終了する
また、折り返し電話は避けましょう。高額な国際通話料が請求される（ワン切り詐欺）リスクがあります。
安全対策とおすすめの対応方法
- 着信拒否設定：「+259」で始まる番号をブロック
- 迷惑電話フィルターを活用：iPhone、Android、各キャリアのサービスを使用
- 不審な番号は検索：「+259 電話」などで検索し、評判や事例を確認
- 第三者に相談：不安な場合は、消費生活センターや警察相談窓口へ
よくある質問（FAQ）
Q. +259は本当に存在しない国番号なのですか？
はい、現在の国際番号一覧に+259は含まれていません。未割り当ての番号です。
Q. +259からの電話は必ず詐欺ですか？
断定はできませんが、スプーフィングによる詐欺の可能性が高いため、注意が必要です。
Q. 公的機関を名乗る電話でも信じない方がいい？
日本の総務省や入国管理局が+から始まる番号で電話をかけてくることはほぼありません。不審な場合は、正規の番号を調べて自分でかけ直すようにしましょう。
まとめ
「+259」からの電話は、正式な国番号ではない可能性が高く、詐欺やスパムの危険性があると考えられます。
知らない番号からの着信には慎重に対応し、「不安を感じたら出ない・折り返さない」を徹底しましょう。
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