2025年7月現在、0800-500-1149(08005001149)というフリーダイヤル番号から、自動音声ガイダンスによるアンケート電話が全国的に確認されています。
この電話では「住まい安全サポート」と名乗り、住宅の種類に関する選択肢を提示し、プッシュボタンでの回答を求める内容となっています。正体が不明なまま情報を収集する手口に警戒が必要です。
📞 通話内容の一例
口コミ投稿(電話帳ナビ・JPnumber)やSNS(X/Twitter)の報告によると、電話内容は主に自動音声ガイダンスで「住まい安全サポート」と名乗る事が多いとされています:
名称は、一見すると公共性のあるサービスや調査のように見せかけていますが、実際には住宅情報などの個人属性の収集を目的としている可能性があります。
❗「住まい安全サポート」は実在するのか?
現時点で「住まい安全サポート」という名称の団体・企業について、以下のような情報は確認されていません:
項目 | 確認状況 |
---|---|
法人登記・公式ウェブサイト | × 存在確認できず |
行政機関による認可・言及 | × 記載なし |
「住まい」や「安全」という言葉は一見安心感を与えますが、信頼できる公的機関や正式な会社名と誤認させる手口である可能性があります。
⚠️ 危険性と注意ポイント
危険ポイント | 解説 |
---|---|
実態不明の団体名 | 「住まい安全サポート」の実在が確認できず、責任主体が不明。 |
自動音声による誘導 | オペレーター不在で、ボタン操作のみを求める形式は悪質な勧誘に多く見られます。 |
個人属性の収集 | 「持ち家」などの情報から、営業リスト化や訪問販売の対象にされる可能性あり。 |
類似番号の存在 | 「0800-777-0319」「0800-300-9841」など、別名称での類似電話が多数報告されています。 |
📜 特定商取引法から見る法的リスク
この電話が「電話勧誘販売」に該当する場合、以下の法令違反の可能性があります:
- 第16条|事業者名等の明示義務
勧誘を始める前に、事業者名・担当者・勧誘の目的などを伝えなければなりませんが、本件ではそれが行われていないようです。 - 第6条|不実告知の禁止
公的機関風の名称や誤解を招く表現は、誤認を誘う不実告知に該当する恐れがあります。 - 第17条|再勧誘の禁止
一度断った相手への再度の勧誘は法律で禁止されています。番号や団体名を変えて繰り返すケースにも注意が必要です。
🛡 被害を防ぐための行動ポイント
- ✅ 知らない番号には出ない
- ✅ 出てもボタン操作はしない
- ✅ 個人情報(住所・住宅形態など)を絶対に話さない
- ✅ 通話内容を録音・着信時間をメモしておく
- ✅ 不安を感じたら188(消費者ホットライン)または #9110(警察相談)へ連絡
💬 よくある質問(FAQ)
Q:「住まい安全サポート」は実在の団体?
A:現時点で法人登録や公式発表は確認できません。実在の証拠がなく、信頼できない名称の可能性があります。
Q:ボタンを押してしまったが大丈夫?
A:住宅形態などの情報が収集された可能性があります。個人情報を話していなければ重大な被害に直結することは少ないですが、不安な場合は消費者センターへ相談してください。
Q:他の番号からも似た電話が来た…
A:異なる番号・団体名で繰り返し同種の電話が掛かってくる事例が多数報告されています。これに該当する場合は記録を取り、相談機関へ連絡を。
🔗 参考リンク
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🧾 免責事項
本記事は2025年7月時点の公知情報や口コミに基づき、消費者の安全意識向上を目的として執筆されています。
特定の企業・団体を誹謗中傷する意図はなく、正確な情報提供を心がけていますが、内容は各自の判断でご活用ください。
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